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Futuremark,「3DMark06/05」「PCMark05」をアップデート
●3DMark06(Build 1.1.0←Build 1.0.2)
- 64bit版を含むWindows Vistaへの対応(64bit版ではAdministrator権限でのみ実行可能)
- Windows Vista上で実行したときのスプラッシュスクリーンを修正
- テスト結果をエクセルシートに出力するときに生じていたいくつかの問題を修正
- システム情報(SystemInfo)取得方法の最適化による起動時間の短縮
- システム情報(SystemInfo)の,最新CPU&GPU対応
- 報告され,再現性が確認されたすべての問題の修正
●3DMark05(Build 1.3.0←Build 1.2.0)
- 「Fixed looping issues」(原文ママ。素直に受け取れば,プログラムの何かがループしてしまう問題が修正されたと取れるが……)
- システム情報(SystemInfo)取得方法の最適化による起動時間の短縮
- システム情報(SystemInfo)の,最新CPU&GPU対応
- 報告され,再現性が確認されたすべての問題の修正
●PCMark05(Build 1.2.0←Build 1.1.0)
- 64bit版を含むWindows Vistaへの対応(64bit版ではAdministrator権限でのみ実行可能)
- Windows Vista上で実行したときのスプラッシュスクリーンを修正
- テストに必要なWindows Media Playerの検索に関する問題を修正
- 「Fixed transparent windows issues」(原文ママ。ウィンドウの透過に関連する問題の修正,と思われる)
- システム情報(SystemInfo)取得方法の最適化による起動時間の短縮
- システム情報(SystemInfo)の,最新CPU&GPU対応
- 報告され,再現性の確認されたすべての問題の修正
というわけで,3DMark06とPCMark05でWindows Vistaへの対応が行われた(3DMark05はサポートされない)のと,バグ修正,最新PCハードウェアへの対応がメインのようだ。もっとも,以前のビルドと,「Online Result Browser」の互換性はなく,以後は最新版で取得したスコアが公式のものになるとされているので,ベンチマークスコアにも何らかの違いは生じている可能性が高い。
なお,有料版となるProfessional Edition以上では,従来どおりResult Browserを利用可能だ。
なんだかんだで定番のベンチマークテストなので,3DMarkを愛用(?)している人は,周囲との互換性を確保するためにも,アップデートしておいたほうがよさそうである。ただし,アップデート作業は自己責任となるので,この点はあらかじめ留意しておいてほしい。(佐々山薫郁)
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