ニュース
Dell,Core 2 Extreme QX6700搭載の“トップエンド”PCを発売
XPS 710はBTOに対応するが,標準構成だと,クアッドコアCPU「Core 2 Extreme QX6700/2.66GHz」に,メインメモリとしてPC2-5300 DDR2 SDRAM DIMM 512MB×2,グラフィックスカードは「GeForce 7900 GS」(グラフィックスメモリ256MB)搭載で,HDD容量160GBベースとなり,価格は34万7760円(税込)。“前傾姿勢”を採用するオリジナルPCケースなど,基本的なスペックは従来製品「XPS 700」と同等だ。XPS 700の標準構成中,標準構成のCPUがクアッドコアになったという理解で問題ないだろう。
一方,基本的な部分がXPS 700から変わっていないため,マザーボードは「nForce 590 SLI Intel Edition」チップセット搭載のまま。グラフィックスカードの選択肢も,発売時点では最上位が「GeForce 7950 GX2」搭載製品で,GeForce 8800シリーズがラインナップされておらず,ゲーマー向けのハイエンドを謳うには少々苦しい。Core 2 Extreme QX6700のテスト結果,そして標準構成の価格を考慮するに,少なくとも現時点において,XPS 710はゲーマーではなく,あくまでクアッドコアCPU搭載PCが欲しい人のためのものといえそうだ。(佐々山薫郁)
●XPS 710の主なスペック(BTO選択肢も含む ※リリースより)
- 関連タイトル:
XPS
- この記事のURL: