MSY，SaitekのPC用フライトスティック2機種を，1月29日に発売

　Saitekの販売代理店であるMSYは本日（1月14日），PC用のフライトスティック「Cyborg V1 Stick」と「Cyborg X」を2010年1月29日に発売することを明らかにした。価格はCyborg Xが7800円，Cyborg V1 Stickが4980円（いずれも税込）となっている。

Cyborg X

　フライトスティック，というより“ジョイスティック”と呼んだほうがしっくりくるのは筆者だけかも知れないが，この手の入力デバイスが現在，すっかりマイナーな存在になってしまったのは間違いないだろう。理由はやはり，対応するのが最近，新作があまり出てこないにフライトシミュレータだからだ。もちろん，なんだったらRTSや恋愛アドベンチャーにジョイスティックを使ってもかまわないと思うが，やはりこれらの製品のメインターゲットは「マイクロソフト フライト シミュレータ X」といったフラシムのプレイヤーになるのは，商品名の“X”や“V1”が示すように明らかだ。まあ，バトルフィールドシリーズの戦闘機の操縦にもぴったりかもしれないけど。

Cyborg V1 Stick

　ちなみに，上記のV1とは，旅客機が飛び立つときの「離陸決定速度」のことであり，これを超えたら，万一トラブルが発生しても離陸作業を継続しなくてはならない。ベテラン機長ならジャンボやトリプル7のV1がどれくらいなのかすっかり頭に入っているはずで，たとえそこに誰もいなくても，副操縦士に向かって「V1」「VR」（ローテーション速度。ここでジョイスティックを手前に引く），そして「V2」（安全上昇速度）と声かけ確認するのが礼儀である。
　余談が過ぎたが，それだけに，こうした新製品が出てくれるのは筆者を含むフラシムファンにとっては嬉しい話。

Cyborg Xはスティックの取り外しが可能

　各製品の特徴については以下に掲載したリリース文を参照してほしいが，ごく簡単に書くとCyborg V1 Stickはシンプルながら人間工学に基づいてデザインされたスタイリッシュなシェイプが売りであり，またCyborg Xはそれに加えてプレイヤーに合わせて高さや角度が細かくカスタマイズできるほか，二つのスロットルレバーにより，複数のエンジンを別々に調整可能だ（もし，セスナなどの単発機を操縦しているなら，もう一つのスロットルはエレベータトリムにアサインしよう）。

　さらに，Cyborg V1 Stickは下の三脚が，またCyborg Xはスティックがはずせるので，収納性にも優れている。買う前からしまうことを考えるのも変かも知れないが，ジョイスティックって意外に場所を食うし，形も特殊なので片付けにくいのも事実。そうした日本の住宅事情も考慮してあるところが，憎いといえるだろう。さあ，操縦桿をぐっと握って大空に飛び出そう。

MSY公式サイト→http://www.msygroup.com/
Saitek日本公式サイト→http://www.saitekjapan.jp/
公式通販サイト→http://msyshopping.com/

MSY株式会社がSAITEK社の
ＰＣ用フライトスティックを発売致します
MSY株式会社（本社：東京都杉並区　代表取締役　秋山昌也、以下MSY）は、2010年　1月29日に世界有数の家庭用ゲーム周辺機器メーカーSAITEK社製のPC用のフライトスティック「Cyborg X」の発売を発表いたします。

SAITEK新商品
Cyborg X
発売日： 2010年1月29日（金）発売予定
価格： ￥7,800（税込）

「Cyborg X」
Cyborg Xは、Cyborgシリーズの１０周年を記念して作られたフライトスティックです。Cyborg Xは、適応性と心地よさを体感できるように仕上がっています。10年にわたるCyborgシリーズの開発により、未来的な美しいデザインや、ユニークな機能を取り揃えたＰＣ用のゲームコントローラーとなりました。

デザインのほかにも、ツインスロットルが自然な位置に搭載されたこと、自分でプログラムが可能な操作など、Cyborg Xは長さから微妙な角度まで形状に関わる多くのパーツをカスタマイズすることができます。（スティックの部分も、ヘッドも長さの調整が可能）その機能によって、使用するユーザーの手の大きさ、座る位置にあわせて形状を変化させることができます。さらに、スティックを取り外して分解することができるので、収納性にも優れています。

【Cyborg Xの特徴　】
ツインスロットル
エンジンを別々に操作するか、ひとつのスロットルをエンジン操作に当てて、もう一つを降下、上昇に使うことができます。（エレベータートリム）

レバーのヘッドの傾きを前後に調節可能
傾き加減を微調節することができ、ユーザーにとって一番使いやすいポジションに設定することが可能

調節可能のＰＯＶハットスイッチ
ハットの部分を左右に伸び縮みさせて調節してハット部分とボタンの部分の距離を調節できます。

ハンドルのアングルの調整が可能
ハンドル自体の角度が直立であるか、傾き加減かというのを好みによって調整が可能です。

シフトボタン
ＳａｉｔｅｋのＳＳＴプログラムソフトを使うと設定できるボタン数が倍増できます。

１２ボタン
操作可能なボタンが全て指で届く範囲にあるので、操作が楽にできます。

調整ツール
スティックのベースに安全に収納することが出来ます。

MSY株式会社がSAITEK社の
ＰＣ用フライトスティック「Cyborg V1 Stick」を発売致します
MSY株式会社（本社：東京都杉並区　代表取締役　秋山昌也、以下MSY）は、2010年　1月下旬に世界有数の家庭用ゲーム周辺機器メーカーSAITEK社製のPC用のフライトスティック「Cyborg V1 Stick」の発売を発表いたします。

SAITEK新商品
Cyborg V1 Stick
発売日： 2010年1月29日（金）発売予定
価格： ￥4,980（税込）


「Cyborg V1 Stick」
もっともシンプルに、そして必要な機能を搭載したCyborg V1 StickはパソコンのＵＳＢポートに接続するだけでゲームで使用することができます。航空機や宇宙戦闘機など、幅広いアクションゲームで活躍することでしょう。


【Cyborg V1 Stickの特徴　】
・人間工学に基づいて作られたデザインで、スティックや５つのボタンの操作がしやすくなっています　−　すばやい戦闘操作が可能。
・ＰＯＶスイッチ　−　このボタンひとつで視線をすばやく変えることができます。
・レバー小指位置のスイッチは通常の操作の他に、プログラムしてシフトボタンとして設定することで、他の操作をしやすくすることも可能です。
・スロットルレベルによって、スムーズで、よりリアルな感覚で上昇、下降操作ができます。
・ツイストラダーを装備
・三脚が取り外し可能
・Ｓａｉｔｅｋ ＳＳＴプログラムソフトでサポートされています
・Windows７、ＸＰ／ＸＰ６４、Ｖｉｓｔａ対応

システム必要環境
USB2.0の接続
Windows XP , Windows XP64 Windows Vista（すべてのバージョン）, Windows 7