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「G-Tune」から外付け液冷ユニット対応ノートPCや1.8kgの軽量ノートPCが発売に。3年無償保証や送料無料も見逃せない
G-Tune独自のミニタワー筐体にホワイトバージョンが加わる
まずはG-TuneのデスクトップPCから見ていこう。
NVIDIAのミドルハイクラスGPU「GeForce RTX 4070」を搭載するデスクトップPCが各社から登場しているが,G-Tuneも,4月19日に搭載PCを発売した。CPUにCore i7-13700Fを採用して,メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量1TBのミニタワー製品「G-Tune DG-I7G70」の場合,税および送料込みのBTO標準構成価格で32万9800円と,スペックを考えればなかなかお買い得なゲームPCと言えそうだ。
また,2023年7月頃に,G-Tune独自のミニタワー筐体におけるカラーバリエーションとして,ホワイトバージョンを投入する予定である。自作PC市場では,白いPCケースが好評を博しているそうで,その流れを受けてのホワイトモデル投入となるそうだ。
ちなみに,既存のG-Tune独自ミニタワーPCケースは,黒い筐体に赤いLEDイルミネーションを備えたケースファンを組み合わせているが,ホワイトバージョンはケースに合わせて,ケースファンも青いLEDイルミネーションを備えるものに変更するそうだ。白と青の涼しげな組み合わせは人気を呼びそうである。
ゲーマー向けノートPCでは,外付けのCPU&GPU用液冷ユニットと組み合わせることが可能な「G-Tune H」シリーズから,GPUにノートPC向け「GeForce RTX 4080 Laptop GPU」を,CPUには「Core i9-13900HX」を採用したハイエンドゲームPC「G-Tune H6-I9G80BK-A」が,4月20日に発売となった。税込のBTO標準構成価格は43万9800円である。
「ベンチマーク性能が変わらないなら,液冷ユニットの意味は?」というのは誰しも思うところ。マウスコンピューターによると,たとえばゲームプレイ時には,液冷ユニットを接続したほうがフレームレートの下限が高い状態を維持できる,つまり安定したフレームレートでのプレイが可能になるため,ゲーム目的では価値があるそうだ。
ゲーマー向けノートPCではほかにも,16インチ液晶ディスプレイ搭載で,公称本体重量約2.34kgと軽めな「G-Tune P6」シリーズが4月24日に,14インチ級液晶ディスプレイ搭載で重量約1.8kgとモバイルユースにも使える「G-Tune E4」シリーズが5月17日に発売となる。
G-Tune P6は,ノートPC向けの「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」を搭載可能なゲームノートPCだ。CPUはノートPC向け第13世代Coreプロセッサか,ノートPC向けの「Ryzen 7 7735H」など,計3種類から選択できる。Ryzen 7に「GeForce RTX 3050」を組み合わせた場合,製品価格は16万9800円まで下がるそうだ。
液晶パネルは,解像度1920×1200ドットのアスペクト比16:10で,最大リフレッシュレート165Hzでの表示が可能である。また,キーボードがNキーロールオーバーに対応しているのもポイントだろう。
G-Tune E4は,持ち運ぶPCとゲーム用のPCを1台で済ませたいという若年層をターゲットにしたゲームノートPCだ。GPUにはGeForce RTX 4060を採用しているので,ゲームに十分なグラフィックス性能を有しているだろう。また,ディスプレイに最大リフレッシュレート144Hzの液晶パネルを採用しているなど,ゲーム用途にも隙がない。
一方で,ノートPCの価格が上がっており,手を出しにくい人が増えている状況も踏まえて,CPUにはあえて,1世代前の第12世代Coreプロセッサから「Core i7-12650H」を採用することで価格を抑えたという。それにより,税込価格は20万9800円と,RTX 4060搭載ノートPCとしては割安な値段を実現した。
Core i7-12650Hは,第13世代のCore i7と比べれば多少性能は落ちるものの,ゲーム用途にも十分以上に耐えうる性能を有するので,選択肢としてはありだろう。
ちなみに,クリエイター向けPCブランド「DAIV」(ダイブ)になるが,14インチ級の携帯性と,G-Tune E4よりも高性能なCPUを両立した「DAIV S4-I7G60CB-B」という製品も4月20日に発売となった。
GPUはG-Tune E4と同じGeForce RTX 4060で,CPUには最新世代の「Core i7-13700H」を搭載。メインメモリ容量は最大で64GBと,クリエイター向けらしいスペックも見どころだ。税込価格は24万9800円からなので,ブランド名にこだわらなければ,こちらをゲーム用途に選ぶという手もある。
マウスコンピューターのPCは送料無料
発表会の冒頭では,マウスコンピューターの新たな取り組みについての説明も行われた。とくにゲーマーにとっても重要な点は,「3年無償保証」と「送料無料」だろう。
ゲーマー向けに限らず,たいていのPCはメーカーによる無償保証が1年程度である。しかしマウスコンピューターは,4月11日以降に販売する同社製PCは,すべて無償保証期間を1年から3年へ延長した。国内生産による品質向上の取り組みが実を結び,保証期間を延長できるようになったそうだ。3年間の無償保証期間があれば,購入したPCを現役で使い続ける期間の多くをカバーできるだろうから,ゲーマーにとって喜ばしい変更と言える。
物流コストも上がっている昨今では,送料無料も懐の厳しいゲーマーには嬉しいところ。ゲーマー向けPCを選ぶときは,スペックや単純な製品価格だけでなく,保証や送料にも目を向けると,いい製品を安く買うこともできる。賢い買い物をして,浮いたお金はゲームに回すのもいいだろう。
マウスコンピューターのG-Tune製品情報ページ
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