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[韓国ゲーム事情#596]Windysoftの新作ゲーム,日本展開決定
Windysoftのオンラインアクション「Buzz Fellowz」の日本サービス決定,パブリッシャはデルガマダス(2006/9/11)
Text by Kim Dong Wook特派員
オンラインアクション「Buzz Fellowz」の日本サービスが決定した。本作は,「GetAmped」(原題 ゲットアンプド)の大ヒットにより,韓国の有力ゲームメーカーとなったWindysoftが開発したオンラインアクションゲーム。同社が自社開発したゲームが日本でサービスされるのは初めてとなる。
日本でのサービスを担当するのはデルガマダスで,両社は9月8日に100万米ドル(約1億3000万円)で契約を締結した。
Buzz Fellowzは,フル3Dで表現されたコミカルな機械生命体が,さまざまなパーツを活用しつつ戦闘を繰り広げるという内容のオンラインアクションゲーム。力強い打撃感,スピーディなゲーム展開,派手な視覚効果などが特徴だ。
韓国では4月に第1次クローズドβテストが実施され,年内にオープンβサービスが開始される予定となっている。
デルガマダスの平島稔代表取締役社長は,本作の日本展開を決定した理由について,ロボットでの対戦というBuzz Fellowzのテーマが,日本のゲーマーの好みにマッチすると判断したためだと説明。2007年前半には,日本で正式サービスを開始するとした。
WindysoftのLee Han Chang氏は,「これまでは韓国国内のみをターゲットとしてサービスしてきたが,グローバルカンパニーへとステップアップするためにも,今回の日本進出には大きな意味がある」と述べ,今後はさらに中国をはじめとするアジア地域や,北米,ヨーロッパ地域への進出も計画していることを明らかにした。
Windysoftの日本担当者Nam Chi Woo課長によると,本作のほかにも同社がサービス中の「Infinity Online」「召喚対戦キュイ」「Ludy Pang」「Type-F」などの日本サービスも,2007年中に開始する予定だという。
また,日本でも注目度の高い「熱血高校オンライン」については,「2007年初頭にクローズドβテストを行う見込みで,状況次第では,韓国よりも先に日本でテストが実施される」と述べている。
ちなみにWindysoftは2005年と2006年にKOSDAQ(日本ではJASDAQに相当)への上場に挑戦したが,「収益の大部分がGetAmped1作によるもの」との評価が下り,審査をパスできなかった経緯がある。
このところ同社が活発にパブリッシング事業を展開していることや,海外進出の道を模索しているのは,KOSDAQへの上場を意識したものと考えていいだろう。
ともあれ,アクション系のオンラインゲームに関心のあるプレイヤーなら,同社の動向に注目したいところだ。
- 関連タイトル:
Buzz Fellowz
- 関連タイトル:
INFINITY
- 関連タイトル:
Ludy Pang
- 関連タイトル:
Type-F
- 関連タイトル:
熱血高校オンライン:山田の復讐
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