ガイアックス，レースゲーム「KongKong Online」を今冬βテスト

　ガイアックスは本日（11月9日），韓国のMega Enterpriseと事業提携し，オンラインレースゲーム「KongKong Online」（コンコンオンライン）の日本国内独占運営権を獲得したことを発表した。今冬よりクローズドβテストを行い，その後，基本プレイ料金無料でアイテム課金制の正式サービスに移行する予定。

　KongKong Onlineは，韓国ではオープンβテスト中のカジュアルオンラインレースゲーム。プレイヤーは「ポコン」という乗り物に乗って，おもちゃの国を冒険するという設定だ。舞台がおもちゃの国ということで，おもちゃをモチーフにしたキャラクターや，さまざまなアトラクションが登場する。
　ちなみに「KongKong」（コンコン）とは，韓国語で「ホッピング」を指す言葉。通常のレーシングゲームとは異なり，ぴょんぴょんジャンプしながらコースを駆け抜けるのが特徴となっている。

　本作を日本で運営することになるガイアックスは現在，オンラインコミュニティ事業や「M2〜神甲演義〜」などのオンラインゲーム事業を手がけている。
　同社では，カジュアルゲームはオンラインコミュニティとの親和性がとくに高いと判断しているという。となると本作とガイアックスのコミュニティサービスとの連携といった計画もありそうだが，この点について問い合わせてみたものの明確な回答は得られなかった。
　だがガイアックスは，Mega Enterpriseとの提携により，カジュアルゲームに注力するだけでなく，オンラインゲームの共同開発も検討していく姿勢を明らかにしている。それを考えると，ガイアックスならではの，カジュアルゲームとオンラインコミュニティの融合策に期待できそうだ。（TeT）