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ちょっとおバカっぽさが漂うレースゲーム「Army Racer」発表
プレイヤーは車のレースで賞金を稼ぎ,その賞金を元手に徐々により性能のいい車に乗り換えていき,優勝を目指す。
プレイヤーが選択できるドライバーは老若男女30タイプがいるが,ドライバーの違いによる腕の差はない模様。また車でも,細かいセッティングなどのシミュレーション的な要素はほとんどなく(一応チューニングパーツは用意されているようだが),かなりアーケードライクでスピーディなゲーム展開となっていそうだ。
登場する車は,おそらく公認を受けていないためであろうが,フェラーリもどきやBMWもどき,フォルクスワーゲンもどきなど,どこかで見たことのあるような車ばかりが20種類用意されている。
またレースは,ほかの車と一緒に走り勝負する一般的なレースのほか,タイムトライアルと,チェックポイントを設定してのタイムトライアルという3モードとなっている。
さて,これでなぜタイトルに"Army"と付いているのか,不思議に思う人もいるだろう。なぜかこのゲーム,用意されたレースコースが,サーキットや街中ではなく,軍事基地の中だったり航空母艦の甲板上だったりするのである。
コースはアメリカ,イギリス,ドイツ,ロシア,日本,イラクなど14種類あり,アメリカだと海軍基地の中や航空母艦の甲板,ロシアでは陸軍基地,日本では海軍基地(場所は不明)などとなっており,中国にいたっては,秘密の軍事トンネルの中という不思議な場所がコースとして設定されている。
ゲームの公式サイトは「こちら」で,プレイ画面,コースや登場する車の画像のほか,プレイムービーやデモ版のダウンロードも行える。
開発元はハンガリーのデベロッパComgame 576で,販売はPlay Ten Interactiveが行う。発売は2005年10月15日の予定だ。
ゲーム全般に,なんともいえないおバカっぽい雰囲気が漂っているが,それが悪い方向には働かず,不思議な魅力となっている気がする。まずはゲームプレイを収録したムービートレイラーをチェックしてみよう。(朝倉哲也)
- 関連タイトル:
Army Racer
- この記事のURL:
(C)2005. Comgame "576" Kft.