ニュース
AMショー,アルゼブースに「ソーサリアン」&「VM Japan」が登場
単純にリメイクされ,アーケードゲームになっただけと思うなかれ。なんと上記3作品はアーケード版,PC版と二つのプラットホームでマルチアクセス(協力/対戦)プレイが可能になるという。
残念ながらそれぞれのPC版についての情報は"年内発売予定"ということだけだったので,詳しい情報はお伝えできないが,各タイトルのアーケード版の紹介をしていこう。
■ゲームシステムを一新しつつ,通な要素はしっかり押さえた「ソーサリアンレジェンド」
ソーサリアンレジェンドでは,まずゲーム視点がトップビューに変更されている。各キャラクターはプレイヤーが一人1キャラクターで操作し,4人までの協力プレイが可能となっている。インタフェースもアーケード用にレバーと三つのボタンで移動と魔法3種を駆使して戦っていくという,比較的ライトな作りになっている。
ゲームシナリオはソーサリアンを忠実に再現しており,今回プレイできた"AMショーバージョン"では,「消えた王様の杖」や「失われたタリスマン」など,当時PC版を遊んだ人には懐かしいであろうものが用意されていた。またBGMもPC版の曲アレンジしたものが採用されており,当時のプレイヤーにとってはニヤリとさせられる要素が満載されている。
ちなみに広報担当に「不老不死はあるのか?」と聞いたところ「ない」とのことだ。ちょっと残念かも。
■カードバトルとしてリメイクされた「VM・Japan〜幻符乱戦記〜」
2002年に発売された「VM Japan」は,プレイヤーが幻魔使いとなり,精霊のような"幻魔"を召喚して敵と戦い,制限時間内にほかのプレイヤーをすべて倒すか,誰よりも多くの幻魔魂を獲得して勝負を決するストラテジーゲームだ。プレイヤーの手足となる幻魔には"地" "水" "火" "天"の四つの属性があり,地属性のユニットは水属性ユニットに対して効果が高いなどといった,有利不利の関係がある。
今回展示されていた,アーケード版「VM・Japan〜幻符乱戦記〜」も,このシステムを引き継いでおり,幻魔使いとなって幻魔を使役し,敵と戦っていく。
本作では,召喚する幻魔がカード化されているのが特徴で,このカードを専用筐体の指定スペースに置き,タップ/アンタップといったカードバトルを展開できる。近年のアーケードゲームにしばしばある,コレクション欲を同時に刺激するタイプのゲームだ,また,当然のことながら,全国のアミューズメントスポットで同作を遊んでいるプレイヤーとの対戦も可能だ。アーケード版で揃えたカードをPCで使えるかは,残念ながら未定とのことだ。
■オリジナルタイトル「ダイダロスの迷宮」
カプセルベンダー(いわゆるガチャガチャ)で販売されているフィギュアを購入し,専用インタフェースにセットすることで,召喚ユニットをゲーム内に登場させ,戦わせたり,さまざまな特典を得たりもできる。
本作もPC版の発売が予定されているが,やはりフィギュアなどのアイテム扱いがどのようになるのかは未定だ。(Text by Seirou / Photo by kiki)
※画面及び筐体は開発中のものです。
- 関連タイトル:
ソーサリアン レジェンド
- 関連タイトル:
ダイダロスの迷宮
- 関連タイトル:
VM・Japan〜幻符乱戦記〜
- この記事のURL:
(C)2005 ARUZE CORP. All Rights Reserved. (C)1987,2005 Nihon Falcom Corporation.
(C)2005 ARUZE CORP.All Rights Reserved.
(C)2005 ARUZE CORP. All Rights Reserved. (C)2002,2005 Nihon Falcom Corporation.