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厚さ22mmの薄型メカニカルキーボード「G913」&「G813」がロジクールGから8月29日発売
両製品とも,
採用するスイッチは,クリック感が少なめな“Cherry茶軸”系の「GL Tactile」,強めのクリック感がある“Cherry青軸”系の「GL Clicky」,そしてクリック感のない“Cherry赤軸”系の「GL Linear」の3種類で,採用するキーによってモデルが分かれているわけだ。
天板の上にキースイッチを載せたフローティングタイプのデザインを採用したキーボードは,接地面からキートップまでの高さが高めになりがちで,入力しやすさを考慮してパームレストが付属している製品も多い。G913およびG813も,アルミニウム合金製の天板上にキースイッチを並べたフローティングタイプではあるのだが,約22mmという薄さのおかげで,パームレストがなくても比較的入力しやすいのは見どころだろう。
両製品に共通したもう1つの特徴は,メインキー左側に並んだ5つの「G-keys」と,10キーの奥側にある大きな「スクロールホイール」にある。G-keysの[G1]〜[G5]キーは,Logicool G製品の統合設定ソフトである「Logicool G Hub」を使って機能やマクロを割り当てることが可能だ。
一方のスクロールホイールは,音量調整ダイヤルとなっている。
まずG913だが,Logicool G独自のワイヤレス通信技術「LIGHTSPEED」によるワイヤレス接続と,Bluetooth 5.0接続,およびUSBによるワイヤード接続に対応する接続の多様さが特徴だ。LIGHTSPEED接続とBluetooth接続は,[F5]〜[F6]キーの奥側にあるボタンで簡単に切り替えられるので,2台のPCで1台のG913を共用するといった使い方も可能である。
なお,G913のLIGHTSPEED接続は,同製品の製品ボックスに含まれるドングル型USBワイヤレスアダプターでしか利用できず,1つのアダプターに複数のLIGHTSPEED対応デバイスを接続することはできないそうだ。
一方,ワイヤード接続のみのG813は,背面にUSBパススルーポートが1つ付いている。USBパススルーポートに,強いニーズがあるのか疑問に思わなくもないが,PCを手の届きにくいところに設置している人が,ワイヤードマウスやUSBメモリを接続するのには使えそうだ。
しかし,使い込んでいくうちに,かつてスポーツ系FPSのeスポーツ選手が入力の速さから好んで使っていたパンタグラフ式のメンブレンキーボードと同じ感覚で入力できることに気付いて,驚かされたとのこと。指先での入力と頭の感覚が連動している感じがあると,G913を評価しているそうだ。
両製品とも,比較的高価なキーボードであるだけに手が届きにくい面は否めないが,耐久性と入力の速さ,低背タイプならではの打ちやすさを兼ね備えた製品は珍しいだけに,心を惹かれる人は多いのではなかろうか。
G913 | G813 | |
---|---|---|
接続インタフェース | USB,2.4GHz帯ワイヤレス |
USB |
キースイッチ | メカニカル(GL Tactile, |
|
基本キー数 | 日本語 108キー | |
キーピッチ | 未公開 | |
キーストローク | 2.7mm | |
アクチュエーションポイント | 1.5mm | |
押下特性 | 50g | |
ロールオーバー数 | 未公開 | |
複数キー同時押し対応 | 未公開 | |
キー耐久性 | 約5000万回 | |
ポーリングレート (USBレポートレート) |
未公開 | |
オンボードフラッシュメモリ | 搭載(プロファイル3つ分) | |
LEDイルミネーション | 約1677万色対応 | |
公称本体サイズ | 475(W)×150(D)×22(H)mm | |
公称本体重量 | 1025g | 1145g |
付属ケーブル長 | 1.8m | |
対応OS | Windows 7以降,macOS X 10.11以降 | |
発売日 | 8月29日 | |
メーカー想定売価 | 3万250円 | 2万3250円 |
保証期間 | 2年間 |
ロジクールのロジクールG公式Webページ
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Logitech G/Logicool G
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