ニュース
[G★2005#015]Webzenの創始者が率いるE-ZEN Entertainmentの新作発表会
Webzenを離れて以来,なかなか目立った動きの見えなかったLee氏だが,まずは「E-ZENを設立してから,自分としても新しい挑戦をしてきた」とコメント。今後もさらなる挑戦をしていきたいと話を続けた後で,同社が開発中のオンラインゲーム「Gauntlet Online」に触れ,「これまでのようなMMORPGでは駄目だとの判断から,本作の開発を進めてきた」と,同社が新機軸タイトルを開発していくという挑戦をしていることを強調した。
さて,Gauntlet Onlineに続いて紹介されたのが,「RED CARD」と「Afro Biscuit」という二つのタイトルである。すでにプレイアブルなバージョンが仕上がっていた上記の2タイトルに対して,これらについてはイメージイラストと口頭での説明に終始し,大枠のコンセプトやシステムのみの紹介と相成った。
本作は,自分の分身となるキャラクターを作成し,ポジションや能力値を割り振ってプレイに参加していくする形。ポジションによってキャラクターの特性が変わってくるほか(RPGでいう職業の位置づけだ),キャラクターには成長要素が設けられており,お決まりの(?)カスタマイズ機能も充実しているという。服装や髪型のカスタマイズ以外に,シュートを決めたときに見せるポージングなども,ユーザーが選んで設定できるようだ。
今回の発表会では,具体的なゲームシステムについてはあまり触れられなかったものの,韓国のサッカー協会と提携して,有名選手が実名でゲームに登場するなど,大枠としての取り組み内容を発表した。この点についてE-ZENのCEOであるLee氏は「このような,提携が難しい組織と良い関係を築けたことは,我々としても自信に繋がっています」とコメントを付け加えるなど,マーケティング展開に自信を覗かせていたのが印象的だった。2006年のワールドカップを照準に合わせているとの話で,リリース時期は,2006年3月に韓国国内でオープンβテスト,ワールドカップの時期にはサービスを盛り上げていって,一大ムーブメントを起こしたいとのことであった。
こちらは,リリース時期も完全に未定。これから作り始めていく段階と見るのが妥当なラインだろう。
前述したとおり,Webzenの創始者 Lee, Soo Young氏が率いるゲームメーカーということで,韓国業界内ではその動向が注目されているE-ZEN Entertainment。「スカッとゴルフ パンヤ」などの例もあるように,より気軽に遊べるタイプのゲームのニーズが日本でも高まりつつある昨今,カジュアルスポーツゲームの流れを汲む「RED CARD」などは,日本でも展開される可能性が非常に高いタイトルだ。続報が入り次第,お届けしていきたいと思う。(TAITAI)
- 関連タイトル:
DecoOnline Frontier
- 関連タイトル:
Gauntletオンライン
- 関連タイトル:
RED CARD
- 関連タイトル:
Afro Biscuit
- この記事のURL:
Copyright(C)2006 Rocksoft Co., Ltd.,(C)Copyright RoC Works Co.,Ltd. All rights reserved. / Published by RoC Works Co.,Ltd.
Copyright (c) 2005 E-ZEN Entertainment All Rights Reserved.
Copyright(C)2004 E!-ZEN CompanyCorp. All Rights Reserved.