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NVIDIA,GeForce 7800 GS AGPを発表 AGP世代の最後に?
GeForce 7800 GS AGPの製造プロセスは0.11μm(110nm),総トランジスタ数は3億200万で,このスペックはGeForce 7800 GTXとまったく同じ。最近のGeForceシリーズにおいて「GS」は下位モデルを示し,実際にGeForce 7800 GSはGeForce 7800シリーズの最下位モデルとして投入されているが,常識的に考えれば,GeForce 7800 GTX 512/GTX/GTとして使えなかったものを,下位モデルとして投入してきた,ということになりそうだ。このため,ある意味当然といったところだが,チップ自体のバスインタフェースはPCI Express x16。搭載グラフィックスカード上には別途,PCI Express x16−AGP変換チップであるHSI(High Speed Interconnect)が用意される。
主なスペックは表にまとめたとおりだが,ピクセルシェーダ(Pixel Shader)ユニットが16基,頂点シェーダ(Vertex Shader)ユニットが6基というのは,非常に分かりやすい仕様ともいえるだろう。ただし,ROP(Rasterizing OPeration)ユニットは上位モデルの半分に当たる8基へと,大きく削減されている。
機能面は,基本的に従来のGeForce 7800シリーズと同じ。制約らしい制約は,AGP版なのでNVIDIA SLIに対応していないということくらいだ。NVIDIAが最近かなり力を入れているPureVideoは,もちろんGeForce 7としてのフル機能がサポートされる。
すでに店頭販売が始まっている一部製品も含め,店頭価格は当初,4万円前後になる模様。若干高めのような印象を受けるが,AGP版の高速グラフィックスカードは選択肢が減ってきている現実があり,一方でAGP版GeForceとしてこれが最後のアップグレードパスになるという情報もあるだけに,注目は間違いなく集めそうだ。(佐々山薫郁)
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GeForce 7800
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