ニュース
AOpen,GeForce 7800 GTX搭載カードを発表
製品発表によれば,GeForce 7800 GTXのメインフィーチャーはCineFX 4.0 Shading Architecture。AOpenは「現行製品に対してほぼ2倍のシェーダ性能を持つ」としている。残念ながら動作クロックなど,細かなスペックは明らかになっていないが,AOpenから提供された資料によれば,Aeolus 7800GTX-DVD256は以下のような仕様になっているようだ。
・Intellisample 4.0 Technology対応
・UltraShadow II Technology対応
・NVIDIA SLI対応
・PureVideo Technology対応
・H.264ファイル再生時におけるハードウェアベースの再生支援機能搭載
・次世代Windows「Longhorn」(開発コードネーム)対応
・出力インタフェースはデジタルRGB(DVI-I)×2,コンポーネント×1
・カードサイズは111×229mm
・動作には,12Vラインが22Aある,350W以上の電源ユニットが必要
・NVIDIA SLI動作には,12Vラインが30Aある,500W以上の電源ユニットが必要
現時点で価格は未定だが,日本法人であるエーオープンジャパンによれば,6月27日に発売予定とのこと。秋葉原のPCパーツショップであるフェイスの通販ページ価格表(「こちら」)によれば,各社のGeForce 7800 GTX搭載カードの価格は6万〜7万5000円程度なので,Aeolus 7800GTX-DVD256もこのあたりの価格で販売されるものと思われる。
いずれにせよ,NVIDIAの新型グラフィックスチップがいよいよ姿を現したわけだ。NVIDIAのOEMが製品を発表した以上,正式なリリースも間近と思われ,NVIDIAの周囲から目が離せなくなってきた。(佐々山薫郁)
- 関連タイトル:
GeForce 7800
- この記事のURL:
Copyright (c) 2006 NVIDIA Corporation