ニュース
UOスタッフ来日でファン感謝イベント「タウンホールミーティング」開催
本日(8月25日)の18時より,東京・六本木にある泉ガーデンタワー7階のカンファレンスセンターで開催された「UO タウンホールミーティング In Japan」には,この記事を執筆している25日現在も関東を絶賛直撃中の台風11号にも負けない熱烈なUOファンが集結。正直,この悪天候では出足も悪いのではないかと勝手に心配してみたが,それは杞憂であった。
エレクトロニック・アーツ オンライン事業部バイスプレジデント,正田純二氏の挨拶で幕を開けた本イベント。現在UOプレイヤーの平均プレイ期間は2.5年,もちろんここにお集まりの皆さんはずっと長いでしょうが(会場に笑い)と正田氏は話し,今回はファンへの感謝の場であることはもちろん,UOプレイヤーの声を直接聞くための場にしたいと語った。
続いて来日スタッフの3人,マリア・ハミルトン氏(リードデザイナー),ジェニファー・レイン氏(デザイナー),クリス"ビンキー"ローニアス氏(コミュニティ・マネージャー)が登場。3名それぞれの視点から,宝珠の守人の見どころを語った。
マリア氏は今回新たに登場した,一人では倒せない圧倒的な強さを誇るモンスター"ピアレスボス"の存在と,それに伴う協力プレイをプッシュ。また,これまでのUOにはない特殊能力を持つモンスターの存在もアピールした。この特殊能力の一つ,"プレイヤーキャラを引き寄せる力"を持ったボスとの戦いで,なんとプレイヤーキャラを次々と酸の海に吸い寄せてパーティを全滅させてしまうというバグがβテスト中に発覚したという。
ジェニファー氏は,今回新たに追加された9種類のダンジョンをアピール。その中の一つ,さまざまな色彩のクリスタルが大量に存在するダンジョンのデザインについて,「女性的な趣味が強すぎたか?」と心配になったが,テスター達は光り輝くクリスタルの間に血やら死体やらが転がる光景に心を奪われたらしく,意外と評判が良くてホッとしたという。
クリス氏は,追加された中で最も難しいダンジョンの最終ボスが,βテスト最終日に17人がかり3時間の戦闘の末,ようやく倒されたことを公表。今回のボス戦の難しさについての,いい宣伝となったようだ。
お次はクリス氏による,プレイスタイル別「宝珠の守人」の楽しみ方のレクチャー。解説内容も面白かったのだが,ここではスクリーンの写真でお楽しみいただきたい。
クリス氏の「カンパイ!」の音頭で乾杯が済むと,軽食とドリンクが振る舞われた会場でファンとスタッフによる歓談が行われた。
なお,参加者全員に用意されたおみやげの中には,宝珠の守人ラベルをあしらったフランスワインが含まれていた。おみやげにお酒が用意されるのは,タウンホールミーティングの恒例の一つとなったようだ(前作「武刀の天地」は日本酒)。
これまでポートランド,ワシントンDC,サンフランシスコ,ロンドン,ベルリンなどを回ってきた3名のUOスタッフは,このあとカナダや韓国なども訪問するという。8年めに突入したUOだが,今後も精力的に活動を続けてもらいたいものだ。(Kawamura)
- 関連タイトル:
ウルティマ オンライン 宝珠の守人
- この記事のURL:
キーワード
(C) 2005 Electronic Arts Inc. Electronic Arts, EA, Ultima and the UO logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All rights reserved.