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[GC 2005#04]ファン待望「Tomb Raider:Legend」は期待どおり!?
「Blood Omen」や「Legacy of Cain」などのキャラクターゲームで着実に評価を築いていたCrystal Dynamics社が開発し,ララの生みの親であるトビー・ガード(Toby Gard)氏が監修を務めるうえ,既報のようにファンの声を徹底的に反映させたという黄金の方程式で,新作の「Lara Croft Tomb Raider:Legend」では徹底的なブラッシュアップが行われたのである。
GC会場で公開されていたデモは,E3 2005のときと同じくアフリカの奥地にある滝を入り口にしたダンジョンレベルだったが,「Prince of Persia」にも似たスムースなアニメーションや,シリーズのルーツであるダンジョンクロールの雰囲気を留めながらも広大になったマップが,ほかのアクションアドベンチャーと比べて遜色のないほどのデキに仕上がっているようだった。
これまでのシリーズではジャンプの幅が足りないのは"死"を意味していたが,Legendでは指で崖っぷちを握り締め,いとも簡単に飛び登ってくれていた。
ララのキャラクターモデルも大幅に改良されており,欧米にありがちなリアリティ追求路線ではなく,どこかアニメ風のエッセンスを感じるデフォルメが加えられている。それでいて,ショートパンツとバックパックという定番は保守しており,ひと目見ただけで,誰でもララ・クロフトその人であると確認できる。
操作していないとストレッチをする仕草を見せたりといった,ちょっと荒っぽくもセクシーな動作が,ゲーマーの心を再び鷲づかみにするだろうか。(奥谷海人)
- 関連タイトル:
トゥーム レイダー:レジェンド 日本語版
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Lara Croft Tomb Raider: Legend(C)Eidos Interactive Limited, 2005. Developed by Crystal Dynamics, Inc. Published by Eidos, Inc. 2005. Lara Croft Tomb Raider: Legend, Lara Croft, Tomb Raider, the Tomb Raider logo, Eidos and the Eidos logo, Crystal Dynamics and the Crystal Dynamics logo are all trademarks of the Eidos Group of Companies. All other trademarks are the property of their respective owners. All rights reserved.