中世ヨーロッパを舞台にした生活シム「THE GUILD 2」が発表に

　欧州のゲームパブリッシャであるJoWooDは，中世ヨーロッパを舞台にしたシミュレーションゲーム「THE GUILD 2」を，2006年第1四半期に発売すると発表した。

　本作は，同じ中世ヨーロッパを舞台にしたシミュレーションゲーム「Europa 1400 - The Guild」の続編に当たる作品。経営シミュレーション的なゲームシステムをベースに，中世ヨーロッパの町に息づく人々の様子を観察できるという，非常にユニークなタイトルである。
　数百人規模のNPCが住む「町」がそっくりシミュレートされており，その箱庭世界の中でどうプレイヤーキャラクターを生活させていくか，というのが大枠のプレイスタイル。題名にある"Guild"という言葉が示す通り，当時それぞれに商圏で結成されていたGuild（組合）がフォーカスされている点も大きな特徴だ。開発は前作と同じ4HEAD Studiosが担当する。

　さて，まだゲーム画面などが公開されていないのが残念な本作だが，中世ヨーロッパの町並みはよりリアルに再現されるらしく，"imposing（荘厳な） 3D graphics"で表現されるという話。今年のE3あたりではなんらかの素材が出てくると思うので，ちなちまシムが好きなプレイヤーはチェックしておくとよいだろう（TAITAI）