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”革新”の意味とは? 「信長の野望・革新」の特色が明らかに
本作は,シリーズで初めて"3Dの全国1枚マップ"を採用する。これにより,堅固な"山城"での攻防や,強力な艦船や兵器が勝敗を分ける海戦が,美しく描画された3D空間で繰り広げられるという。ゲームの進行は内政も戦闘もリアルタイムだが,命令中は時間が停止するので,作戦や施政方針をじっくり考えられる。
そして,ゲームタイトルとも深くかかわる新要素として"技術革新システム"が導入される。ゲームに登場する各勢力は「技術」の概念を持っており,その中身は鉄砲の射撃間隔が短くなる「連式銃」や,金山・銀山の収入が増加する内政技術の「灰吹法」など,全部で80種類以上になる。
これらは合戦や内政に大きく影響するのだが,例えば織田家なら「鉄砲」系,武田家なら「内政」や「騎馬」系といったように,勢力ごとに獲得しやすい技術系統が設定されるという。プレイヤーは各技術の効果のみならず,自勢力の特性も考慮に入れて獲得の方針を決める必要があるわけだ。
近年の信長シリーズで3Dのマップとくれば,内政はもちろん各施設を建設していく箱庭的なシステムを想像することと思うが,本作ではさらに突っ込んだ"町並内政システム"が導入される。これは,町の中心となる「町並」を先に建設することにより,その周辺にほかの施設が建てられるようになるというルールで,より高度で計画的な町づくりが可能になるようだ。また,特定の町並を建設すると,その性格に応じて「茶人」や「南蛮人」などの「文化人」が来訪し,未獲得の技術を提供してくれたり,外交使節を務めてくれたりするらしい。
建てられる施設は,基本的な収入源になる「水田」,売買が可能になる「商館」,攻めてきた敵を攻撃する「櫓」,施設に近づくと発動する「罠」など多岐にわたる。
■連鎖する「戦法」,オールスターの仮想シナリオもあり
プレイのモードとしては,オーソドックスに全国60か国の征服を目指す「全国モード」のほか,四国や九州といった限られた地域の統一を目標とし,短時間で楽しめる「地方モード」を備える。後日に発売される"パワーアップキット"でなく,信長本編がこうしたモードを持っているのはかなり異例のことであり,注目に値しよう。なお地方モードは,すべてのシナリオでプレイ可能となっている。
シナリオは史実モノ4本に仮想モノ1本。仮想シナリオの「群雄集結」では全武将が時代を超えて登場し,北条早雲,上杉謙信,真田幸村といったオールスターキャストの競演が実現する。
「こちら」の公式サイトにはすでに,技術革新システムのさわりと登場武将のグラフィックスが掲載されている。冒頭でも述べたように,「ほぼ一週ごとに新情報」と答えてくれたコーエー広報だが,今回の新情報は第一報から本当に1週間後に届いた。同社の並々ならぬ意気込みが感じられ,今後の展開が実に楽しみだ。(Guevarista)
「信長の野望・革新」
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(C)2005 KOEI Co., Ltd.
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