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コーエー,世界的ヒット作のPC版「真・三國無双3 Win」発表!
日本ではこの2月,プレイステーション2向けに「真・三國無双4」が発売されたばかりだが,その前作「真・三國無双3」は,日本での発売後わずか9日間で出荷本数100万を突破するという記録を打ち立てていた。
さて本日(3月11日),その真・三國無双3がPCに移植される……しかも今月中に発売されるというビッグニュースが飛び込んできた。
コーエーは本日,「真・三國無双3 Win」を2005年3月30日に発売すると発表した。価格は6090円(税込)。説明するまでもないだろうが,タイトル中の「Win」はウィンドウズのことであり,本作はPC版である。
念のため,簡単に本シリーズについて説明しておこう。本作は,2〜3世紀頃の中国,つまり魏,呉,蜀の3国が争った三国時代をテーマにした,3人称視点タイプの3Dアクションゲーム。プレイヤーは関羽や張飛といった有名武将の一人となり,映画さながらのド派手なアクションで敵の軍勢をなぎ倒していく。
この戦闘が実に"気持ち良く",全世界に数多くのファンを抱えるに至っている。ちなみに全世界を含めた売り上げ数は,シリーズ第1作が出て最初の2年で500万本を記録しており,今では700万本を数えている。いや,この真・三國無双3 Winや,発売されたばかりの「真・三國無双4」(欧米では「Dynasty Warriors 5」として3月29日に発売予定)を考慮に入れれば,1000万本も目前といえるだろう。
ゲームの進行はステージクリア制で,17のゾーンに分かれた50ステージが用意されている。そのほかリリースには,架橋車,衝車,投石車などの攻城兵器が登場すること,武将の成長システムが搭載されていることなどが書かれているが,基本的にはプレイステーション2版と同様なので,ここでは省略する。
PC版だけの要素としては,当然ながら解像度の変更(640×480ドット,800×600ドット,1024×768ドット)を含む,さまざまなグラフィックスオプションが用意されていることが挙げられる。ハイスペックのPCであれば,各オプション設定をすべて高くすることで,コンシューマ版を凌ぐ美しいグラフィックスでプレイできるわけだ(画面参照)。
また逆に,各オプションを低めに設定すれば,あまりハイスペックでないPCでも快適にプレイできる……はずだが,本作はその性質上,(コーエーのPCゲームとしては)結構要求スペックが高い(下記参照)。ほかのゲームはほとんど遊ばないという純粋な"コーエーファン"は,ご注意を。
注意事項といえば,インターネットに常時接続している環境が必要なのも,お見逃しなく。本作はオンライン対戦には対応していない(1台のPCを使った,二人での協力/対戦プレイは可能)ので,これは「Winning Post 7」と同様に,オンライン認証に使うようだ。
そのほかPC版では,音声を日本語/英語で切り替える機能や,字幕のあり/なしを切り替える機能が追加されている。
なお,発売が近い(というか近すぎる)こと,そして3月末という時期を考えると,延期の可能性は低いといえそうだ。普通に考えて,もしまだデバッグ中だとしたら,今月中なんて無茶なスケジュールで発表するわけがなく,本作がすでにマスターアップしているのは間違いない。
税込みで6090円と,コーエーのゲームにしては価格が安めではあるが,発売まではもうあまり時間がないので,しばらくの間,懐具合には注意しておいたほうがいいだろう。(Iwahama)
■発売日:2005年3月30日
■価格:6090円(税込)
■メーカー:コーエー
■動作環境:Pentium4/1.6GHz以上(Pentium4/2.6GHz以上推奨),メモリ 256MB以上(512MB以上推奨),HDD空き容量 1.7GB以上(フルインストール時は2.8GB以上必要),VRAM 64MB以上(128MB以上推奨),DirectX 9.0b以降
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(c)2005 KOEI Co., Ltd.
※画面はすべてPC版のものです
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