［韓国ゲーム事情＃583］Gravity Festivalで「RO2」説明会が開催

Kimの韓国最新PCゲーム事情＃583

Gravity Festivalで「RO2」「Requiem」の説明会が開催に（2006/8/10）

Text by Kim Dong Wook特派員

　韓国Gravityは，8月12日にソウルのCDEX太平洋ホールで開催する「Gravity Festival2006」で，「Ragnarok Online 2」（邦題 ラグナロクオンライン 2）と「Requiem」（邦題 レクイエム）の開発過程の一部を公開すると，本日8月10日に明らかにした。

　「Ragnarok Online」の後継作として注目を集めているRagnarok Online 2のプロデューサー，Park Young Woo氏は，キャラクター成長システム，シナリオ/クエストシステム，コミュニティシステムなど，同作の特徴的なシステムを紹介しつつ，初公開となる新グラフィックスを一部公開するという。また，説明会に参加したユーザー達との質疑応答の時間も用意されるようだ。



　一方Requiemに関しては，同作の開発プロデューサー Yoon Sang Jin氏の作品説明を通じて，ナイトメアシステム，アドベンチャーダンジョンシステム，生活NPCシステムといった仕様が公開される予定。当然，新たなグラフィックスも公開される。
　生活NPCシステムは，ゲーム内のNPCが一定の場所に留まらず，そのNPCならではのスケジュールに従って行動/移動するというもので，Requiemの特徴といえる。これまであまり情報が公開されてこなかった同作だけに，多くのファンから注目を集めそうだ。

　Gravity Festivalの関係者は，「今回の作品説明会は，両タイトルに多大な関心を寄せているファンのために用意しました。いずれも開発総括プロデューサーが直接作品説明を行うので，鮮度の高い情報が多く得られる場になるはずです」と語っている。

　最後に余談だが，両タイトルの韓国内サービスは，以前発表された，CJ Internetではなく，Gravityが直接行う可能性も浮上している。Gravity Festivalでその真相が語られることはなさそうだが，複数の意味で，目が離せないオフラインイベントになりそうだ。