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アミューズメントセンター,7月28日に「妖撃隊」の販売を開始
妖撃隊は,現代(といっても,同作が発売された1993年当時)の日本を舞台としたオカルト系RPG。超能力や気功,魔術といった要素が満載の伝奇小説的な世界観を舞台に,恐怖の大王を降臨させようと暗躍する狂信者/妖魔と,それを阻止するために結成された妖撃隊との戦いが描かれている。
プレイヤーは妖撃隊(探索班,諜報班,開発班,鑑別班からなる)を編成/運用し,さまざまなミッションをこなしていくことでストーリーを進める。とくに「主人公」は設定されておらず,30名以上からなる登場人物を各班に割り当て,アイテムの開発や情報収集,探索などを効率的に行うという,シミュレーションゲーム的な面白さも味わえる作品だ。
戦闘シーンのバランスがシビアだったり,物語のボリュームが物足りなかったり,妖撃隊の初期メンバー(仲間はランダムに入隊する)によっては,ゲームの進行が非常に困難だったりと,若干問題点もある作品ではあるが,この手の物語/ゲームが好きな人なら,今遊んでも十分楽しめるはず。同作に興味が湧いたという人は,購入を検討してみるといいだろう。(大路政志)
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