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DOOM 3拡張パック「Resurrection of Evil」,詳細が明らかに
海外ゲーム情報誌Computer Games Magazineが行った,id SoftwareのMatt Hooper氏へのインタビューによれば,D3RoEは,DOOM 3本編の2年後という設定の続編となる。DOOM 3で主人公のスペースマリーンが,孤軍奮闘して地獄へ通じるゲートを閉めたはずだが,ある日火星より送られてきた謎のシグナルが地球でキャッチされる。事態を重く見たUACでは,急遽女性科学者のElizabeth McNeil博士と,技術者であるプレイヤーを,謎のシグナル解明のため,火星に送り出した……。というのが,ゲームのスタート部分となるようだ。
D3RoEには,新しい武器が2種類登場する。一つは,ダブルバレルショットガン(銃身が水平に二つ並んだショットガン)で,これは以前からのDOOMファンには懐かしい武器といえるだろう。DOOMの1作めや2作めに登場した武器で,近距離での破壊力は凄まじいものの,連射が利かない。また一度に2発の弾を消費するので,撃ちまくっているといつの間にか弾がなくなって冷や汗をかいたというプレイヤーも多いのではないだろうか。
もう一つがGrabber(正式名称ではなさそう)という武器で,「Half-Life 2」に登場したGravity Gunに似ており,近くのアイテムをつかんで投げつけられるほかに,ロケットのように飛んでくるものを弾き飛ばすことができるようだ。
モンスターも,新たなものがいくつか登場するようで,Impを強化した"The Vulgar",空を飛ぶ"Forgotten",巨大な"Bruiser",そして"Hunter"などの名前が挙げられている。
キャラクターのパワーアップ用アイテムとしては,"Hell Time"という時間を遅くするアイテムが登場する。周囲の時間を遅くしながらも,プレイヤーだけは通常通りに行動できるというので,たくさんのモンスターに囲まれてしまったような場合には重宝しそうだ。またプレイヤーの攻撃力を飛躍的に向上させる"Berserker"など,やはり昔からのDOOMファンにお馴染みのアイテムも登場する。
気になるマルチプレイヤーだが,DOOM 3では4人までしかサポートしていなかった対戦人数が,8人までに増える。ゲームモードもCTF(Capture The Flag)がプレイできるなど,パワーアップが図られているようだ。
発売予定は2005年4月4日の予定で,いつの間にか公式サイトが,DOOM 3公式サイト「こちら」の中で公開されている。ギャラリーコーナーでは,スクリーンショットかどうかは定かではないものの,数点の画像が公開されているので,チェックしてみよう。(朝倉哲也)
「DOOM 3:Resurrection of Evil」
→公式サイトは「こちら」
→紹介ページは「こちら」
- 関連タイトル:
DOOM 3:Resurrection of Evil 日本語マニュアル付き英語版
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DOOM 3: Resurrection of Evil(C)2005 Id Software, Inc. All rights reserved. Distributed by Activision Publishing, Inc. under license. DOOM and ID are registered trademarks of Id Software, Inc. in the U.S. Patent and Trademark Office and/or some other countries. Activision is a registered trademark of Activision, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.