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マイコンソフト,ゲーム用デスクや1080p/60フレーム対応のキャプチャカードなどを「CEATEC JAPAN 2012」で披露
XAC-1
マイコンソフトのブースで最もインパクトがあったのは,このゲーム用デスクだ。「ゲームをとことん楽しみたい方の為のコンピューターデスク」と銘打たれた本製品は,アーケードゲームの筐体をイメージさせるデザインが採用されている。VESAマウント対応のディスプレイアームを備えており,最大32インチまでの液晶ディスプレイが取り付けられるほか,ピボット機能や高さ調節,チルト調節なども可能だ。
面白いのは,天板部にアーケード用のコンパネ(アーケードスティック部)が設置できること。コンパネを取り付けると天板に段差ができてしまうため,その段差をなくすコンパネ取り付け時専用オプションも用意されるという。
XAC-1のサイズは,幅が約800mm,奥行きが800mm,アームを含めた高さが約1400mm,机の天板までが約700mmとなっている。アーム部には金属が採用されているが,ベースとなる机の部分には木材を採用しているとのこと。
実際に触れてみるとかなりしっかりとした作りになっており,アーケードスティックを激しく操作してもぐらつくことはなかった。それもそのはず,展示されていた試作機で,その重量は80kg(ディスプレイやアーケードスティックなどは除く)もあるのだそう。とはいえ,キャスターが取り付けられているので,移動には問題なさそうだ。
なお,マイコンソフトの大上友也氏によれば,2012年末から2013年春の発売予定で,価格は5万円台を目指したいとのことだった。
SC-512N1-L/DVI&XCAPTURE-1
SC-512N1-L/DVIは,SC-500N1/DVI+XSYNC-1の後継となるPCI Express x1接続のキャプチャカードである。1920×1080ドット解像度で秒間60フレームの動画取り込みに対応し,コンポジットビデオ,Sビデオ,コンポーネント,DVI-Iといった入力端子を備え,それぞれのスルー出力を備えるのが最大の特徴だ。
本機はソフトウェアエンコードタイプのキャプチャデバイスとなるが,第2世代のCore iプロセッサに採用されているエンコード支援機能「Intel Quick Sync Video」が利用できるのもポイントとなる。
XCAPTURE-1は,SC-512N1-L/DVIのUSB 3.0接続版といえるキャプチャデバイスだ。機能面では,SC-512N1-L/DVIと同じだという。ノートPCユーザーや,拡張カードの増設ができない人はこちらを選ぶといいだろう。
大上氏によれば,SC-512N1-L/DVI,XCAPTURE-1共に2012年末から年明けを目処に発売したいとのこと。SC-512N1-L/DVIが3万円程度,XCAPTURE-1がそれより1000〜2000円程度高くなる見込みとのことだ。
マイコンソフト公式サイト
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