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Sony Europe,有機ELパネル採用ヘッドマウントディスプレイの新型「HMZ-T2」を発表。前モデル比で20%の軽量化を実現
HMZ-T2は,昨年発売されて話題となった「HMZ-T1」の後継となる製品。HMZ-T1で標準採用され,取り外しの効かなかったオンイヤーヘッドフォンが廃され,手持ちのイヤフォンやヘッドフォンが利用できるようになった。また,そのほかにも軽量化がなされた結果,公称重量は330gと,HMZ-T1より約20%軽くなっているというのもトピックといえるだろう。
なお,そのほか基本的な仕様は,ニュースリリースを読む限り,HMZ-T1から変わっていないようだ。要するに,「HD」解像度とされる――常識的に考えると720p――有機ELパネルを左右の目に対して1枚ずつ搭載し,3D立体視に対応する点や,5.1chバーチャルサラウンドサウンド出力に対応する点などは,HMZ-T1から変わっていないわけである。
HMZ-T1において人を選ぶ大きな要因となっていたのが音質と重さだったので,第1弾製品の弱点をしっかり克服してきた,といったところだろうか。
最後に念のため付記しておくと,今回の発表主体はあくまでもSony Europeだ。国内発売のスケジュールは,(それがいつかは分からないが)ソニーの発表待ちということになる。
Sony Europeのプレスリリース
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