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[E3 2004#022]続編ではなく新作?「Medal of Honor Pacific Assault」 | - 2004/05/13 21:24 |
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過去にforGamerで"最新拡張パック"として紹介した本作だが,実際に動いているのをひと目見れば,新エンジンで動いているのは明らかだ。EAスタッフの言質をしっかりと取ったので強調するが,「Medal of Honor Pacific Assault」は「アライド アサルト」の続編ではなく,"まったくの新作と考えてもらいたい"とのこと。ちなみに開発はEAスタジオが担当している。 さて,基本的な説明に移ろう。「Medal of Honor Pacific Assault」は,舞台を太平洋に移した新たなMoHAAだ。プレイヤーは兵卒のTom Conlinとなって,真珠湾攻撃から始まる日本軍との戦いに身を投じていく。シングルプレイは25ミッションからなり,ガダルカナルやタラワ島といった南海の激戦地が,さぞかし見事に再現されていることだろう。 当時の武器の再現性(音や挙動など)では,後発のWW2タイトルを抑えてナンバーワンの地位を守り通した本シリーズのこと,もちろん今回も太平洋戦争で活躍した21種類以上の武器を,実物も同然に再現している(と信頼している)。新兵器として,M4 Flamethrower TankやPT boatも登場。火炎放射器搭載型のM4戦車は,果たして搭乗可能なのだろうか? また米軍以外に日本軍,英国軍,オーストラリア軍の軍服スキンや音声を収録。きっとブリティッシュ訛りも堪能できるに違いない。 マルチプレイは最大32人対戦でMoHAAの定番ルール各種が楽しめる9マップを収録している。オブジェクティブモードだと思われるが,捕虜救出などのシチュエーションがあるようだ。 前作のエンジンを激しくチューンしたという新型エンジンは,業界最高品質とはいかないまでも,現在のタイトルに見劣りしない3Dグラフィックスを提供してくれる。またHavokエンジン搭載により,あらゆる物体が操作/破壊可能。とりあえず本作が抱える目下の問題であった,グラフィックスと物理処理の古さは解決したようだ。MoHAAファンの諸君,おめでとう! AIは敵も味方もずいぶんと賢くなったとのことで,ゲームはいきなり敵味方が大混戦となる状況からスタートする。直接「うわっ頭いい」と実感できるわけではないが,賢さゆえに可能となったシチュエーションであるのは間違いない。実際プレイしてみたが,日本兵が突進してきて刀を振り回すのなんの。 発売は2004年9月。多少こじんまりとしたブースだったため,EA的にはあまり大プッシュタイトルではないのかもしれないが,MoHAAファンは当然,秋まで太平洋のことで頭をいっぱいにしながら過ごそう。(Kawamura) (C)2003 Electronic Arts Inc. All rights reserved. All trademarks are the property of their respective owners. →「メダル オブ オナー アライド アサルト」の記事一覧は,「こちら」 →「メダル オブ オナー アライド アサルト リロード」の記事一覧は,「こちら」 →「メダル オブ オナー アライド アサルト リロード セカンド」の記事一覧は,「こちら」 →「メダル オブ オナー アライド アサルト ウォーチェスト」の記事一覧は,「こちら」 |
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メダル オブ オナー パシフィック アサルト
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