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サドンストライク最新作「Sudden Strike:Resource War」発表 | - 2004/06/10 23:08 |
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Fireglow Studiosが開発し,CDV Software Entertainmentが販売を手がける「Sudden Strike」(邦題「サドンストライク」)のシリーズ最新作,「Sudden Strike:Resource War」(以下,Resource War)が発表された。CDVの拠点となるドイツと北米では2004年8月か9月の発売を予定しているとのことだ。 サドンストライクは,第二次世界大戦を描いたリアルタイムストラテジー。プレイヤーはアメリカ,イギリス,ドイツ,日本(大日本帝国),ロシア(ソ連)などの軍隊を操り,与えられたミッションを遂行していく。 人気の"エイジ〜"シリーズや"ウォークラフト"シリーズなどのRTSとは違い,資源の採取や建築,生産などの概念がなく,あらかじめ用意されたユニット(軍隊)のみを駆使して戦闘を行う。その分戦術/戦略面に目を向けられるという点で好評を博し,人気シリーズとなっている。 今回発売されるResource Warは,「サドンストライク2」の2Dグラフィックエンジンの最新版を使用した新作。2Dとはいえ,緻密に描かれたグラフィックスは高いクオリティを維持しており,最新の3D RTSと比べてもそれほど目劣りしない。 ちなみにFireglow Studiosの発表によれば,同エンジンの開発/改良は本作で最後になるだろうとのこと。次回作からは,以前「こちら」で紹介した「Sudden Strike Next7」エンジンが使用されるようだ。 Resource Warで新しく追加された要素の中でもとくに目を惹くのは,なんといっても工場,飛行場などの生産施設が導入されたこと。先述したように,生産の概念がないことが本シリーズのウリの一つであるだけに,驚きである。ただしこれは,プレイヤーの手でユニットを生産するというものではない。これらの施設をある一定時間占拠していることで,自動的に自軍ユニットが生産されるのだ。同シリーズの「援軍」システムの改良版といったところだろう。 「援軍」は基本的に1回のみだったが,今回の"施設"からユニットが生産される回数には一切制限がない。占拠を継続している時間や,攻撃を受けている時間などの条件に応じて自軍ユニットの生産間隔が変わる仕組みとなっている。 なお,当然のことだが敵軍が使用している工場を占領して自軍のものにできるし,破壊して使用不可能にすることも可能。破壊されても,工作兵などの修理を得意とするユニットが時間をかけることで工場を建て直すこともできる。 これらの施設は生産のための資源を必要としない代わりに,動力である電力を生産する"発電所"が必要となる。そのほか,傷ついた兵士を治療する"病院"など,さまざまな施設が用意されているとのことだ。 次に気になるResource Warの新要素は,燃料の概念が導入されたこと。以前から各ユニットには弾薬の数が設定されていたが,今回から新たに燃料の量も設定される。車両や戦闘機などは時間と共に一定量の燃料を消費し,燃料が空になってしまうと動けなくなる。燃料は補給車などの支援ユニットを利用することで補給できるが,この燃料は前述の施設に密接に絡んでおり,燃料庫となる石油タンカーなどを占領していないと補給できないなどの制約があるとのことだ。 もう一つResource Warで特筆すべきなのが,マップ上に点在しているオブジェクトについて。今までは一部の土嚢や建造物のみが破壊できたが,今回からは建造物のほとんどが破壊でき,やり方次第では街を廃墟にできるらしい。 ちなみにシリーズを通して人気の高いキャンペーンエディタ,マップエディタ,ユニットエディタなどはもちろん用意されているとのこと。 最後となるが,本作は同シリーズのもつ戦略性をより前面に押し出した作品になるそうだ。そのほか細かい要素など,続報が入り次第お伝えするので楽しみに待っていてほしい。(Seirou) →関連作「サドンストライクII 日本語版」の記事一覧は,「こちら」 |
- 関連タイトル:
サドンストライク:リソースウォー 日本語版
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