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[GC 2005#36]バイクレース「MotoGP 3」は対戦モードが熱い
MotoGP 3は発売を9月に控えており,今回のデモはほぼ完成に近いものと思われるが,メニューはすべてドイツ語に翻訳済みだったので,残念ながら細かいオプションをチェックすることはできなかった。
ちなみに,Game Conventionが開催されているライプチヒといえば,超難関コースで知られるザクセンリンクに程近い場所にある。歴史的にMotoGPの人気も高い地域であるのだ。
MotoGPの正式ライセンスを受けているだけあり,玉田や青木,阿部,原田といった日本人レーサーも数人含まれている。フィーチャーされているサーキットは,ザクセンリンクやレ=マンのほかにも,トスカーニ,アンダルシア,シャイア,リオなどで,さらにはトーキョー(茂手木?) サーキットも存在する。キャリアモードでは,GPの選手としてシーズンを通してのグランプリレースを楽しめるのだ。
MotoGP 3は,シリーズの伝統ともいえるスピード感がウリになっている。直線コースでの加速度はリアルに感じられなかったが,あまりスピードを出すとターン時にコースからはみ出してしまうので注意が必要だ。芝への進入や壁との接触,ほかのレーサーとの激突によって,プレイヤーはいとも簡単にはじき飛ばされてしまう。車体が破壊されることはなく,転倒時のアニメーションも何度見ても楽しいものだが,やはり先頭で快走する気分を味わいたいものだ。
また今回は,"エクストリームモード"というものが考案され,夜の市街地でもレース可能になっている。ほかのデモ機でプレイされているのを見たが,どこか「Need for Speed:Underground」を連想させる,これまでとは趣(おもむき)の異なるゲームになっていた。スタンダードなレースの息抜きとしてはなかなか面白く,NVIDIAのブースでもMotoGP 3のエクストリームモードを使った余興の対戦ゲームが楽しまれていた。(奥谷海人)
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MotoGP 3
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