2004/08/04 19:38 |
第二次世界大戦を舞台としたリアルタイムストラテジー「ブリッツクリーグ 日本語版」の追加パック「ブリッツクリーグ 〜バーニングホライズン〜 日本語版」(原題「Blitzkrieg:Burning Horizon」)の発売が決定した。発売日は2004年9月16日で,価格は8379円(税込),発売はズーから。
ブリッツクリーグは,RTSではめずらしく生産という要素を排除した,徹底的に戦闘に専念できるゲーム性が特徴。ユニットが敵を破壊したときなどに得られる経験値によって強くなっていくという,RPG的な要素をも含んでいる。海外では,かの名作「サドンストライク」の後継的タイトルとして注目の高い作品となっており,ミリタリーマニアのストラテジーファンには幅広い支持を得ている作品だ。
今回発売される「ブリッツクリーグ 〜バーニングホライズン〜 日本語版」(以下,バーニングホライズン)は,クォータービュー視点のオーソドックスなRTS。プレイヤーはアメリカ,英国,ドイツ,ロシアの4か国からいずれかの国を指揮し,敵国を倒していく。史実に沿ってキャンペーンシナリオを進められるのはもちろん,史実とは異なる展開で楽めるのも特徴だ。 バーニングホライズンで追加されるキャンペーンシナリオは,英雄ロンメル将軍率いるノルマンディー戦線やアルデンヌの戦いなど。またシングルミッションとして,シンガポール,ビルマ,ノルウェーなど八つのミッションも収録されているばかりでなく,第二次世界大戦当時のヨーロッパ,シベリアなどでの戦闘を再現したヒストリカルミッションも60個用意しているとのことだ。 ちなみにその数多い追加ミッションの中には一部,敵国として日本軍が登場するものがあるとのこと。日本といえば,やはり"海軍"のイメージが強いと思われるが,ゲーム上でどのように再現されるのか興味がわくところでもある。 またミッション数ばかりでなくユニットにも手が入れられ,ブレニム爆撃機,零戦,M5スチュアートなど,新たに56種類のユニットが追加され,計326種類が登場するとのことだ。 バーニングホライズンはブリッツクリーグ同様ユニットごとに経験値があり,さらには階級を上げることもできるシステムを継承している。また敵ユニットを奪い取ることもできるし,ユニットの能力によっては橋を建設したり,兵士を使って塹壕を作ったり,空爆を要請したりもできる。さらにはすべての建造物は破壊できるオブジェクトなので,市街戦では街を焼け野原にすることもできる。
追加パックといえど,キャンペーンシナリオだけでもかなり遊べるボリュームがあるといえる。海外タイトルのローカライズに定評のあるズーだけに,日本語の出来は安心していいだろう。ストラテジーファンなら,この秋に遊ぶタイトルとして候補に入れておこう。(Seirou)
ブリッツクリーグ〜 バーニングホライズン〜 日本語版 ■発売日:2004年9月16日予定 ■価格:8379円(税込) ■メーカー:ズー ■動作環境:Windows 98/Me/2000/XP,Pentium III/450MHz以上(800MHz以上推奨),メモリ 128MB以上(256MB以上推奨),空きHDD容量 2.4GB以上,DirextX 8.1以降
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