インタビュー
新しい“時代”の到来で表現の幅が広がる「大航海時代 Online 〜Tierra Americana〜」。開発/運営プロデューサーインタビュー
11月27日に,コーエーテクモゲームス社内で,海洋冒険オンラインRPG「大航海時代 Online」(PC / PS3)の拡張パック第4弾「Tierra Americana(ティエラ・アメリカーナ)」(PC / PS3)の発表会が行われた。
北米とその開拓地の登場,パリやフィレンツェといった新しい街と関連の新要素の実装,新しい大海戦が楽しめそうな王立艦隊の登場など,プレイヤーには興味深い内容が目白押しだった発表だが,もう少し詳しい内容が知りたいところ。そこで発表会後に,今回の拡張パックの新要素について気になる点を,本作の開発プロデューサー竹田智一氏,運営プロデューサー渥美貴史氏に聞いてきた。その内容をさっそくお届けしよう。
新たな舞台は北米大陸! 時代の進化も表現する「大航海時代 Online」拡張パック第4弾「Tierra Americana」発表会レポート
「大航海時代 Online」公式サイト
北米の開拓時代が到来
開拓地ではかなり自由度の高い街作りも
本日は,よろしくお願いします。まずは,未開拓の地である“北米”が発表されました。どんな街が追加されるのかなと思っていたら,プレイヤー自身が街を開拓できるんですね。
渥美貴史氏(以下,渥美氏):
はい,元々は北米らしさを表現するための,まったく新しいシステムとはどういうものだろうか,というのが始まりでした。やはり,プレイヤーがいろいろなところを,自由に開拓していくという部分を表現したいよね,ということになりました。
4Gamer:
発表会でムービーを見たときに,なんとなく街を“開拓”して発展させていく南米や東南アジアを思い浮かべていたのですが,もっとスケールが大きくて驚きました。そこで気になったのが,開拓できる場所についてです。例えば,特定の場所に上陸地点のような入り口があって,そこを商会ごとに開拓していくのでしょうか。
竹田智一氏(以下,竹田氏):
北米の海岸線には港が造れそうな地形がいくつかあって,その中から商会ごとに選んで建ててもらうという形になります。
4Gamer:
その地形は一つにつき1商会ではなく,複数の商会が利用できるのですか。
竹田氏:
理論上は制限となる数はありますが,今のところ制限と感じるものは設けていません。
4Gamer:
ということは,開拓地はいわゆるインスタンスゾーンになっているわけですね。
竹田氏:
ええ,プライベートファームを想像してもらうと分かると思いますが,商会ごとに共有できる土地を持っていると考えてください。
4Gamer:
なるほど。たしかに,プライベートファームが拡張されたものという印象もありますね。商会ごとのゾーンということで,気になったのは,開拓した街にほかのプレイヤーが訪れられるのかという点です。
その街の商会に所属している人づてで入れます。例えばアパルタメントには,ほかのプレイヤーも招待すれば入れますが,開拓した街はそれをもっと簡略化したような感じで,商会の人を見つけてしまえば入れるくらいな気軽さです。
4Gamer:
つまり,その商会の人に話しかける必要もないわけですか?
竹田氏:
ええ,人物情報を開いて登録すれば行けます。
4Gamer:
なるほど。行きたい開拓地は,前もって人物情報で登録しておくんですね。
渥美氏:
このようなシステムになっている背景は,いろいろな人に開拓地を利用してもらい,交易品の売買をしてもらうことで,街が発展していくという基本的なデザインコンセプトにあります。つまり,ほかのプレイヤーにたくさん来てもらえるほど良いわけです。
竹田氏:
そうですね。ただ,見ず知らずのプレイヤーが自由に出入りできるのではなく,この開拓地の人なんだと確認してから入るような導線になっています。
4Gamer:
では,その商会がどこで開拓を行っているかは確認できるのでしょうか。
竹田氏:
ええ,開拓地がどの辺りにあるのかは地図(入港許可画面)で分かるので,そこに行けば街が見えます。
4Gamer:
その港に入ると,同じ場所を開拓している商会の街がリストで表示されるわけですか?
竹田氏:
実際には,行ける街はそんなに登録できないのですが,例えば候補地が1か所に固まるというケースもあるので,リスト表示となります。
渥美氏:
開拓といえば,何もないところを切り開いていくのが醍醐味です。ですので,商会長の立場からすると,ほかの商会が街を作っていれば,重なっている場所には街を作らず,空いている土地を見つけるのではと思います。
4Gamer:
そうですね。誰かがすでに居るならわざわざ同じ場所は選ばないと思いますが。しかし,逆にそれだけの数の候補地があるわけですか?
竹田氏:
場所の重複はあると思います。重複はしますが,全部の街が見えるというものではなく,人づてに聞いた街だけが見えるので,個々のプレイヤーによって見える街が違います。
4Gamer:
ああ,そうか。先ほど,「そこに行けば街が“見える”」と言っていたので気になっていましたが,登録されていない開拓地は“見えない”んですね。だから,登録の仕方によっては重複しているということになると。
渥美氏:
そうです。人づて(人物情報)で聞いて(登録して)初めて見つかる,隠れ里っぽいイメージですね。
4Gamer:
では,商会が開拓地に街を作る条件はありますか?
竹田氏:
条件はありますが,それほど厳しくないです。商会を普通に運営していて,大西洋を渡れるプレイヤーなら,問題なく作れると思います。
4Gamer:
こうして自分達の街が持てるということで気になるのは,自分の商会の街でほかのプレイヤーが買い物をした場合,その商会に,例えば税金収入といったメリットは何かあるのかというところです。
竹田氏:
お金が直接プレイヤーキャラクターに入るということはありません。プレイヤーが街を作るのですが,そこには住人がちゃんと住んでいますし,利益は街に還元されます。ただ,売買が盛んになればなるほど,街の人口が増加して,発展しやすくなります。
4Gamer:
つまり,街が大きくなりやすいというメリットはあるわけですね。そうして発展していくために,この街で売られる交易品が重要になると思うのですが,Aという建物とBという建物でコンボができて新しい交易品が登場する,といった感じになるのでしょうか。
概念的には似ていますが,交易品の出現が直線で繋がっているわけではなくて,例えば農業に関して特化したものを建てれば,農産物に関する交易品が出てきやすくなります。さらに酒場などを造れば,その街の社会性が上がり,いろいろな物のニーズが生まれ,その上で2次的な産物が生まれます。このように建物を造ることで,街の技術や文化が発展し,新しい交易品が出てくるというイメージになっており,街にどの建物を置くかで,その街の方向性が変わってくるわけです。
4Gamer:
なんだか,シミュレーションゲームの話を聞いている気がしてきました(笑)。ちなみに,開拓地の広さはどの程度ありますか? 発表会では四角の枠があって,そこに建てていましたね。
竹田氏:
あれは一部分しか見えていなくて,まだ奥まで広さがあります。例えば奥のほうにいきなり建てることもできますが,たぶん不便です(笑)。
4Gamer:
それはそうです(笑)。ということは,わりと自由に建てられるわけですか。
渥美氏:
そうです。また,建物は商会員であれば自由に建てられます。メンバーの自主性に任せている商会だと,どんな街になるのか分からない楽しみがありますね。
4Gamer:
気がついたら建物がゴチャゴチャしていて,邪魔な場所を取り壊して街の整備をしたくなるなんてことも……。逆に,建物を壊すことも可能ですか?
竹田氏:
商会の代表であればできます。
4Gamer:
そこはやはり責任者のみというわけですね。
渥美氏:
ただ,一人で同時に複数の建築命令は出せないので,あまりに無秩序な状態にはならないと思います。商会で話し合いながら街の整備をしてもらえればと思います。
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