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[E3 2004#077]CDVのお家芸。第二次大戦RTS「Blitzkrieg 2」 | - 2004/05/15 21:16 |
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日本ではズーから発売されている「Blitzkrieg」(邦題:ブリッツクリーグ)の続編に当たる本作だが,ヨーロッパ戦線から北アフリカ戦線,そして太平洋沖に浮かぶジャングル島など,第二次世界大戦中の主要な戦場の数々を網羅。プレイヤーは,数百にも及ぶ兵士/兵器を操りながら,世界を股に掛けた計四つのシングルキャンペーンを戦い抜くことになる。 既に前作のゲームがあるだけに,基本的なゲーム内容は前作ブリッツクリーグからほとんど変わらず。全76種類のミッションのほか,60種類以上の歩兵と250種類を超える乗り物が登場。「2」という正統進化が望まれる作品だけあってか,前作以上に盛りだくさんの要素が詰め込まれているのは間違いなさそうな雰囲気だ。 本作のタイプとしては,以前ズーより日本語版が発売された「サドンストライク」とほぼ同類と思ってもらって構わないだろう。ただサドンストライクと決定的に異なる点は,本作のグラフィックスがフル3Dで表示されていること。しかしながら,戦車を始めとしたユニットの質感が,あの精巧なミニチュア細工のようなサドンストライクから見ても損なわれていないのは,素晴らしいの一言である。戦車の"重たさ"を感じさせる挙動などからは,丁寧に作り込まれている印象を感じさせてくれる部分だ。 プレイヤーが選択できる国家は,アメリカ,英国,ドイツ,ロシアの4か国。それぞれに歴史的なストーリーラインを含んだシングルキャンペーンが用意 されており,キャンペーン中には,日本を始め,イタリア,フランスなどといった国家も登場するという話だ。ちなみに日本は,プレイヤーが選択できる国家ではなくて,あくまでもキャンペーンモードにおける"敵役"としての登場するとのこと。これはちょっぴりだけ残念かもしれない。 前作からの追加点としては,"指導者"という特別なユニットの存在が挙げられる。第二次大戦中に活躍した将軍達(ジョージ・パットンやマイケル・ウィットマン)など,歴史上に名の残る人物を扱えるようになるとのこと。史実では実現できなかった作戦を,プレイヤーならではの戦術で達成してみるというのも,また一興かもしれない。 最後にマルチプレイに関してだが,こちらはGameSpyを使ったサービスを予定している模様。ただ細かい仕様に関してはこれから考えていくという話だ。 日本では,前作と同じくズーが日本語版の発売を予定しているが,さすがにまだ発売日は未定。英語版の発売日が2005年第一四半期だと発表されていることを考えると,日本語版が遊べるようになるのは相当先の話となりそうだ。気長に待つようにしよう。(TAITAI) |
- 関連タイトル:
ブリッツクリーグ2 日本語版
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