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8人対戦対応のオンライン格闘「Xistar」オープンβテスト開始
本作は,韓国のKIPUSが開発した「XERO」というタイトルをベースに,ギルドが日本向けの味付けをしてサービスを予定していた「XE+TH」(ゼクロス)の流れを汲んだもの。
XE+THでは,クローズドβテストが行われていたが,2004年3月末でこれを休止。以降,予定していたオープンβテストが行われることはなく,沈黙したままだった。
それが今回,ギルドからライセンスを引き継ぐ形で,Xistarとして復活。8人が同時に対戦できるオンライン対戦格闘ゲームという点に変わりはないが,キャラクター,ストーリー,エンジンなどが一新されているという。
Xistarの最大の特徴は,ゲーム内容以上に,「アフィリエイト」の仕組みが採用されている点。
個人でブログやWebサイトを運営している人の中には,各種アフィリエイトプログラムを利用し,バナーなどから広告収入を得ている人もいるだろう。それとは少しおもむきが異なるが,要するにゲームプレイを通じてポイントを溜め,溜めたポイントを景品と交換できるというもの。
4月中旬開始予定の正式サービスでは,8人まで参加できるバトルロイヤル対戦で,100ポイントずつ賭けて勝負した場合,最大で640ポイント(20ポイントずつは運営側に徴収される形)を入手できるようになるそうだ。なお,現在はオープンβテスト中であるため,ポイントの加算,減算は行われない。
ちなみに,このポイントは1ポイントあたり1円換算で,イーバンク銀行やジャパンネット銀行を通じて現金化することができる。ゲームの腕前次第では,一攫千金も夢ではない……かも。
なお,こういったサービス形態になるため,Xistarのオープンβテスト,および正式サービスに参加するには,ポータルサイト「ドリーム・バトル」への会員登録(無料)が必要。ドリーム・バトルでは,アフィリエイト対応のゲームコンテンツとして,Xistarのほかに,「air hockey」「table tennis」「soccer」「baseball」「bowling」「golf」「basket ball」といった,スポーツゲームを用意していく予定。
ゲーム以外に,各種キャンペーンへの登録でもポイントの獲得は可能だが,現在ラインナップされているキャンペーンの多くは,クレジットカードの発行や消費者金融へのローン申し込みなど。この点について,敷居が高いという印象を受ける人も多いはず。
ドリーム・バトルもまた,3月28日にサービスを開始したばかりということもあるだろうが,登録可能キャンペーンの拡充にも期待したいところだ。(TeT)
- 関連タイトル:
Xistar(旧題 XE+TH)
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