スクウェア・エニックスがサービスを提供している「クロスゲート」は，今年の7月で2周年を迎えた。「こちら」でのニュースにもあるように，中国での大ヒットで人気急上昇といった感じだ。その拡張パック第2弾となる「クロスゲート パワーアップキット２（仮）」（以下，Puk2）の情報を入手したのでお伝えしていこう。

　Puk2では，風などの精霊の力を借りるReBirth（リ・バース）システムというものが導入され，いままでの戦闘とは大きく変わっていくようだ。これは，クリスタルスロットに「精霊の卵」を装備し，発動させると「精霊の卵」の種類の応じた精霊の姿に変わるというものだ。戦闘だけでなく，生産や採取でも利用でき，その効果が大幅にアップするようだ。
　ここからが，今回の新情報。Puk2でも，新しいエリアが追加されるが，そこはフレイアやミネガルといった現在冒険の舞台となっている大陸とは異なる。リセリア城の中庭に現れた"謎の天球儀"をゲート代わりに使って行き来するらしい。ゲートをくぐった先は，廃墟と化したファーレンだが，なぜそのようになったのか，この異世界はどういうものなのかは謎だ。このあたりはイベントで分かってくるのだろう。異世界には謎の天球儀と同じ形をしていて，ここに住む人々はそれを「時の卵」と呼んでいることから，過去や未来のパラドックス世界なのかもしれない。

　もう一つの新情報は，"ギルドシステム"の搭載だ。ギルド専用の部屋が神殿に用意されるだけでなく，専用の掲示板やアイテムを保管（20個まで）できる倉庫，アイテムボックスの追加（3個まで）が使えるようになる。アイテムボックスの追加はある条件を満たす必要があるとのことだ。
　また，ギルドシステムの搭載によって，友人にメールを出す"Address"欄に"Guild"というタブが設けられ，切り替えることでギルドメンバーのログイン状況が分かりやすくなる。Guild側に登録された友人は，Addressから削除されて新たに友達を登録することができるかどうかは不明だ。
　ギルドの設立は無条件というわけではなく，あるクエストをクリアして"ギルド開設許可証"を入手しなければならない。さらにこのクエストを受けるためには，リバースダンジョンと呼ばれる迷宮をクリアして，精霊の卵というアイテムが必要らしい。また設立にはギルドメンバーも最低5人必要となる。

　これら以外にもいろいろな追加要素があるかもしれないが，今回はここまで。新しい情報を入手次第掲載していくので，お楽しみに。（Seal）