「大戦略」や「天下統一」シリーズといった看板タイトルを持つシステムソフト・アルファーが，今後の大戦略シリーズについての発表を行った。この発表では，現在「現代大戦略2003」と「大戦略パーフェクト2.0」を開発中であり，それぞれの特徴は下記のようになるらしい。

■「現代大戦略2003」
　2003年9月～10月に発売予定しており，価格は未定。基本的な仕様は「大戦略パーフェクト1.0」をベースに，シナリオプレイを前提とした作り。オプション的な機能として，「大戦略パーフェクト1.0」で好評だった選択式ルールも搭載している。また，「ワンウェイ・キャンペーンモード」（一本道のキャンペーンモード）が楽しめるだけではなく，ユーザー自身がキャンペーンの作成や編集も可能だ。

■「大戦略パーフェクト2.0」
　2004年前半の発売予定で，予価9800円。「ビジネスアプリケーション」のように前作の機能をすべて盛り込んだうえで，さらに改良を重ねるという上位互換性を目指して開発されている。どうやら1.0の生産マップエディタなども引き継がれることになるようだ。ほかにも新機能として"ユニットエディタ"を搭載。兵器のグラフィックスや能力の変更が可能だ。また「2.0」発売時には「1.0」からのアップグレード版（予価5800円）も発売するという。

　今後の方針についての概念図なども公式ページの「こちら」に掲載されているので，ファンならぜひともチェックしておきたい。