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[韓国ゲーム事情#351]ライブドアが「Space Cowboy」を日本へ
ライブドア,多人数での音声チャットができる3Dシューティング「Space Cowboy Online」の日本サービス権を取得(2005/5/30)
Text by Kim Dong Wook特派員
同ゲームは,以前「こちら」の記事でお伝えした,「Atum Online」がタイトルを変更したもの。当時,IP電話関連企業のWeb Call Worldからリリースされるとのことだったが,その後,同社のゲーム部門を分社化してMASANG SOFTが設立され,ゲーム名も改められた。
Space Cowboy Onlineは,シューティングゲームを基本に,成長システム,役割の分担,シナリオによるクエストなどといった,MMORPGの要素が加えられた独特のジャンルのゲームで,現在は韓国の中堅ゲームポータルmGameで,サービスが行われている。
同ゲームは,未来的な戦闘機を操ってフル3Dの空間を自由に飛び回れるだけでなく,文字によるチャットや,韓国産オンラインゲームではまだ珍しい,多人数による音声チャットも楽しめる。すでに,プレイヤーの没入度が非常に高いタイトルであるとの評価を得ている。
同ゲームの開発チームは,2005年4月に行われたプレイヤー懇談会で,「(戦略性が問われるゲームの最高水準である)『StarCraft』のような楽しさも味わえるように,ユニット別に,多様な戦略や武器を用いた戦闘システムを取り入れる。それと同時に,"輸送船護衛作戦" "帝国の襲撃作戦"などといった,Space Cowboy Onlineだけの魅力である集団戦闘をさらに強化する。こういった戦闘システムで,プレイヤー達には飛行戦闘のロマンを感じてもらえるようにしていきたい」と,今後のアップデート計画を明かし,大きな期待を受けている。
日本でのサービス開始時期は,ライブドアの広報担当者によると,(確定ではないようだが)7月半ばに500人程度の規模でクローズドβテストを,8月にはオープンβテストを行う予定らしい。
なおサーバー施設をはじめとしたインフラをライブドアが持ち,サービス運営からパブリッシングに至るまでのすべてを同社で行うそうだ。
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