2004年にサービスが開始される期待のMMORPG「ウルティマX オデッセイ」（UXO）と，「ウルティマ オンライン」（UO）に関する日本での料金体系がエレクトロニック・アーツから発表された。

　UXOのパッケージ発売までに，料金体系は以下のように改正される。これはUXOとUOの両方に適用されるものだ。

・クレジットカードによる支払い料金を，米ドルから日本円に変更
・プリペイドクーポン「ウルティマ オンライン ゲームタイム」は，新名称「ウルティマ ゲームタイム」へと変更。UOとUXOの両方で使用可能に
・「ゲームタイム30」の販売価格が1480円に

　だがUXOの日本でのパッケージ発売日とサービス開始日は，今のところ2004年中ということしか決定していない。上記の変更も，実施日は未定だ。ただしUXOの発売日よりは早くに実施されるようなので，UOの利用者にとっては嬉しい話のはず。

　これまでUOをプレイしていて，同一アカウントでUXOも始めようという人には，さらに耳寄りな情報がある。まずは「ウルティマ・プレミアム料金」について。
　通常，UOまたはUXOのどちらかをプレイする場合は，月額1480円の利用料金となる（クレジットカードによる支払いの場合）。だが2本ともプレイする人には，1本あたりのプレイ料金が月額980円（つまり2本で1960円）に値下げされるのだ。同様に3か月まとめ払いは2880円，6か月は5680円と，さらにお得となる。
　プリペイドクーポン支払いで両方をプレイする場合は，「ゲームタイム30」の利用可能日数が39日となる（通常は30日）。こちらも「ゲームタイム90」は115日，「ゲームタイム180」は216日と，お得度も増していく仕組みだ。

　そのうえ，以下の条件を満たすUXO／UO利用者には，通常の30日に加えて，60日の無料プレイ期間がプレゼントされる。

・2004年3月31日時点でUOのプレイ料金を支払っている
・UXOの製品版発売日から30日以内に製品版のアカウント登録を行う
・UXOアカウント登録時にUOのプレイ料金を支払っている

　まぁ，ただでさえネット廃人寸前になる人も多いUOと同一アカウントでUXOも遊べというのだから，ある意味怖い話だ。UXOのサービスが始まったらUOは解約しよ〜，とか思っていた人は，今回の発表を受けて思いとどまるように。（Kawamura）