2003年3月21日に海外で発売された「Warrior Kings：Battles」が，日本語化してセガから発売されることが決定した。2004年内の発売を予定しており，価格は未定となっている。

　本作は，前作「Warrior Kings」の続編的な位置付けに当たる3D RTS。インペリアル（聖戦派），ペイガン（異教徒集団），ルネッサンス（技術信奉者）の3系統が争うファンタジー世界を描いた作品で，それぞれの系統ならではのユニットや能力を備えている。しかもこれらはゲーム開始時にプレイヤーが選ぶのではなく，ゲーム中の選択によって決定していくのだ。
　また，AIの強化や対戦時におけるネットワークコードの最適化により，よりスムースな対戦が可能になっているという。そんなマルチプレイに優しい作りにと共に，シングルプレイも22ミッションのキャンペーンとボリュームは満点。また各特性（攻撃的，防御的など）を持ったCPUが登場し，従来のCPUとはかけ離れた性能をもつ。自らの弱点克服の練習などにはうってつけの機能……かも。

　およそ一年前に発売されているし，当時欲しかった人はすでに英語版を買っているな気がしないでもないが，3Dグラフィックスであったり，世界観であったり，系統の個性であったり，RTSプレイヤーが好みそうな要素はふんだんに含まれている本作。日本語化されることだし，気になる人は，まずは「こちら」のデモ版（英語版）でも遊んでみよう。（halen）

ウォリアーキングス バトル 日本語版
発売日：2004年内
価格：未定
メーカー：セガ
動作環境：Windows 98SE/Me/2000/XP