本日ハドソンは，同社がβテスト中のオンラインサッカーゲーム「ZEROCUP」（ゼロカップ）のアップデートを実施，本日（3月5日）18時より，メンテナンスのため停止していたサービスを再開した。

　2002年の7月から長らく続いている本作のβテストは，2003年11月の大規模アップデートで，ユーザービリティの向上やデザイン変更，またバランス調整などを一気に行い，オンラインゲームとしての体裁を整えた。
　今回のアップデートも，ユニフォームやキャラクターの顔グラフィックス追加というプレイヤーを惹きつける要素，また"チーム維持費"といったかなり正式サービスを意識したシステムが盛り込まれている。βテスト初期で本作から離れた人が改めて見直せば，ゲームプレイ部分やコミュニティ管理部分にこれらの進化が見てとれるはずだ。

　そんなこんなで，多機能になっていく様子が黎明期を感じさせてちょっぴり楽しい本作だが，さすがにβテスト期間が長過ぎるのが気になる。"22人同時対戦が可能なオンラインサッカーゲーム"という触れ込みもインパクトが少なくなる頃だろうし，"プレイヤーとしてはそろそろ"正式サービスのスケジュールも聞いてみたいかな？"というのが本音ではないだろうか。（Gueed）

■「ZEROCUP」2004年3月5日付けアップデート内容

・新アイテム「ユニフォーム」導入
プロチャンネル専用のアイテム「ユニフォーム」を8セット導入。「ユニフォーム」は，監督とコーチのみが購入可能。

・チーム維持費および，チーム最低定員導入
月に一度，チーム維持費として3000ポイントが徴収される。また現時点で5名に満たないチームは削除対象となる。

・ハーフタイム導入
前/後半の合間に，15秒のインターバルが挿入される。

・キャラクター顔グラフィックス導入
かつて機能としてはあったものの，いったんペンディングになっていた顔グラフィックスが復活。男性22種類，女性14種類の顔グラフィックスが使用可能に。

・ゴールキーパーの新視点導入
F4キーのカメラビューよりも若干高めに設定された新視点を導入。

・その他
　上記のほか，細かい修正点については，公式サイト「こちら」を参照。

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