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「EverQuest II」のFree-to-Play化が決定。EQ2本体および,拡張パック第1弾〜第6弾を無料でプレイ可能。移行予定時期は12月
振り返ってみると,日本向けのサービスがスタートしたのは2005年の夏で,以来,「エバークエストII デザート オブ フレイム」から「エバークエストII - ベリオスの定め」まで,計7タイトルの拡張パックがリリースされてきた。
また,「エバークエストII - エイジ・オブ・ディスカバリー」という最新拡張パックが今月中にも登場予定だ。Free-to-Playへの移行後は,EQ2本体および,第1弾から第6弾までの拡張パックを,基本プレイ無料で遊べるようになる(第7弾「ベリオスの定め」や第8弾「エイジ・オブ・ディスカバリー」をプレイするには,それぞれを購入する必要がある)。
なお無料で遊べる「Free」のほか,5ドル支払えばプレイできる「Silver」,月額15ドルの「Gold」というメンバーシップも用意されている。
Free(無料メンバー)の場合,一部のキャラクタークラスや装備アイテムが使用できないといった制限が課されているものの,EQ2本体および,拡張パック第1弾〜第6弾をプレイでき,現在の上限であるレベル90までキャラクターを育成可能だ。
各メンバーシップの詳細は,公式サイトの「Game Overview」ページで確かめてほしい。
ところで,Sony Online Entertainmentは,Free-to-Playのビジネスモデルを採用した「EverQuest II Extended」というサービスを,本サーバーとは別のサーバーで2010年7月から試験的に実施してきた(関連記事)。
今回の移行決定に伴い,EverQuest II Extendedのサーバーは本サーバーに統合されることになる。EverQuest II Extendのクライアントは,移行に合わせて自動的にアップデートされるので,あらためてクライアントをダウンロードする必要はない。
なお,これまでEverQuest IIで提供されていたリアルマネートレード(RMT)サービス「Live Gamer」が,12月4日をもって終了することも発表されている。
Sony Online Entertainmentは,Free-to-Playタイトルとして2009年にローンチした「Free Realms」(PC/Mac/PS3)のアカウント数が,2000万を突破したことをアナウンスしたばかり。また最近では,「DC Universe Online」(PC/PS3)のビジネスモデルもFree-to-Playに移行させており,今後はこの方式でのサービス提供に,一層力を注いでいくものと思われる。
「EverQuest II」公式サイト
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