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「Bloodrayne」に新作映画登場? 監督はやっぱりあの人
ボル氏は,セガの「House of the Dead」やAtariの「Alone in the Dark」など,ゲームソフトを意欲的にライセンスすることで知られた監督だが,素材だけを利用してゲームのストーリーや登場人物,背景などをまったく無視するとゲーマーからの批判も多い。今年1月6日に公開されたBloodrayneも,オリジナルのゲームでは1930年代が舞台だったにもかかわらず,18世紀になってしまったりしている。
レイン役にクリスティーナ・ローケン,そしてライバルにミッシェル・ロドリゲスというハリウッドの売れっ子女優を使った,“究極のB級映画”などと揶揄され,制作費こそ2500万ドル(約29億円)というボル作品としてはトップクラスだったものの,現在まで360万ドル(約4.1億円)ほどしか回収できていない。
ボル氏は,現在のところ12月1日に公開される予定の「In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale」のポスト・プロダクションに追われており,さらに2007年中には「Postal」,2008年に「Far Cry」の公開が続く。1年に数作公開することもある同氏だけに,“Bloodrayne 2”も案外と早い時期での制作が始まるかもしれないが,果たして期待して良いものやら……。 (奥谷海人)
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