今回の「提督の決断 IV」は，ご存知コーエーの看板作品の一つ"提督"の最新作。久々の登場だけあって，さまざまな特徴が盛り込まれているのだが，大きいものだけ挙げてみよう。

・「海域」「制海権」という概念の導入
　→マップ上の海が"ドーバー海峡"，"ハワイ沖"などの「海域」として分割されており，各海域の戦闘で勝利を収めると"制海権"が得られる

・リアルタイム海戦
　→最近のコーエーの路線"リアルタイム戦闘"は，当然"提督IV"でも健在。参加可能なユニットは，最大で艦船96隻/航空隊300以上。新開発の「フリート・エージェント・システム」のデキが気になるところ

・提督の能力や階級が戦闘に影響
　→これも最近流行のシステム。提督には「操船」「航空」などの能力（スキルみたいなものか）の得手不得手があり，艦隊自体がそれに影響される。また，大佐，中将のような階級で乗れる旗艦の艦種が変わるのもミソ

・新兵器設計システム
　→300以上の艦船や航空機が登場するのはもちろんのこと，プレイヤーが思い通りに兵器を設計できるのも大きな魅力。単にパーツを組み合わせておしまい，というモノではなく，砲塔の数や機関部の設計など異様に凝った作りにも注目だ

　さまざまな要素を盛り込んだこの提督IV。3月9日発売予定で，対応OSはWindows 9x/Me/2000の嬉しい全サポート。価格は1万1800円となっている。

　forGamer.netでは，近々体験版を先行公開して「最優秀提督コンテスト」も開催するので，ぜひ今後のNewsにも注目してほしい。とりあえずは賞品が確定するのを期待！

※画面は全て開発中のものです。とりわけ海戦シーンは大幅にグラフィックスが強化されるので，期待すべし（オフィシャルページ参照）