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149人のゲーム業界著名人に聞く,2016年の回顧と2017年への展望。4Gamer恒例の年末企画をお届け
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印刷2016/12/28 00:05

企画記事

149人のゲーム業界著名人に聞く,2016年の回顧と2017年への展望。4Gamer恒例の年末企画をお届け



アークシステムワークス
取締役/ゼネラルディレクター
石渡太輔

代表作:「GUILTY GEAR Xrd」シリーズ

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「Buried Town」(スマホアプリ)
ゾンビが徘徊する荒廃した世界で、何日生き残れるかを主目的とした、サバイバルゲームです。

アクションゲームではなく、テキストADV形式で、「生き残ること」をシミュレートしています。なのでゾンビを倒しながら目的を達成するゲームではありません。飢え、渇き 怪我、病気、精神、体力等がそれぞれ密接に関係するなかで、それらを健全に保つ為にどんな行動をとるべきかの選択を迫られます。
感心させられた部分は、世界を表現するグラフィック素材がとても少ないことです。プレイヤーは想像力をかきたてられ、小説を読むかのような感覚でその世界に没入していきます。ハイスペックなハードウェアと素晴らしくリッチなグラフィックではなくとも、優れたゲームは作れるし、それを楽しむプレイヤーも多くいるということを勉強させてもらいました。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

映画「スティーブ・ジョブズ」(2016)です。いわゆる伝記モノで、アップル創始者の一人であるジョブズを扱った作品。この映画はとても語りきれないほど見所があり、個人的には大満足でした。

僕の率直で簡単な感想を言うと、「こんな偏屈な人間のひねくれた性格を延々2時間も見せられているだけなのに、凄い面白い」です。少なくとも僕が同じ題材で映画を撮れと言われたら、こんなスリリングで味のある人間模様は描けないと思います。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

ピコ太郎さんです。まるで流行りに乗ったようなコメントで恐縮ですが、「あぁ、バカだなぁ」ということで世界中の皆が笑いました。シンプルな内容で世界共通言語の笑いを作ったのですから、これは世界平和に貢献した立派な功績だと考えています。ゲームを通して国際交流することも、本当はとても意義のあることだと思います。僕らも負けずに楽しいことを追い続けます。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

格闘ゲームはとても楽しい遊びであると同時に、優れたコミュニケーションツールであると考えています。前述の「笑い」ではありませんが、国をまたいで楽しさを共有できる作品であり、手段です。

プレイしている人、プレイしていない人、全てのユーザーにその魅力を伝えるための環境を模索したいと思います。そして願わくば作品を通して一人でも多くの友達を作っていただければ幸いです。

「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」(PC / PS4 / PS3 / ARCADE
(C)ARC SYSTEM WORKS
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アークシステムワークス
統括バトルディレクター
関根一利

代表作:「GUILTY GEAR Xrd」シリーズ,「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」シリーズ

Twitterアカウント
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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム」
VR元年と言われた年ですが、サマーレッスンの没入間は凄かったですね。
なんというか、そこにいるんですよ女子高生が(笑)。
今までのゲームにおける体験って、いわゆる主人公(プレイヤー)への感情移入だったり、普段自分ができないけどやってみたいものの追体験が主じゃないですか。
VRってデバイスだと今までのそれらの体験だけじゃなくて世界を傍観できるというか、ゲームにおけるまた新たな体験の仕方を作れるんじゃないかって所が非常に興味を持てました。
趣味的な話だと2次元の女性キャラに食指は働かないなかい方なんですが、自分ですら宮本ひかりちゃんが可愛いと感じれた時にVRヤベェ!って素直に思えました(笑)。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

映画「ルーム」
実際にあった事件を元にした作品で、監禁された親子の話という非常に重かったりする話なんですが。
母親役のブリー・ラーソンさんと子役のジェイコブ・トレンブレイくんがとにかく素晴らしい演技をします。
とくにジェイコブくんは成長の中で光を見せるといった演技をあの年でやるとは末恐ろしく今後も楽しみです。
今年はアカデミー賞作品片っ端から見たりと映画を多く見てたんですがこれがとにかく印象に残りました。
あとは「デッドプール」がアクション、ストーリーともにテンポよくて面白かったです。
最近はヒーロー集合物が多いけど、登場人物少ないほうが主役にスポット当てられて面白いですね。
まだ年内見たい映画も残ってるし、今年はいい作品多かったです。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

ドナルド・トランプ
なんかゲームのキャラクターを地で行ってるような強烈さですよね。注目したというか、注目せざるを得ないというか。見ようも思ってなくても目に入ってくるインパクトがありましたね。次は大統領になってどうするのか注目してます。

ハメコ。
EVO Japan 運営委員長に就任したということで。
メチャクチャ大変そうですが、実現すれば日本の格ゲー業界の新たな刺激となるのは間違いないと思ってます。同好の士としてお互い切磋琢磨してきましょう。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2017年は色々と新しいことをしていきたいなと思っているので、何かしらを届けたりできたらいいなあと思っています。
まずは1月14日に行なわれる「アークシステムワークス ファイティングゲームアワード 2016」
こちらに注目してもらえれば色々と面白くなるんじゃないかと思います。
格ゲーは見るのも面白いけど、やるともっと面白いのでイベントを見て興味をもったら遊んでみてください。
「GUILTY GEAR」「BLAZBLUE」シリーズともにアーク作品の応援よろしくお願いします。

「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」(PC / PS4 / PS3 / ARCADE
(C)ARC SYSTEM WORKS
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アークシステムワークス
取締役/プロデューサー
森 利道

代表作:「BLAZBLUEシリーズ」

Twitterアカウント
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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「ペルソナ5」
とにかく演出が素晴らしいです。ゲーム面も面白く色々と参考になりました。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

とにかく「シン・ゴジラ」です。
見終わった後に、頭をハンマーで殴られた気がしました。
とにかく「やられた」と言う気分になり、おこがましいのですが本気で悔しいと感じました。
ですが、おかげで創作意欲がMAX状態です。
僕の出来る形で素晴らしい作品を作れるように努力します。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

庵野秀明監督新海 誠監督です。
昔から二方には注目をしていたのですが、今年は特に影響を受けまくりだったと思います。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

長い間手がけていたブレイブルーシリーズが一段落ついた……

なんてことはまるで無く、「シナリオ」に一段落ついただけで、まだまだブレイブルーは盛り上げて行きますので、皆様よろしくおねがいいたします。
ですが、格闘ゲーム以外のものを作りたいとも考えていますので、応援して頂けると嬉しいです。

「BLAZBLUE CENTRALFICTION」(PS4 / PS3 / ARCADE
(C)ARC SYSTEM WORKS
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アークシステムワークス
ディレクター
山田久太

代表作:「ガチャレーシング」「サバクのネズミ団!」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

今年発売のタイトルだと「INSIDE」が心にきました。
「LIMBO」でも感じたことですが、無言劇だとディストピアな絶望感がマシマシです。
逆に考えると、どんなディストピアでも、登場人物同士が会話というかコミュニケーションをしていれば、そこにちょっとした救いはあるんだろうかと。
セリフの量とディストピア感は反比例する!
今年発売じゃなくていいなら……去年は忙しくて遊べてなかった「Undertale」をやってPルートでボロ泣きでした。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

映画ですが、「皆はこう呼んだ 『鋼鉄ジーグ』」がしみじみとよかったです。
オーソドックスでどこかでみたような話だし、CGが低予算ぽい感じだし、脚本にすらちょっと唐突な場面があるんですけど。
でも役者の演技と演出と雰囲気で今の時代にどストレートなヒーローものって作れるんだな〜と再認識した次第です。
(ラストシーンがまたかっこいいのです。)

漫画だと、模造クリスタルの「ゲーム部」つばなさんの「第七女子会彷徨」が完結してしまい寂しいです。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

Gabe Logan Newell様
今年は「人喰いの大鷲トリコ」と「FINAL FANTASY XV」が発売されました。「DOOM 4」だって数字を外して美しく血みどろに生まれ変わったのです。
Titanプロジェクトも「Overwatch」という姿を得て転生し、世界を席巻しております。E3では新生「Prey」が発表されました。
もしかしたらもしかするかもしれない、今年はそういう年なのかもしれない、という思いがTGA2016あたりまで私の胸に去来していたのです。
さまざまなゲームショーの生中継で、サプライズという単語が出るたびに、あなたの姿が壇上に現れるのではないかと、かすかな期待を抱いていたのです。
いかがお過ごしでしょうか?

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

「サバクのネズミ団!」を作るのにかかりっきりだったので今年の思い出はそればっかりです。
遊んでいただいた皆様ありがとうございました。
次もNintendo Directで紹介されるようなゲームを作りたいものです。がんばるかんね。

でも、かかりっきりで時代に取り残されてく感があったので来年はもっと流行りのゲームしたい。
ゼルダもRDR2も楽しみだな〜!

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「ガチャレーシング」(3DS
(C)ARC SYSTEM WORKS
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「サバクのネズミ団!」(3DS
(C)ARC SYSTEM WORKS>



アイディアファクトリー/コンパイルハート
ゲーム開発部 部長
東風輪敬久

代表作:「ネプテューヌ」シリーズ、「限界凸騎」シリーズ、「神獄塔 メアリスケルター」、「ガンガンピクシーズ」,オトメイトブランド

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「FINAL FANTASY XV」
「FINAL FANTASY XV」は「FINAL FANTASY Versus XIII」のタイトル名で発表されてから10年ほど待ちましたから……実際にゲームを起動するまでは本当に発売されたのか疑っていました。
早速プレイしていますが、壮大な世界とリアルなキャラクターなど仕上がりに感服しております。
それから、制作の苦労の痕も感じています……今後のDLCやアップデートも楽しみにしています。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

大河ドラマですが、「真田丸」を1年間通して見ていました。三谷幸喜さんの脚本と役者さんが好きということもありますが、戦国時代の敗者をユーモアかつポジティブに描き、見ていて気持ちが良かったです。
特に石田三成が好きでした。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

デヴィッド・ボウイです。今年亡くなりましたが、最後まで音楽、創作に向き合う姿勢が素晴らしかったです。
音楽活動だけではなく、デザインやファッションセンスの良さが光っている方でした。
最後まで背筋がピンとしていてカッコいい、そんなところに憧れますし、私自身もそうありたいです。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2017年はPS4「四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE」とPS Vita「ガンガンピクシーズ」を発売します。
どちらともキャラクターの可愛さと3Dアクションが魅力的です。
それから新作RPGを準備中です。新しい事を取り入れていますので、発表を楽しみにお待ちください。
宜しくお願いします。

四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE(PS4
(C)2017 IDEA FACTORY / COMPILE HEART / TAMSOFT
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ガンガンピクシーズ(PS Vita
(C)2017 COMPILE HEART / SHADE Inc.
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アイディアファクトリー/コンパイルハート
プロデューサー
水野尚子

代表作:「超次元ゲイム ネプテューヌ」シリーズ,「四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「The Tomorrow Children」
発表された時からそのビジュアルや世界観に魅了され、正式サービスを心待ちにしていました。「人類復活を目指し労働する」という使命のもと、1日も休むことなく労働しております!
キャラクターの衣装から島など細部までデザインが施されていて素敵です。時間の流れによる色合いの変化や雲の形、空気感に日本では見たことのない景色にハッとします。スクリーンショットや動画をいままで撮ることがなかったのでHDDの容量が少し心配です。島と町をつなぐバスに乗って働きに出かけるのですが、他の同志の行動(労働)によって常に働き方が変わっていくので毎日楽しんでおります!

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

ドキュメンタリー番組「独裁者の部屋」です。8人の若者が、独裁者の指令の下での8日間の暮らしに挑み、勝者には賞金が贈られるというもの。3つのルールを守りながら独裁者の指令に従い、着るものも持ち込めるものも制限され、各自決められたクリップの色を瓶にいれるという労働をしながら暮らしています。
勝者になるためのヒントなどは全くなく、独裁者の顔すらわからない状態です。自分ならどのような行動をとっていくのだろうかと考えながら見ていました。制限はあったとしても食事がちゃんと与えられ暴力を振るわれるなどよほどの困難が無い限りは順応していく姿が目に浮かんだのが正直なところで、自由は無いようでも実はある…とそんなことを考える時点で「独裁者」の下にいるのかもしれないですね……。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

カジヒデキさんです。青春時代に熱中していたアーティストの1人です。当時は田舎に住んでいて遠い遠い存在でした。時は過ぎ……カジヒデキさんの20周年記念ライブがあることを知った私は20年越しの思いをもって行ってまいりました! トレードマークのハーフパンツ姿で当時と変わらずキラキラと輝いていました。ご自身のスタイルを貫きつつも若い人たちをリスペクトし一緒に活動されている姿に素敵だなと感じ、再注目しております!

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

ネプテューヌ最新作「四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE」は新しい世界観に、いつものねぷねぷテイストが加わった作品です。
新しくしたことで苦労したことも多かったのですが、その分良い形となって生まれたものが沢山あります。チャレンジも出来ました。こうして形にできたのもスタッフ・関係者の皆さん、応援してくださっているファンの皆様のおかげです。大事なところは守りつつも、新しいことには保守的にならず、いただける機会を大切にしてチャレンジしていきたいです。
2017年も刮目していただけましたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!

四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE(PS4
(C)2017 IDEA FACTORY / COMPILE HEART / TAMSOFT
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アトラス
第一プロダクション ディレクター
小森成雄

代表作:「世界樹の迷宮V 長き神話の果て」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「FINAL FANTASY XV」
2016年は多くの大型タイトルが発売されたという印象があります。衝撃を受けたタイトルは数多くあったのですが、一つを選ぶなら1が発売した1987年から29年、ナンバリングタイトルとして15作品目になるFFXVです。その歴史の長さと、最新作に相応しい作り込みに感心させられました。まだゲーム中盤までしかプレイできていませんが、年末に最後まで遊びたいと思っています。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「君の名は。」

上映直後からツイッター等のネットで話題になっていました。その後、ニュース等でもとりあげられ、観客動員数がどんどん増えていくのを知りました。美しい風景と音楽をあわせた心地よい映像はもちろん、興行収入が伸び続けて記録を作っているという実績を含め、衝撃的な作品だと感じました。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

作家の小川一水さんです。
今年、仕事がひと段落した後、時間が出来たため様々な分野の小説を読んでいた時、SFで気にいった方です。初めて読んだのは「老ヴォールの惑星」という作品でした。とても読みやすく解りやすいお話だと感じました。2016年は小川さんの作品を順に読み続けていました。SF作品を読むと、想像力が刺激されるのがとても楽しいですね。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2017年は、世界樹の迷宮シリーズが10周年を迎えます。ここまでシリーズが続いたのも応援して下さる多くの皆様のおかげです、ありがとうございます。これからも世界樹の迷宮をよろしくお願いいたします。

「世界樹の迷宮V 長き神話の果て」(3DS
(C)ATLUS
(C)SEGA All rights reserved.
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アトラス
クリエイティブプロデューサー&ゲームディレクター
橋野 桂

代表作:「真・女神転生III-NOCTURNE」「キャサリン」「ペルソナ5」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「Pokémon GO」
配信開始当時、街が一変した光景を目の当たりにして、クローネンバーグ監督の「イグジステンズ」の中に入ったような気分になりました。それくらい衝撃的でワクワクしました。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

多くの方がコメントしそうで、またかと思われてしまうかなぁと思いつつもあえて……「シン・ゴジラ」「君の名は。」の2作品を挙げさせて頂きます。
ゲームとジャンルは異なるし、それぞれも別ジャンルの作品ではありましたが、同じ時期、同じ日本人を熱狂させたという点で、共通性を感じました。お客さんの反応も含めて、創り方のこれから先を考える為のスタンス作りというか、いろいろな手掛かりがありそうだなと感じながら、とても面白く観ることが出来ました。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

今年、クリエイトの35周年を迎えられたシブサワ・コウさんです。僕などが注目を語ること自体、失礼なくらいの大重鎮でいらっしゃる方ですが、クリエイトへの「愛」ある取り組みが、刺激と励みになります。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2016年は、たくさんのご支援を頂きつつ、おかげさまで「ペルソナ最新作」のリリースを果たすことが出来ました。シリーズも今年で「20周年」という「区切り」を迎えることが出来ましたが、これからのアトラスを「一層」盛り上げていく為の「取り組み」として、シリーズ作品の継続「だけ」にとどまらない「全く新しいRPG」のプロジェクトをスタートさせたいと思っています。
アトラスを知らない方からすれば、ファンタジーを創ろうとすることが挑戦だ……という取り組みに「全然、ピンとこない」かもしれません(笑)。逆に、ある程度ご存知の方からは「おい、大丈夫か?」「大人しく現代劇やってろ!」と突っ込まれそうではありますが、「なるほど、いよいよか……」「へぇ〜そうきたか」とただならぬご期待を抱いてくれる方も、いらっしゃるんじゃないかなと……密かに想像しての試みだったりします。
正直、後発もいいところな上に、ジャンル未経験のスタッフばかりなので、たくさんの作品が存在している中で、偉大な先駆者達の胸を借りてみるつもりで挑戦したいと思います。まだ始めたばかりなので、とりあえず業界の小ネタとして、ちょっとした酒の肴になってくれれば嬉しいです。来年からも是非、宜しくお願い致します!

画像集 No.062のサムネイル画像 / 149人のゲーム業界著名人に聞く,2016年の回顧と2017年への展望。4Gamer恒例の年末企画をお届け
「ペルソナ5」(PS4 / PS3
(C)ATLUS
(C)SEGA All rights reserved.
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「PROJECT Re FANTASY」
(C)ATLUS
(C)SEGA All rights reserved.



アトラス
第一プロダクション ディレクター
山井一千

代表作:「真・女神転生IV FINAL」

「真・女神転生IV FINAL」Twitterアカウント
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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「Pokémon GO」
現実とリンクさせるARの模範的ゲームであり、同じ方向性をコンシューマソフトで追及しているメガテン側の人間としては、素直に感心、かつ羨ましいなぁと思いました。重複したポケモンを博士に送るときは必ず、「真・女神転生III-NOCTURNE」における「イケニエ合体」を行いキャラ強化するイメージで遊んでいました。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「X-ファイル 2016」
自分にとっての「シン・ゴジラ」。2010年代の世相を反映した上で陰謀論を描く作風の変化が好印象です。エシュロン等、現実の方がリードしている感もありますが、是非、それを追い越してもらいたいシリーズです。

「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」
自分にとっての「君の名は。」。米兵側がスメラミコトには霊性があるから敗戦したのではないかと勘繰るシーンや、巨大ロボ“メカ”の描写において、何となく「帝都物語」が思い出され、フィリップ・K・ディックへの単なるリスペクト作では終わらないバランス感が好きです。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

METAFIVE
ロック・テクノおじさんとしては、高橋幸宏氏を中心に、このメンツ(メンバー)でやられたら好きにならざるを得ないでしょう、というユニットです。結果的に、LEO今井氏のことはずっと追いかけている格好です。昔、「魔神転生」のコンポーザーである故・青木秀仁さんとカラオケにて、YMOの往年のヒット曲を幸宏さんゴッコで歌いまくった夜が懐かしいです……。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

今年は2月に「真・女神転生IV FINAL」をリリースし、皆さまにプレイして頂くと共に、沢山の反響を頂戴した、とても充実の1年でした。リリースから10か月以上が経った現在もロングランで感想を寄せてもらえており、皆さまには感謝してもし足りません。重ねて御礼申し上げます。さて、来年は、真・女神転生シリーズが25周年を迎えます。皆さまから頂戴したご声援、貴重なご意見に少しでもお応えできるよう、何かしらのイベント等、いろいろな仕込みができたら良いなぁ、と考えています。

「真・女神転生IV FINAL」(3DS
(C)ATLUS
(C)SEGA All rights reserved.
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インティ・クリエイツ
代表取締役/プロデューサー
會津卓也

代表作:「ロックマン ゼロ」シリーズ,「ロックマン9」「ロックマン10」「ロックマン ゼクス」シリーズ,「蒼き雷霆 ガンヴォルト」シリーズ,「ぎゃる☆がん」シリーズ

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「Pokémon GO」
任天堂社はハード戦略抜きで、IPの力だけでも社会現象を起こす事ができるのだなと再認識させられました(でも新ハード Nintendo Switch は期待しています)。

電車の中や、出張先でポケモンをゲットしまくりましたが、現在は遊んでいません。継続させる事の難しさも同時に学ぶことができました。色々考えさせられる1本です。

あと、回答時点(12月13日)では発売されていない「スーパーマリオ ラン」が私の中では本命です。売り切り+コンテンツ課金の下地を作るまで至ってくれると、今後の戦略が大きく変わってくると思います。年明けには明暗がハッキリ出ている事でしょう。今から楽しみです。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

ステレオタイプな回答ですが「君の名は。」は面白かったです。理由は言わずもがなですね。「シン・ゴジラ」も楽しめました。もともと、樋口真嗣監督の特撮が大好きなので、本作品も私の期待を裏切らない作品となっていました。
少し古い作品ですが、アニメ化されると言う事で「僕だけがいない街」を一気に読んで気に入りました。過去に戻ると言うコンセプトの作品の中では、良くまとめられている秀逸な作品だと思います。現在連載中の「僕だけがいない街 Re」も楽しみです。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

ドナルド・トランプ次期米国大統領は目が離せませんでした。彼の発言はコントロールされていない様で、実は巧妙にコントロールされている感がある、要するに外連味が面白いプロレス的な部分があります。それでいて、彼の分野はショーでは無く、実際の国際政治に大きく関わるのですから、とてもスリリングです。
米国民では無いので半分他人事、でも、今のコンソールゲーム業界から北米市場を除いたら大変な事になるので、良い塩梅で注目させて頂きました。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2017年は遅蒔きながらVR作品である「ぎゃる☆がん VR(仮称)」をリリースできるように頑張っています。また、春にはニンテンドー3DS「ブラスターマスター ゼロ」もあり、これにはちょっとしたサプライズも予定しています。
また、「蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト 爪(ソウ)」のDLC展開も忘れていませんよ。
たくさんのファンの方々に支えられて、日々開発に打ちこんでいますので、期待してお待ち頂けますと幸いです。
そうそう、年賀壁紙も配布中ですので、 こちら(http://www.inti.co.jp/)からダウンロードして、PCのディスクトップを飾ってくださいませ! それでは、来年も一年、良いゲームに巡り合える年になる事を願っております!

「ぎゃる☆がんVR(仮称)」(OTHERS
(C)INTI CREATES CO,. LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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「蒼き雷霆ガンヴォルト 爪」(3DS
(C)INTI CREATES CO,. LTD. 2016 ALL RIGHTS RESERVED.
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「ブラスターマスターゼロ」(3DS
(C)INTI CREATES CO., LTD. cSUNSOFT
SUNSOFTは、サン電子株式会社の登録商標です。



ヴァルハラゲームスタジオ
代表取締役 最高技術責任者
板垣伴信

代表作:「DEAD OR ALIVE」シリーズ,「NINJA GAIDEN」シリーズ,「Devil's Third」シリーズ

Facebookアカウント
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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「戦艦帝国」
あ、正直に書いてしまった(笑)。中国発のモバイルゲームです。海洋国家でない中国の人がよくこういうゲームを作ったなあ。それだけに粗削りだけど、これが面白い。応援だ! とばかりにお布施してます!!

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

映画「ダーティ・グランパ」
ロバート・デ・ニーロ主演。この俳優さんは本当に芸の幅が広い。まじでフザけてて、ワルで、粋でかっこいいです。こういう歳の取り方をしたいなあ、と思わされました。ちょうど日本でももうすぐ公開です。気楽に楽しめるので是非どうぞ!

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

安倍首相プーチン大統領トランプ次期大統領習近平国家主席
ゲームというのは余暇があって初めて遊んでもらえるものです。余暇も平和もタダではありませんから、世界情勢には常に注視しています。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

「Devil's Third Online」(DTO)を世界展開していきます。日々ゲームをアップグレードしながら、各国を回っています。次回作は、まずはDTOが一段落してからになりますが、頭の中では遊べるようになってますよ!

「Devil's Third Online」(PC
(C)2015 NEXON Co., Ltd. All Rights Reserved.
(C)2015 Valhalla Game Studios Co., Ltd.
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エクサム
ディレクター
林 和磨

代表作:「アルカナハート」シリーズ,「AQUAPAZZA -AQUAPLUS DREAM MATCH-」「ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

今年は私にとって注目作の多い年でした。ひとつに絞れないのでひとことずつ。

「ペルソナ5」
とにかくオシャレかっこいい! P5U(格ゲー)出してください期待してます!

「FINAL FANTASY XV」
とにかくグラフィック凄い! ご飯がリアルすぎておなか空いちゃいました!

「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」
とにかく最終章! シリーズファンとしては続きやりたいので新章スタート希望!

「DEAD OR ALIVE Xtreme 3」
とにかく水着! そして水着! 大事なことなので2回言っておきます!
※結果ザックアイランドからしばらく帰って来れませんでした。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」
日本のCG映画もここまで来たんだという圧倒的なグラフィックで、アクションシーンも迫力があってカッコよかったです。何よりこの映画を観ることで「FINAL FANTASY XV」の世界観などもわかり、よりゲームのストーリーが気になるというつくりでプロモーションとしても凄いなと思いました。映画を観てゲーム購入を決めたという人も多いのではないでしょうか?

とにかくゲームをプレイする前にもう一度観たくなる凄い映画でした!

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

川淵チェアマン
Jリーグを発足させた功労者というのは知っていましたが、長くこじれていた「バスケ統一リーグ問題」をあの短期間で解決してBリーグ発足を実現させるなんて、本当にこの方のリーダーシップは凄いなと思いました。時には「独裁的」とも言われたりするそうですが、改革を推し進めるには必要なことなのだと思います。

しかも80歳だそうですよ。とにかく凄まじくパワフルな人ですね!

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

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今年でアルカナハートも10周年を迎えました。これもひとえにファンの皆さんの「愛」のおかげです。やっぱり愛だよね!!!!!

あと宣伝になりますが、先日Steam版「ニトロプラス ブラスターズ」が発売されました。とてもお買い得なので、興味はあったけどまだプレイしたことがないという方は、ぜひこの機会に遊んでみてください。

来年も恒例のエクサムカップ2017が開催されたりと、とにかくこれからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします。



エクスペリエンス
代表取締役プロデューサー
千頭 元

代表作:「デモンゲイズ」「デモンゲイズ2」「剣の街の異邦人」「東京新世録 オペレーションアビス/バベル」「レイギガント」

Twitterアカウント
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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「ペルソナ5」
全体的に良いのですが、特に各UIや演出にとても力が入っている印象でした。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「流香魔魅の杞憂」
心霊系のホラーが好きで子供の頃に読んでいた「低俗霊狩り」新シリーズです。
色気のある絵柄、世界観と少し悲しいストーリーが面白いです。
低俗霊狩りの【完全版】火閻魔人のセルフ・リメイクなども出ているのを知って、昔の本も持っているのですが買いなおして読みました。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

友野るいさん
「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」をプレイして知った方なのですが、光の使い方、空気感の出し方が特に良く素敵なイラストを描かれます。
もちろん個々のデザインセンスも素晴らしいですね。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

「黄泉ヲ裂ク華」HRV(プロジェクト名)など、引き続き得意としているダンジョンRPG以外のジャンルへの挑戦を続けつつ、コアユーザーに向けたダンジョンRPGの新作を出したいと思って企画を検討しています。

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「黄泉ヲ裂ク華」(Xbox One
(C)EXPERIENCE
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HRV(プロジェクト名)
(C)EXPERIENCE



SNK
プロデューサー
小田泰之

代表作:「THE KING OF FIGHTERS XIV」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「Broforce」
シンプルかつノリの良さ、ばかばかしさ、爽快感など、改めてゲーム作りの基本を勉強させていただきました。傑作です。あとは「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」と「ウォッチドッグス 2」はさすがの出来栄えで、感銘いたしました。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「仮面ライダーアマゾンズ」
AmazonプライムのCMでお子さんが「仮面ライダー!」と言いつつ見ていましたが、「あかん、これは子供が見たらあかん!」と思わずTVに突っ込んでました。クウガや響鬼でも踏み切れなかった表現が一気に爆発した感じで衝撃を受けました。見てるとなぜかゆで卵を食べたくなる作品です。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

ゲーム業界ではSWERYです。2016年はいろいろあったようですが、心機一転ゲーム開発に打ち込めるようですので、またカルトなタイトルを発表してくれるでしょう。他業界ではアニメーターの大張正己さんです。超年の差ガンプラ婚をされ、弊社の一部モーションデザイナーが超絶うらやましがっております。果たしてバリグナー2世は今年誕生するのでしょうか?末永くお幸せに。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

「KOF XIV」のVer.1.10を発表させていただきましたが、ほかにもいろいろ検討したり作ったりしています。
まずは麻宮アテナのKOF '98版コスチュームが、この記事が出る頃には配信できていると思います。ほかにも順を追って発表していきますのでお楽しみに待っていてください。
またKOF以外の開発も順調に進んでいます! しかも複数! 2017年内になにかしら発表できるようにスタッフ一同頑張ります! スマホゲームの「METAL SLUG ATTACK」も大型アップデートします!!

「THE KING OF FIGHTERS XIV」(PS4 / ARCADE
(C)SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.
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エンハンス・ゲームズ
代表
水口哲也

代表作:「セガラリーチャンピオンシップ」「スペースチャンネル5」「ルミネス」「Child Of Eden」「Rez Infinite」

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エンハンス・ゲームズアカウント
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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「人喰いの大鷲トリコ」
上田文人さんの世界観に共感しているから。長い間、待っていました。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

同上

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

小島秀夫さん
そりゃ頑張ってほしいです。いろいろな意味で。陰ながら応援しています。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2016年は良い1年になりました。。無事にPS VRのローンチ日に「Rez Infinite」が発売できてよかったと思います。合わせて米国のThe Game AwardでベストVR賞を、そしてPlayStation AwardのVR特別賞をもらえたのは、ほんとうに励みになりました。VR元年と言われるこの2016年にこれらの賞をいただけたことは、ほんとうに嬉しいです。

これからもまた新しい体験を生み出し続けていきたいです。特にVRには注力を続けていくつもりです。Rez Infiniteはまだまだいろいろな展開がありますし、まだまだ進化するので楽しみにしていてください!

2017年はさらに進化のスピードが早そうですね。VR, AR, MR……今年はこの先の未来がいろいろ見えてくる1年になるでしょう。楽しく乗り切りたいと思います!

「Rez Infinite」(PS4
(c)2016 Enhance Games
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角川ゲームス
プロデューサー
河野順太郎

代表作:「デモンゲイズ2」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「ペルソナ5」
ファン待望の人気シリーズとして、高い期待にしっかりと応えきった内容と、一方で、良い意味で予想を裏切る点も用意されていて、そのブレンド具合に魅せられました。
人気シリーズ続編のお手本のような作品と感じました。
素晴らしかったです。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」
まさかあの懐かしの旧3部作の続きが見られるなんて思いもよりませんでした。
子供の頃、親に連れて行かれ度肝を抜かれた傑作映画の続きを、今度は我が子を連れて鑑賞、ちなみに折角の機会なので親も連れ出して、親子三代で。

もちろんゲーム業界にもそんな先達は既にいらっしゃるわけですが、あらためて、いつかこんな風に代々受け継がれていくようなゲームを生み出せたならと感じた、素敵な体験でした。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

「エレン先生」
こんなにかわいい教科書の登場人物を僕は見たことがありません(笑)。
何より、グッと勉強が身近な存在になった気がしますよね。
自分の記憶にある教科書の中の登場人物と比較すると、もはや隔世の感があります。
教科書は4年に一度改定されると聞いたことがありますので、次回はどんなキャラクターが登場するのか本当に楽しみです。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

現在、2017年に発表・発売予定の未発表の家庭用ゲーム新作の準備を進めています。
驚いていただいたり、何より喜んでいただける作品となりますよう鋭意制作中ですのでどうぞご期待ください。

「デモンゲイズ2」(PS Vita
(C)2016 KADOKAWA GAMES / EXPERIENCE
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角川ゲームス
ディレクター
長谷川仁

代表作:「√Letter ルートレター」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「Five Nights at Freddy's」
2016年に出会ったタイトルであり、リリースは2014年(2年前のもので申し訳ない)。
ゲームとはなんたるかを改めて考えさせられた1作。プレイヤー行動の制約が極端である一方、それが見事に落とし込まれている。何でもできる遊びとは真逆に、プレイヤーが何もできないに近しい状況からゲームが発生する。素晴らしい作品。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「ウォーキング・デッド」シーズン6
この長い間放映をして、未だゾンビ発生原因に触れず、それとは真逆にマッドマックス路線に向かいながらもゾンビエッセンスを絡めている構成が素晴らしい。極限状態に追い込まれた人間は、ゾンビよりも恐怖を感じるという描写に強いメッセージを感じる。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

ベッキー
彼女のこれからはRPGだと思う。例えるならLv40くらいのパーティに欠かせない安定した女魔法使いが、装備品ゼロで異国に飛ばされた状態で改めてどこまで再起できるのか。その行く末には学ぶべきことが多いと思う。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

角川ゲームスはスマートフォンゲームにも力を入れていきます。より皆様の身近へ向けて取り組んでいきますのでよろしくお願いします。

「√Letter ルートレター」(PS4 / PS Vita
(C)2016 KADOKAWA GAMES
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角川ゲームス
代表取締役社長,ゲームディレクター
安田善巳

代表作:「LOLLIPOP CHAINSAW」「GOD WARS 〜時をこえて〜」「STARLY GIRLS -Episode Starsia-」

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<質問1>2016年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「ペルソナ5」
とにかく全てがかっこよくて洗練されているので、何の迷いもなく思い切りペルソナの世界に没入できるゲームです。あと、ライトながらも中毒性満載のバランスが素晴らしいですね。

<質問2>2016年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」
夫が雇用主、妻が従業員という「契約結婚」で、2人の間に恋愛感情は生まれるのか、いったいどんな関係になるのかという社会派ラブコメディーなんですが、けっこうはまっちゃいました。特に、切り口とキャラクター設定変えるだけで、まだまだ新しい表現が出来るんだなと感心して観ておりました。

<質問3>2016年に、個人的に注目した(している)人物

トランプアメリカ合衆国新大統領
独特の経営者感覚と勝負師的感性は世界をどこに導くのか? 世界に影響力を及ぼす政治家としてのリーダーシップについて、興味を持ちながら見守りたいと思います。

<質問4>2017年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

「GOD WARS 〜時をこえて〜」につきましては、ユーザーの皆さんからの改善要望にしっかりと応えて万全のプレイ環境で楽しんで頂けるように取り組んでまいります。また、家庭用ゲームにつきましては、「GOD WARS 〜時をこえて〜」に続いて、2017年には新作タイトルを2タイトル発表する予定です。

さらに、スマホゲームにつきましても新作タイトルの発表を予定しております。2017年も角川ゲームスをどうぞよろしくお願いいたします。

「GOD WARS 〜時をこえて〜」(PS4 / PS Vita
(C)2017 KADOKAWA GAMES
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