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3万円で買える240Hz表示のゲーマー向けVA液晶ディスプレイ「Evnia Gaming Monitor」でゲームを満喫しよう【PR】
Philipsが展開するゲーマー向け液晶ディスプレイブランド「EVNIA」(エヴニア)が,ついに日本に上陸した。その第1弾製品から,本稿では24.5インチサイズの「Evnia Gaming Monitor」(型番:25M2N3200W/11)を紹介してみたい。
約3万円という低価格ながら,ゲーマー向けの機能や性能をひととおり備えたEvnia Gaming Monitorの実力をチェックしていこう。
安価な製品ながら充実した仕様のEvnia Gaming Monitor
EVNIAは,すでに世界各地で製品を展開中であり,日本市場にも正式に参入してきたわけだ。本稿で取り上げるEvnia Gaming Monitorは,EVNIAの国内向け第1弾製品群のひとつである。
まずは,Evnia Gaming Monitorの仕様をまとめておこう。
Evnia Gaming Monitorは,パネルサイズが24.5インチで,解像度は1920×1080ドットのフルHD,垂直最大リフレッシュレートは240Hzで,中間調(Gray to Gray)応答速度は最小1msのVA方式液晶パネルを採用する液晶ディスプレイだ。
また,VESA標準規格のディスプレイ同期技術「Adaptive-Sync」にも対応しているので,同技術に対応するGPU(※AMDやIntel製GPU)を搭載するPCを持っているなら,カクつき(スタッター)のないゲーム映像を表示できる。今どきのゲーマー向けディスプレイに求められるスペックは,ほぼ網羅していると言えよう。
●Evnia Gaming Monitorの主なスペック
- パネル:24.5インチ,VA方式
- バックライト:LED,フリッカーフリー
- パネル解像度:1920×1080ドット
- 垂直最大リフレッシュレート:240Hz
- ディスプレイ同期技術:Adaptive-Sync対応
- HDR対応:非対応
- 輝度:300cd/m2
- 表示色:約10億7300万色(8bitカラー+FRC)
- コントラスト比:3000:1(標準)
- 視野角:左右178度,上下178度
- 応答速度:1ms(Gray to Gray),0.5ms(MPRT)
- 映像入力インタフェース:DisplayPort 1.4×1,HDMI 2.0×2
- そのほかの接続インタフェース:3極3.5mmミニピンヘッドフォン出力×1
- USBハブ機能:非搭載
- スピーカー:非搭載
- チルト(上下回転):−5〜20度
- スイーベル(左右回転):左右30度
- ピボット(縦回転):対応
- 高さ調整:130mm
- VESAマウント:100×100mm
- 公称消費電力:27.7W(通常)
- 公称本体サイズ:557(W)×239(D)×508(H)mm(※スタンド含む)
- 公称本体重量:約4.64kg
Evnia Gaming Monitorは,機構的な部分は非常にシンプルだが,スタンドのデザインがちょっと変わっている。
写真のとおり本体は,2ピース構成のスタンド部とパネル部の合計3ピース構成だ。スタンドの台座部分とアーム部分は,手回し式のネジ1本で固定する一般的な仕組みで,組み立てに工具は不要だ。
スタンドにはケーブルを通すためのケーブルホルダーが備えられており,これを利用してケーブルを綺麗にまとめられるなど,シンプルながらも使い勝手は良好だ。
Evnia Gaming Monitorは,前面側にボタン類がなく,背面のジョイスティック兼ボタンで操作するシンプルなデザインとなっている。
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電源オフの状態で,ジョイスティックを押し込むと電源オンとなり,電源オンの状態で3秒間長押しすると,電源オフになる。前から見て左側にジョイスティックを倒すと,後述する「SmartImage」の画質調整モードプリセット選択メニューが,上に倒すと映像入力先の切り替えメニューが,設定のメインとなるOSDメニューは,右側に倒すと表示される仕組みだ。
Evnia Gaming Monitorは,入力インタフェースとしてDisplayPort 1.4入力を1ポートと,HDMI 2.0入力を2ポートずつの,計3系統を備える。インタフェースごとに最大リフレッシュレートの違いはないので,複数台のPCやゲーム機を併用するのに役立つだろう。HDMI入力でも高いリフレッシュレートで表示できるため,PCだけでなくPlayStation 5やXbox Series Xといった高リフレッシュレート表示が可能なゲーム機を接続するのにも役立つディスプレイだ。
画質調整モードと自動制御で画質を最適化
Evnia Gaming Monitorの画質もチェックしてみよう。本機が採用しているVA液晶パネルは,高リフレッシュレートで応答速度に優れるだけでなく,色表現力も優れたものだ。PCで標準的な色空間規格「sRGB」の色域カバー率は120%という高い数値を謳っている。
パネル表面はノングレア加工されており,画面への映り込みが抑えられている。視野角は広めで,ゲームをプレイしていて見え方に不満を感じることはまずない。
Evnia Gaming Monitorには,コンテンツに合わせた画質を調整するプリセット機能「SmartImage」がある。SmartImageモードには,ゲームのジャンルごとに異なる設定を記録した「FPS」「レーシング」「RTS」という3種類のモードに加えて,「標準」や「映画」「EasyRead」などの5種類と,カスタムできる「ゲーム1」と「ゲーム2」の計10種類から適切なものを選べる仕組みだ。
サンプルとして,デジタルカメラで同じ映像を表示した状態で,プリセットを切り替えて見た目の違いを確認してみた。サンプルに使った映像は,ベンチマークソフト「3DMark」の「Steel Nomad」だ。
各プリセットの設定内容を細かく見ると,FPSはRGBのうちR(赤)成分がやや弱めで,輝度もやや低めだ。レーシングは輝度がやや高めで,RGBはすべてがやや低めにされているうえ,G(緑)がわずかに低い。色温度が低めの色といった印象だ。RTSの輝度は,FPSとレーシングの中間だが,RGBはRとGが大きく引き下げられており,青みが強い色温度高めの発色だ。
Evnia Gaming Monitor製品情報ページやマニュアルで確認すると,そのほかにもFPSは暗部を見やすくする調整を施し,レーシングは彩度を上げて鮮やかにするとともに,応答速度を上げているという。一方RTSは,画面上の特定のエリアだけ見た目を変えられる「SmartFrame」という機能を利用できるとのことだ。
設定値は「オフ」から「レベル3」までの4段階だ。そこで,Shadow Boostの設定値を変えて撮影した写真を掲載しておこう。サンプルに使ったゲームは「Fortnite」で,Epic Labs制作のアクションゲーム風ソロプレイマップ「フォレストガーディアン」で撮影している。
Shadow Boost オフの状態 |
Shadow Boost レベル1 |
Shadow Boost レベル2 |
Shadow Boost レベル3 |
画面右上が分かりやすいが,設定値が大きいほど暗部が浮き上がるのが見てとれよう。ゲーマー向けディスプレイでよくある暗部階調調整機能は,設定値を高くすると極端に明るく描画するため,色飛びしやすくなりがちだ。その点,Evnia Gaming MonitorのShadow Boostは,最高値のレベル3にしても極端に明るくなったりはしない。かなりマイルドな調整に止めているようで,高い設定でも常用できそうだ。
そのほかにもEvnia Gaming Monitorには,自動でコントラストを調整する「SmartContrast」や,画面中央にクロスヘア(照準)を表示する「Smart Crosshair」といった,映像の内容に応じて表示を自動調整する機能を備えているのも見どころである。
たとえばSmart Crosshairの場合,標準では照準を白色で描画するのだが,白では見づらい映像の場合は,青色や水色,黒色などに自動で切り替えて表示するといった具合である。
Evnia Gaming Monitorの映像にかかわる設定は以上のとおり。ゲーマー向けディスプレイで必要な設定は,ひととおり備えていると言える。ゲームのプレイでも試してみたが,基本的にEvnia Gaming Monitorの画質調整プリセットやShadow Boostは,比較的マイルドに設定されているようで,「極端すぎて特定のゲーム以外では使えない」ということはなかった。プリセットモードの画質では物足りない人は,ゲーム1/2を選択して調整するといいだろう。
240Hz表示でeスポーツタイトルの滑らかな表示が可能に
冒頭でも触れたとおり,Evnia Gaming Monitorは比較的安価なディスプレイでありながら,垂直最大リフレッシュレート240Hzでの表示が可能な点が,大きな特徴である。高リフレッシュレート表示可能なディスプレイと高性能なGPUを組み合わせると,映像の残像感が減って滑らかに表示できるので,動きを目で捉えやすくなってeスポーツ系のゲームで有利になる。
「高性能GPUと高リフレッシュレートディスプレイの組み合わせはゲームの勝率を上げる」。NVIDIAが調査結果を公表
北米時間2019年3月7日,NVIDIAは,高性能なGPUと高リフレッシュレート対応ディスプレイの組み合わせがバトルロイヤルタイプのゲームにおいてどれくらい戦績に影響するかについての調査結果を公表した。感覚的には知られていたものの,数字になることはなかなかない「GPU性能と勝率の関係」を示した興味深いデータだ。
24インチ級で比較的低価格なフルHD解像度のゲーマー向けディスプレイは,垂直最大リフレッシュレートが120〜165Hz程度の製品が多い。それに対してEvnia Gaming Monitorは,240Hzという比較的高い周波数まで対応できるのが見どころだ。
その効果をゲームで確認してみよう。Fortniteのフォレストガーディアンマップを用いて,スーパースローモーション撮影でコマ落ち具合や残像感を検証してみることにした。
なお,テストに用いたのはゲーマー向けノートPC(ROG Zephyrus G16)は,NVIDIA独自の超解像技術「DLSS」を有効にしても240fpsに貼り付くほど高性能ではないが,グラフィックス設定プリセットを「低」に設定すれば,200fps以上を維持できていた。
それでは,スーパースローモーションの映像を見てみよう。ここでは,キャラクターが振り回す剣の動きに注目すると分かりやすい。なお,途中でカメラが横に回転するシーンでフレームレートが落ちるのはプレイ時の操作による問題で,Evnia Gaming Monitorが原因ではない。
60Hz表示の動きは,スローモーションで見ると明確にコマ落ちして見える。2倍の120Hzになると,滑らかではあるものの,剣先の動きはまだコマ落ちが見えるだろう。これが4倍の240Hzになると,動きの滑らかさは明確だ。これだけ映像を滑らかに表示できると,残像感で敵の動きを見極められないということはなさそうである。
もちろん,これはスーパースローモーション映像であり,実際に目で見る映像は,これほど分かりやすいくはない。とはいえ,比較的低価格なディスプレイでこれだけ高いフレームレートの映像を表示できるのは立派だ。eスポーツタイトルのプレイにも十分対応できるだろう。
PC用ソフト「Evnia Precision Center」でゲームに合わせて設定を切り替える
Evnia Gaming Monitorには,高価でハイスペックなゲーマー向けディスプレイにもあまりない機能がある。それは,EVNIAユーザー向けのディスプレイ用設定ソフト「Evnia Precision Center」を使って,ディスプレイの設定をPCから変更できるという機能だ。
このソフトをPCにインストールしておけば,先述したOSD関連の設定を,すべてPCから行える。Evnia Gaming Monitorには,PCとUSBで接続する機能はないのだが,DisplayPortやHDMI経由でディスプレイ側の設定を変更できるので,問題なく使用できた。
Evnia Precision Centerには,ゲームやアプリケーションに紐付けたプロファイルをユーザーが作って,そのゲームやアプリケーションを起動すると自動でSmartImageプリセットを切り替える機能もある。ゲームを起動するたびに,背面のジョイスティックでプリセットを切り替えるのは面倒なものだが,ソフトウェアで自動切り替えできるなら,ゲームに応じて使い分けるのも簡単だ。
こうした機能は,ハイエンドのゲーマー向けディスプレイでも備えていないことが多いので,比較的安価なEvnia Gaming Monitorで利用できるのは,大きな利点と言えよう。
初心者に嬉しい3万円で充実したゲーマー向けディスプレイ
Evnia Gaming Monitorの機能や性能をチェックしてきたが,ゲーマー向け液晶ディスプレイに必要とされる機能を,きちんと網羅した製品といった印象だ。VA液晶の高コントラストに加えて,リフレッシュレート240Hz表示に対応するなど,3万円前後という手頃な価格の液晶ディスプレイとしては見どころが多い点がEvnia Gaming Monitorの魅力だ。
「高価なディスプレイには手が届かないけれど,なるべく良い製品が欲しい」と考えているゲーマー向けディスプレイ初心者に適した製品ではないだろうか。
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PhilipsのEvnia Gaming Monitor製品情報ページ
PhilipsのEVNIAブランドWebページ
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