「IL-2 シュトルモヴィク」シリーズでお馴染みのロシアの1C Companyが開発中の「Theatre of War」は,第二次世界大戦を舞台にしたRTSだ。特徴は,徹底取材による歴史の再現。細かいディテールまで再現された戦車が入り乱れて戦う迫力ある戦場は,ストラテジーファンだけでなく,戦車好きにもアピールするかもしれない。
かつて「IL-2 Sturmovik」などを手がけた,いまどき珍しく"熱いミリタリー魂"を持つメーカーである1C Company。そのクローズドブースの中では,兵器へのマニアックなこだわりを満載した新作が息を潜めていた! 誰もが「え,それはそういう名前なの?」と聞き返す「World War II RTS」というタイトルを持った本作は,(説明するまでもなく)第二次世界大戦を描いたリアルタイムストラテジーだ。
ロシアの1C Companyが開発した「Theatre of War」のデモ版を4Gamerに掲載した。第二次世界大戦のヨーロッパを舞台に,ドイツ軍とソ連軍および米英連合軍の激突を描くRTSだ。膨大な資料によって再現された広大なマップや各種兵器,そして史実に沿った戦況の推移や部隊配置など,ゲームとしての派手さは少ないものの,硬派なRTSファンにこそプレイしてもらいたい一本だ。