【ドロッセルマイヤーズ渡辺】ゲームの主人公は何者なのか
ゲームを遊んでいて,ふと「この主人公は何者なんだろう?」と思ったことはないだろうか。もちろんマリオはヒゲの配管工で……といった設定はあるものの,同時に彼はプレイヤー自身でもあるわけだ。今回はそういった,ゲームと主人公の距離間について,つらつらと考えてみることにする。
【ドロッセルマイヤーズ渡辺】そろそろ「ゆるゲー」が必要かもしれない
ドロッセルマイヤーズとしての新作アナログゲーム「ドロッセルマイヤーさんの法廷気分」が,2018年11月に発売となった。自分自身としても久方ぶりの新作ではあるが,これは「ゆるゲー」という新しい自社シリーズの第1作という位置づけである。では「ゆるゲー」とは何なのか。今回はその辺りの話をしてみたい。
【ドロッセルマイヤーズ渡辺】積みゲーにどう立ち向かうべきか
最近,積みゲーの量がヤバい。SteamやPlayStation Plusでのデジタル積みゲーに加え,百花繚乱アナログゲーム,さらにスマホアプリにまで手を出すとなれば,一生かかっても崩しきれない量のゲームが積み上がってしまうのも自明の理だろう。我々は,この未曾有の積みゲー危機にどう立ち向かえばいいのだろうか。
【ドロッセルマイヤーズ渡辺】プレイヤーは魔法使いであるという話
「マジック・サークル」という言葉をご存じだろうか。といっても,ファンタジーもののゲームやアニメで,魔法を使うときに出てくるアレじゃなく,ゲームデザイン用語としてのマジック・サークルだ。今回はなんともロマンチックなこの言葉について,語ってみようと思う。
【ドロッセルマイヤーズ渡辺】「FINAL FANTASY XV」と,RPGが語れる唯一の“物語”
ゲームにありがちな誤解の一つに,ゲームは小説やマンガと同じく,どんな物語でも語れる汎用メディアだ,というものがある。とくにRPGはそのイメージが強く,物語を中心としてRPGが語られることは珍しいくない。でも実際のところはどうだろうか。「FINAL FANTASY XV」にどっぷりハマったという渡辺氏が持論を語る。
【ドロッセルマイヤーズ渡辺】AIは人からゲームを奪うのか?
はじめまして。遊びと創作ボードゲームの店「ドロッセルマイヤーズ」代表の渡辺範明と申します。アナログゲーム専門のゲームデザイナー兼プロデューサーを生業にしている僕ですが,この不定期連載「ゲームボーズ」では,毎回「ゲームってなんだろう?」をテーマに,ゆるいコラムをお届けします。第1回は最近注目を集めているAIについてです。