COMPUTEX TAIPEI 2008
[COMPUTEX]GIGABYTE,24フェーズPWM仕様のX58&P55マザーボードを公開
GIGABYTE TECHNOLOGYは,COMPUTEX TAIPEI 2009の会場で,24フェーズPWMを採用した,フラグシップのX58およびP45チップセット搭載マザーボード「GA-EX58A-Extreme」「GA-EP55-UD5」などを公開した。P55チップセットにおける3-way SLISやSATA 3.0が謳われるなど,意欲的な構成になっている。
[COMPUTEX 2008#27]ASUS,HDMI出力対応のハイエンドサウンドカードを公開。ゲーム用の次世代サラウンドサウンド環境「DS3D GX 3.0」も予告
ASUSTeK Computerは,HDMI 1.3に準拠し,「Dolby TrueHD」や「DTS-HD」信号の出力に対応したハイエンドモデルなど,サウンドカードシリーズ「Xonar」の新製品を一斉公開。さらに,ゲームに向けた独自のサラウンドサウンド技術「DS3D GX」については,バージョン3.0の登場を予告する。「PCが,サウンドソース再生環境の頂点に立つ」と断じる同社の,サウンド製品最新動向をまとめてみよう。
[COMPUTEX 2008#26]ゲーマー向けPCケースは「見た目より機能」の時代へ?
COMPUTEX TAIPEI 2008の会場には,PCケースメーカー各社がゲーマー向けを謳うPCケースを多数展示していた。本稿ではその中から,近々日本市場に投入されそうな製品をいくつかピックアップして紹介していきたい。ゲーマー向けというと,一時はひたすら派手なものが多かったが,冷却能力と拡張性を堅実に追求したものが少しずつ増えてきた印象だ。
[COMPUTEX 2008#25]ASUSの「R.O.G」は,ゲーマー向けとオーバークロッカ−向けの2ラインナップへ分化
ASUSTeK Computerは,COMPUTEX TAIPEI 2008で同社の「R.O.G」ブランドに属する最新マザーボードを紹介するとともに,これまで「ゲーマーおよびオーバークロッカ−向け」とされてきた同ブランドの製品を,ゲーマー向けとオーバークロッカ−向けの2ラインナップに分けることを明らかにした。前者ではバランスの高さが,後者では性能が徹底的に追求されることになる。
[COMPUTEX 2008#24]「ゲームには64bit OS&4GB以上のメインメモリが最適」。Corsairが64bit環境への移行を勧めるデモを実施
Corsair Memoryは,COMPUTEX TAIPEI 2008の期間中,会場近くに設けたクローズドブースにおいて最新のメモリ製品を紹介するとともに,「ゲームパフォーマンスの向上に当たっては,32bit OSを捨てて64bitへ移行すべき」というデモを実施した。最低フレームレートにフォーカスされた,デモの内容をお届けしよう。
[COMPUTEX 2008#23]マザーボードからグラフィックスカードへと広がる,MSIの省電力ブランド「DrMOS」
MSIは,同社独自の省電力ブランド「DrMOS」を拡大する。Intel 4シリーズチップセット搭載のマザーボードで採用するだけでなく,AMDプラットフォームのマザーボード,さらにはミドルクラスGPU搭載のグラフィックスカードにも採用の幅を広げていく。DrMOSの技術的な内訳をまとめつつ,MSIが目指す方向を明らかにしてみよう。
[COMPUTEX 2008#22]USBケーブル1本でバスパワー動作のセカンドディスプレイを接続可能な時代が間もなく到来
USBケーブル1本で,安価なセカンドディスプレイをPCに追加できる時代がやってくる。英Display Linkは,USBバスパワーで液晶を駆動できる,低消費電力のUSBディスプレイコントローラ「DL-120」と,同製品を採用した日本メーカーなどの液晶ディスプレイをCOMPUTEX TAIPEI 2008で展示した。2008年秋には,手元の小型ディスプレイに攻略WikiやIRCウインドウなどを表示できるようになりそうだ。
[COMPUTEX 2008#21]NVIDIA,超低電力版GPU採用の完全ファンレスゲームPCをデモ
NVIDIAは,COMPUTEX TAIPEI 2008のタイミングで,完全ファンレスとなるゲーム用PC「100% Fanless Gaming PC」のデモを披露。GeForce 9600ベースの超低電力版GPUを採用し,「従来と同じパフォーマンスを,50W低い消費電力で実現する」というこのシステムは,果たして何を目指すのか。NVIDIAの担当者に,同社の考えるファンレスシステムについて話を聞いた。
[COMPUTEX 2008#20]ファンレス+液冷と直列ファン冷却仕様,2種類の個性的なPCケースをThermalrightが展示
デザインと冷却能力に定評のあるThermalrightは,CPUの熱を筐体全体の放熱フィンで冷却するファンレスPCケースを2008年8月に発売予定だ。また,マザーボードトレイを筐体に“内蔵”し,直列配置した3連クーラーでシステム全体を冷却するPCケースのプロトタイプも展示。ハイエンドシステムを使う自作派ゲーマーからすると,どちらもなかなか興味深い製品だ。
[COMPUTEX 2008#19]NVIDIA,新世代ノートPC向けGPU「GeForce 9M」の詳細を公開
NVIDIAは,COMPUTEX TAIPEI 2008に合わせて,新世代のノートPC向けGPUシリーズ「GeForce 9M」を発表。報道関係者向け説明会を台湾で開催した。説明会では,GPUスペックの詳細が明らかになるとともに,PhysXが動作する様子のデモが実際に行われたので,直撮りムービーとセットでお届けしたい。
[COMPUTEX 2008#18]「COSMOS」シリーズ用液冷ユニット「Aquagate Max」はSkulltrailを冷やしきれるか?
COMPUTEX 2008#17のレポートに登場した,Cooler Master製のCPU液冷ユニット「Aquagate Max」。同社のフラグシップPCケース「COSMOS」および「COSMOS S」用とされる新製品だが,4Gamerでは実機を試す機会を得たので,現在最もCPUの発熱が高いシステムであるSkulltrail環境と組み合わせてみた。果たしてAquagate Maxは,Skulltrailを冷却しきれるだろうか。
[COMPUTEX 2008#17]Cooler Master,新技術搭載のゲーマー向けCPUクーラーを開発中
Cooler Masterは,COMPUTEX TAIPEI 2008の同社ブースに,「これまでPCに採用されたことのない技術」を採用するという,ゲーマーおよびパワーユーザー向けCPUクーラーのプロトタイプを展示した。CPUと電源周り,メインメモリ,ノースブリッジの4か所を同時に冷却する,近未来的なデザインが特徴だ。
[COMPUTEX 2008#16]ASUS,ゲームとビデオの画質を向上させる「Splendid HD」チップ搭載のグラフィックスカードを発売へ
ASUSTeK Computerは,COMPUTEX TAIPEI 2008の同社ブースで,ゲーム&ビデオ高画質化プロセッサ「Splendid HD」搭載のグラフィックスカードを展示した。2008年第3四半期中に発売される予定となっている同製品は,Splendidカードに,MXM接続でGPUを搭載するという,非常にユニークなものに仕上がっている。担当者に聞いた次世代Splendid HDの話も含め,まとめてみたい。
[COMPUTEX 2008#15]Nehalem対応の次世代チップセット「Tylersburg」。搭載マザーボード7枚が展示に
Intelは新世代チップセットシリーズ「Intel 4」を発表したばかりだが,COMPUTEX TAIPEI 2008のIntelブースには,「Nehalem」世代のCPUに対応した次世代チップセット「Tylersburg」搭載のマザーボードが早くも何枚か並んでいる。ゲームが動作するNehalem+Tylersburgの実機デモも用意されていたので,写真を中心にお届けしたい。
[COMPUTEX 2008#14]Intel,「Intel 4」チップセットを正式発表し,最終仕様を公開
Intelは,COMPUTEX TAIPEI 2008会期中の2008年6月4日,デスクトップPC向けの新世代チップセットシリーズ「Intel 4」を正式発表した。同社製チップセットで初めて,65nmプロセス技術を採用して製造される製品群は,高い性能と低い消費電力を両立すると謳われる。発表に当たって明らかになった最終仕様ともどもまとめてみよう。
[COMPUTEX 2008#13]Mini-ITXで「Crysis」「Bioshock」が動く! VIA,「Mini-ITX 2.0」&NVIDIAとの協業を発表
VIA Technologiesは,COMPUTEX TAIPEI 2008に合わせて発表会を開催し,第2世代のMini-ITXフォームファクタとなる「Mini-ITX 2.0」をアナウンスした。同社はNVIDIAと「Balanced Platform」環境の整備で協業するとも発表。VIA製の最新CPU「Nano」搭載システム上で「Crysis」や「Bioshock」が動作するという衝撃のデモと合わせ,詳細をお届けしたい。
[COMPUTEX 2008#12]「Wiiリモコンよりもっと自由に」。モーションセンサー搭載のワイヤレスコントローラ「Eee Stick」
ASUSTeK Computerが,第2世代「Eee PC」の発表と合わせて公開した,モーションセンサー搭載のワイヤレスコントローラ「Eee Stick」。COMPUTEX TAIPEI 2008の同社ブースでは実機の動作デモ展示が行われていたので,実際に使っている様子のムービーとセットで紹介しよう。「Wiiリモコンよりもっと自由に」プレイできるという,新型リモコンの正体はいかに。
[COMPUTEX 2008#11]Tegra搭載機で滑らかに動作する「Quake III Arena」のムービー
2008年6月2日に発表されたNVIDIAのSoC「Tegra」。NVIDIAはGeForce FX+αクラスの3D性能を低消費電力で実現できることを大きくアピールしていたが,その一例として紹介された「Quake III Arena」デモプレイの内容を,ムービーでお届けしたい。あまりにも“普通”な,実機動作の模様をご覧あれ。
[COMPUTEX 2008#10]AMD,新世代ノートPCプラットフォーム「Turion X2 Ultra」発表会で外付けグラフィックスカードを披露
2008年6月4日,AMDはCOMPUTEX TAIPEI 2008で,新しいノートPC用プラットフォーム「Turion X2 Ultra」を発表。同時に「ATI Mobility Radeon HD 3870」を搭載した外付けグラフィックスカード「FSC AMILO GraphicBooster」も披露した。Hybrid Graphicsと外付けグラフィックスカードには,小型ノートPCの3D性能を大きく引き上げるものとして,期待が膨らむ。
[COMPUTEX 2008#09]ASUS,日本上陸予定の第2世代Eee PCを発表。ゲームなどの高負荷時には自動でクロックアップ
ASUSTeK Computerは,COMPUTEX TAIPEI 2008初日となる2008年6月3日,第2世代のEee PCを発表した。ラインナップは10インチまたは10.2インチ液晶ディスプレイを搭載する「Eee PC 1000」「Eee PC 1000H」と同8.9インチ仕様の「Eee PC 900」。CPUとして「Atom N270/1.60GHz」を搭載し,同社が「Super Hybrid Engine」と呼ぶ,低消費電力とハイパフォーマンスを両立する技術を搭載するのが大きな特徴だ。
[COMPUTEX 2008#08]AMD,「RV770」のスニークプレビューを実施
2008年6月4日,AMDはCOMPUTEX TAIPEI 2008に合わせて実施した新世代ノートPCプラットフォーム「Puma」の発表会で,次世代GPU「RV770」のスニークプレビューを実施した。残念ながらカードそのものは公開されなかったが,ATI Radeon用の新しいテクノロジーデモが披露されたので,取り急ぎムービーでお伝えしたい。
[COMPUTEX 2008#07]「どうやったらいいか分からない人向け」のCPU自動オーバークロック機能をDFIが実装
DFIは,同社のゲーマーおよびオーバークロッカー向けマザーボードシリーズ「LANParty」のミドルクラス〜エントリーモデルに,BIOSレベルの自動オーバークロック機能を実装する。「ハードコアゲーマーとエントリーオーバークロッカー向け」となる新機能を中心に,同社の新製品ラインナップを紹介しよう。
[COMPUTEX 2008#06]ゲームの4人同時対戦を可能にする“4PC in 1”な1台「DENUBE」
COMPUTEX TAIPEI 2008のFoxconnブース中央に,「Unreal Tournament 3」の試遊台が置かれている。注目したいのは,4台のディスプレイやキーボード,マウスの接続先が1か所に集約していることだ。これはLANパーティやネットカフェ,あるいは個人ユーザーをターゲットにした,新しいスタイルの省電力PCソリューション「DENUBE」だという。
[COMPUTEX 2008#05]MSI,「Puma」プラットフォームのゲーマー向けノートPCを公開。Hybrid Graphics対応のモバイルノートPCも
MSIは,COMPUTEX TAIPEI 2008の同社ブースにゲーマー向けノートPCを大量展示。AMDの次世代ノートPCプラットフォーム「Puma」を採用するノートPCの実機デモが行われた。また,12.1インチ液晶ディスプレイを採用するモバイルノートPCで,Hybrid Graphicsをサポートする製品も展示されていたので,まとめて紹介したい。
[COMPUTEX 2008#04]ゲーマー向けブランド「Raven」を立ち上げるSilverStone,個性的な冷却仕様のPCケースを公開
SilverStone Technologyは,ゲーマーやオーバークロッカー向けとなるサブブランド「Raven」を立ち上げた。COMPUTEX TAIPEI 2008の会場では,開発途上版のゲーマー向けハイエンドPCケースを公開する。I/Oインタフェースや拡張カードの外部インタフェースが天面に配置されるという,極めて特殊なレイアウトが特徴だ。ブランド第1弾となるゲーマー向けマウスともども紹介しよう。
[COMPUTEX 2008#03]ABIT,NVIDIAの未発表チップセット「MCP7A」搭載マザーボードを準備中
Universal ABITは,NVIDIAの未発表チップセット「MCP7A」を搭載したマザーボード「IN7AG」をCOMPUTEX TAIPEI 2008に参考出品する。MCP7Aは,Intelプラットフォーム向けとなる,DirectX 10対応のグラフィックス機能統合型チップセット。同社は,「Intel P45 Express」搭載マザーボードなども公開予定だ。
[COMPUTEX 2008#02]手のひらの上でFPSが動く! NVIDIA,小型機器向けプロセッサ「Tegra」を発表
COMPUTEX TAIPEI 2008の開幕を前日に控えた2008年6月2日,NVIDIAは,コンピュータを構成するための機能を1チップに統合した小型機器向けプロセッサ「Tegra」を発表した。携帯電話やカーナビ,ポータブルプレイヤーや,PCに近い性能を持つ携帯端末に向けられた新製品は,3Dゲームを手のひらの上でプレイ可能にするほどの3D性能を持つのが特徴だ。
[COMPUTEX 2008#01]GIGABYTE,ゲーマー&オーバークロッカー向けP45マザーを公開
COMPUTEX TAIPEI 2008の開幕を翌日に控えた2008年6月2日,GIGABYTE UNITEDの出展内容が一部明らかになった。DDR2メモリ対応の「Intel P45 Express」マザーボード「GA-EP45 Extreme」は,独自にFSBクロック1600MHzとDDR2-1200をサポートし,さらにPCI Express x16スロットを3本搭載する。このほか,IDT製のマルチプライヤチップ搭載マザーボード,新作PCケースなどの存在も明らかになったので,写真でお伝えしたい。