広告企画:「モンスターハンター フロンティア オンライン」で送る華麗なハンターライフ

「モンスターハンター フロンティア オンライン」で送る華麗なハンターライフ

Text by 大陸新秩序  

 カプコンのハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン」(以下,MHF)が,正式サービスを開始してから早1か月。学生諸氏は夏休みに入って連日のようにハンティングを繰り返し,バリバリとハンターランクを上げている頃だろうか。
 さて,いよいよ最終回となる本連載だが,今回はクエストメンバーと狩りに出るときに心がけておきたいこと,大型モンスターの特定部位破壊とレア素材の入手法,そしてハンターランク11〜30で登場する大型モンスターの攻略方法を紹介していこう。
 大型モンスターの攻略についてはそのポイントのみ紹介するが,これまでの連載を読み,ゲーム中でモンスターの癖を覚えるなど,意識的にプレイしてきたハンターなら,十分に理解してもらえるはずだ。またハンターランク30の公式狩猟試験に登場するシェンガオレンについても触れているので,古龍迎撃戦に行ったことがないという人は,ぜひチェックしてほしい。

 

 

クエストメンバーと狩りに出る場合の注意点

 

近接攻撃の剣士は大型モンスターの足元を狙うことが多いため,乱戦状態になりがちだ。お互いを攻撃してしまうと,チャンスを失いピンチを招く

 MHFは,オンラインでのマルチプレイを前提としたゲームであり,ほかのハンター達と一緒に大型モンスターを討伐/捕獲し,クエストクリアを目指すのが本懐といえる。そのさい,いくつか心がけておきたいことがある。

 まず,“ほかのハンターにも攻撃が当たる”という点に留意してほしい。MHFでは,モンスターだけでなくハンター同士にも当たり判定が存在する。ハンターからの攻撃はダメージにはならないのだが,当たった側は攻撃の種類に応じて,「のけぞり」「吹き飛ばし」「しりもち」などいわゆる硬直状態となってしまう。攻撃の手が止まるだけでなく,場合によっては,硬直が解けた直後にモンスターの攻撃を受け,力尽きてしまうこともあるのだ。
 近接攻撃の剣士が複数いて,大型モンスターの足元で乱戦になるケースでは,味方にある程度攻撃が当たってしまうのは仕方ないことだが,硬直を引き起こすような攻撃を連発するような行為は避けたいところだ。
 ほかのハンターからの攻撃を受けないように,モンスターに一通り攻撃したら回避行動を取って場所を空ける,ハンマー/大剣/ガンランスで溜め攻撃の準備に入っているのを視認したらモンスターに近寄らない,ガンナーの射線上で立ち止まらないなど,自らのポジション取りに配慮するのも,クエストメンバーとの連係の一環だ。その場にとどまって一人が連続で攻撃するより,クエストメンバー全員で入れ替わりながら攻撃したほうが,結果的に短時間でモンスターに大きなダメージを与えられるはずなのだから。

 

少々分かり難いが,画面はガンランスの竜撃砲に巻き込まれ吹き飛ばされたところ。モンスターの動きだけでなく,クエストメンバーにも気を配ろう

 中でも,太刀による「切り下がり」,大剣による「なぎ払い」,狩猟笛による「ぶん回し」などは,攻撃範囲が広く仲間に当たりやすいこと,大剣による「切り上げ」,ハンマーによる「溜め攻撃」(段階2)は味方を吹っ飛ばしてしまうことから,乱戦状態での使用にはとくに注意が必要だ。
 なお,味方への攻撃はデメリットばかりではなく,状態異常に陥ったハンターを元に戻せるというメリットもある。
 モンスターの攻撃で「気絶」「咆哮」「麻痺」「睡眠」などの状態異常に陥ると,しばらく行動できなくなる。状態異常は,攻撃を受けるか持続時間が過ぎるまで一定時間行動不能(気絶のみいわゆる“レバガチャ”で時間短縮が可能)というペナルティを受ける。味方からの攻撃も同じ扱いなので,ダメージゼロで戦闘に復帰できる。クエストメンバーが状態異常に陥っていたら,攻撃するか“蹴り”で戦闘に復帰させてあげよう。

 また,ゲームに限った話ではないのだが,クエストに参加するときの挨拶や,クエスト中には積極的に声を掛け合うようにしたい。そうしなければならない,というものではないが,終始無言では,一緒に狩りに出ているメンバーの心証はよろしくない。たかがゲームではあるが,プレイしているのはやはり生身の人間なので,お互いに気分よくプレイを楽しめるように心がけよう。

 

クエストメンバーが部位破壊を達成したら功績を称え,ターゲットをクリアしたら「お疲れさま」と声を掛け合う。些細なことだが,円滑にゲームを楽しむためには重要だ クエストに失敗すると,参加していたメンバー全員が報酬を得られなくなる。不本意ながら力尽きてしまった場合には,謝罪の一言を忘れないようにしたい

 

 

レア素材入手の必須手段! 部位破壊と捕獲

 

ダイミョウザザミの爪を破壊すると,鋏の一部が割れる。そのほか,背中のヤドを破壊できるのだが,破壊できるのはハンマーや狩猟笛など,打撃系武器のみとなる

 武器/防具の生産/強化に必要となる素材の中には,大型モンスターの特定部位を破壊しないと入手できないものもある。たとえば序盤で人気の防具であるザザミ」シリーズは,強化を続けていくと「盾蟹の爪」が必要となるが,これはダイミョウザザミの爪部分を破壊しないとクエストクリアの報酬に出現しない。また,火属性を持つ武器の生産/強化に必要となる「火竜の骨髄」も,リオレイアやリオレウスの尻尾を切断,その尻尾からしか剥ぎ取りできない素材だ。
 こうした部位破壊を成功に導くためには,上記の爪や尻尾のような大型モンスターの特徴的な部分,あるいは頭部や胸部などを攻撃し続けてダメージを一定以上蓄積させる必要がある。破壊可能な部位は大型モンスターによって異なり,クエストによってはサブターゲットに指定されていることもある。ただ,サブターゲットに指定されているほかにも破壊可能な部位は多数存在し,特定の属性を持った武器でしか部位破壊できない箇所もあるなど,初心者には分かりづらい部分もある。ベテランハンターに同行して破壊できる箇所を学んだり,クエストメンバーに聞いてみてもいいだろう。なお部位破壊は,討伐/捕獲後には行えないので注意してほしい。

 

腹部を破壊したグラビモス。レア素材入手を期待できるのはもちろんだが,部位破壊は大型モンスターの攻撃力や防御力を下げる効果がある

 またフルフルの部位破壊報酬である「アルビノの中落ち」など,捕獲してクエスト報酬を得たほうが,部位破壊よりも入手確率が高くなる素材もある。捕獲の手順は,大型モンスターを瀕死になるまで攻撃し,その後に「落とし穴」か「シビレ罠」で動きを封じたあと,「捕獲用麻酔玉」「捕獲用麻酔弾」を数発打ち込む。大型モンスターは瀕死になると,足をひきずりながら逃げ出そうとするので,そのタイミングを逃さず狙おう。
 注意すべき点は,あらかじめクエストメンバーに捕獲目的であると伝えておくこと,そして失敗したときの保険として捕獲用アイテムを複数のメンバーで準備しておくことが挙げられる。
 なおレア素材には捕獲しなければ入手できないもの,剥ぎ取りによってのみ入手できるものが存在する。欲しい素材を入手するためには,いろいろな可能性を試す必要があるわけだ。

 

シビレ罠と麻酔玉を使ってフルフルを捕獲。レア素材を狙うなら,討伐/捕獲の前に部位破壊を行うというのがベテランハンターの狩猟方法だ 部位破壊によるクエスト報酬は,報酬ウィンドウの下部に表示される。レア素材は入手確率が低めなので,必ず入手できるというものではない

 

 

ハンターランク11〜30までに登場する
大型モンスターの攻略ポイントを一気に紹介

 

リオレイア

 密林/沼地/砂漠など,さまざまなフィールドに登場する雌の飛竜。さまざまな攻撃手段と攻撃力の高さを誇る。ゲーム序盤ではかなりの難敵となること請け合いで,攻撃パターンを覚えることは必須といえる。
 リオレイアは,ゆっくり振り向き大きく振りかぶったらブレス,2回素早く方向を変えたら突進をしてくる。脚部を攻撃しているときは,二歩後ろに下がってサマーソルト攻撃をしてくることがあるので,いつでも回避できるように備えておこう。
 いずれも予備動作のモーションが大きいので,覚えてしまえば回避はそれほど難しくはない。避けそこなうと大ダメージを受けるだけでなく,毒状態となることがあるので気をつけたい。また,怒り状態では,各種攻撃の予備動作の見分けが付き難くなってしまうので,うかつに近づかず慎重な攻撃を心がけるようにしよう。
 リオレイアは,その容姿,ブレスによる攻撃,羽ばたきによる風圧と咆哮など,まさに飛竜種の象徴ともいえる大型モンスターだ。クエストメンバーと一緒でも一人で挑んでも,無事に討伐できた暁には大きな達成感を得られるだろう。リオレイアのクエストを受けられるようになったら,その巨大な姿に怯むことなく,ぜひ挑戦してほしい。

 

リオレイアは,多くのハンターが最初に出会う飛竜種モンスターであろう。最初はその迫力に驚くが,慣れてしまえばイャンクック同様,立ち回りの練習にはもってこいの存在となる

突進後の倒れ込みやブレス中など,これまでの大型モンスターとよく似た行動パターンを取るため,攻撃チャンスを予測しやすい。尻尾を振り回しての回転攻撃は,左右両方に回るので要注意

クエストメンバーが少ないときや,一人で挑む場合には,罠や大タル爆弾などを使ってみるのもいい。罠に誘導しようとして,ブレスで爆弾を台無しにされないよう注意しよう

 

 

フルフル

 雪山および沼地に棲息するフルフルは飛竜種のモンスターだが,目が退化しており嗅覚でハンターの位置を判断する。クエスト開始から少し経つとエリア1に飛来するので,雑魚モンスターを倒したあと,肉を焼いたり採取をしたりしながら待つのがお勧めだ。
 フルフルは全体的に動きが遅いため,こちらの攻撃チャンスは多いものの,長時間張り付いて攻撃していると体内発電攻撃,正面にいるとジャンプ攻撃やガード不可の電気ブレスなど,致命傷となりかねない攻撃を仕掛けてくる。そのため,フルフルの動きを見ながらヒットアンドアウェイを繰り返す慎重さが必要となる。尻尾は堅く,ほとんどの武器ははじかれてしまうため,前方向または横方向から攻撃しよう。
 なお,フルフルシリーズの武器/防具の素材となる「アルビノの中落ち」は,部位破壊(首/胴体)や捕獲報酬(沼地ではよだれ攻撃のさいの落し物)として入手できるが,その確率は極めて低い。効率よく入手できる手段は皆無なので,ランス/ガンランスでガードしながらチクチクとフルフルの表皮を破壊し,瀕死になったら捕獲という手順でクエストを繰り返すのが,レア素材入手の近道だ。

 

こちらから探しに行かなくとも,クエスト開始から数分経過するとフルフルはエリア1に飛来する。しかしハンターを見つけられないと,すぐに飛び去ってしまう

フルフルが尻尾を地面に付けたら,体内発電攻撃か電気ブレスの前兆だ。後者なら大きな隙ができるので,すばやく側面に回り込んで攻撃したい

フルフルの咆哮は,ディアブロスのそれと同等の最高レベル。フルフルは挙動が遅いのでそれほど脅威ではないが,聴覚保護スキルかガードで回避したい

 

 

ドドブランゴ

 ドドブランゴは雪山に棲息する牙獣種。見た目はババコンガに似ているが,動きはユーモラスさの欠片もない。素早いステップで前後左右を飛び回ってハンターを撹乱し,隙も少ないため,なかなか攻撃するチャンスを得られないかもしれない。
 最も気をつけなければならないのは,ドドブランゴが地中に潜ったあとに繰り出す攻撃だが,軌道が直線なので,ターゲットされたハンターが左右いずれかに少し動くだけで簡単に回避可能。回避できてしまえば大きな攻撃チャンスとなるので,上手にタイミングを狙いたいところだ。ちなみに,主に氷属性武器の素材となるドドブランゴの牙は,火属性の武器で攻撃しないと破壊できないので注意しよう。
 なおドドブランゴの討伐は,ハンターランク16時点における公式狩猟試験のマストオーダーにも組み込まれている。

 

ドドブランゴが地面を叩いたとき,近くにいると身動きが取れなくなる。剣士の場合,「耐震」スキルの付いた防具を付けておきたい

ドドブランゴは縦横無尽に動き回るため,なかなか攻撃チャンスを得られない。首尾よくダウンを取ったら一気に攻撃したいところだ

ドドブランゴの顔面アップ。髭や突起など紛らわしいものが多いので,牙を折る場合には間違えないように攻撃しなければならない

 

 

バサルモス

 火山に棲息する飛竜種で,後述するグラビモスの幼生である。頑強な甲殻を持ち,ハンターの攻撃を弾き返す場合も多いが,動きが遅いので比較的討伐しやすい。身体が大きく狙いを付けやすいので,ガンナーの練習台としても悪くない。ただし攻撃チャンスが多いからといって,剣士が脚部や腹部に張り付いていると,周囲に毒ガスを撒き散らすので注意。
 バサルモスはクエスト開始当初や,ダメージが蓄積してエリア移動したときには,岩に擬態してハンターを待ち伏せている。発見したら逆に大剣やハンマーの溜め攻撃やガンランスの竜撃砲でダメージを与えるといいだろう。
 またバサルモスは体力が高めなので,戦い慣れないうちは長期戦になりやすい。クーラードリンクを多めに携帯するなど,耐暑対策を忘れないようにしたい。

 

バサルモスは,外観の通り背中が硬い。腹部や脚部は比較的柔らかいので集中して攻撃すると効果的だが,時折毒ガス攻撃を放つので注意。解毒薬を携帯するなど対策を講じておきたい。また長期戦を見越してクーラードリンクは多めに持っていこう

 

 

ガノトトス

 ガノトトスは砂漠の湖に棲息する巨大な魚竜種であり,出現ポイントは砂漠のエリア6および7に限定される。いかにして地上に引きずり出すかが攻略上の最大のポイントとなるので,音爆弾を携帯し,水面から上半身を出してブレス攻撃するタイミングを見計らって投げつけよう。
 地上では,大ダメージを被る水ブレスとタックルに注意しながら,隙を窺って腹部と脚部を攻撃しよう。ガンナーの場合,首から腹部が一直線になる正面からの貫通攻撃が非常に有効だ。
 なお,水中のガノトトスがハンターの存在に気づいていない場合は,「一本釣り」によって大ダメージを与えつつ地上に引きずり出すことも可能。この場合,エリアに複数のハンターがいると釣れないので注意しよう。一本釣り→ガノトトスがのたうち回っているところに大タル爆弾攻撃→クエストメンバー全員で総攻撃→ガノトトスが水中に戻りエリア移動→一本釣り→クエストメンバー全員で総攻撃,の手順を数回繰り返せば,比較的楽に討伐できるだろう。

 

ガノトトスを地上に引きずり出すには音爆弾が有効だ。ブレスを吐くために水中に潜ったり,上半身を水面に出したりした瞬間に音爆弾を投げてみよう

怒り状態のガノトトスは,口から白煙を吐いている。この状態のガノトトスからショルダータックルを喰らうと致命傷となるので気をつけてほしい

ブレス攻撃は脅威だが,ほかの大型モンスター同様にこちらの攻撃チャンスでもある。ガンナーなら貫通攻撃を駆使して大ダメージを与えるといい

 

 

ショウグンギザミ

 沼地と火山に棲息する甲殻種。ダイミョウザザミに似ているが,攻撃が素早くなり,隙も少なくなっている。また地中に潜ってからの突き上げ攻撃は壁際でも当たるので,避けるためにはダッシュで走り回るしかない。
 攻略法は側面から脚を攻撃する,背面からヤドを攻撃するといったようにダイミョウザザミと同じだが,反撃を回避できない場合が多いので,こちらの防御力を可能な限り上げてから挑んだほうがいいだろう。また沼地では天井に張り付いて,ハンターの頭上からブレス攻撃を仕掛けてくる。
 ショウグンギザミの破壊可能部位は,ヤドと爪。ただし爪は両方破壊すると常時怒り状態となり動きが素早くなるので,あまり早く破壊すると苦戦するかもしれない。また,ヤドは一度破壊しても,ショウグンギザミが二回地中を移動する間に新しいものを背負って登場するので,その都度破壊することになる。

 

ダイミョウザザミ同様に背中の大きなヤドが特徴となるショウグンギザミ。その素早い攻撃を全て回避するのは,非常に困難だ

沼地の洞窟エリアでは,ショウグンギザミが天井に張り付いてブレス攻撃を仕掛けてくる。ダッシュで逃げ回り,ターゲットを外そう

爪とヤドを破壊したショウグンギザミ。ヤドはを破壊した回数に応じて,部位破壊報酬が増える可能性が高くなる

 

 

グラビモス

 火山に棲息するバサルモスの成体。攻撃力,防御力,体力いずれもこれまでの大型モンスターとは比較にならないほど高く,討伐には非常に時間がかかるだろう。最も特徴的な攻撃は熱線ブレスで,ガードできないばかりか,当たれば致命的な大ダメージを被ってしまう。予備動作が大きいので回避はできるが,十分注意してほしい。
 また,近接攻撃中のハンターに対しては,バサルモスの毒ガスと同様の範囲攻撃,火炎ガスと催眠ガスを吹き出すので厄介だ。隙は少ないので,動きを封じる罠アイテムも活用したい。
 また,グラビモスは咆哮によってハンターの攻撃をキャンセルし,かつ一定時間硬直させる。硬直時にグラビモスが突進やブレスの予備動作に入ったら,回避が間に合わない恐れがある。防御力の低いガンナーはもちろんのこと,近接攻撃の剣士も聴覚保護スキルが発動する防具の組み合わせでグラビモスに挑みたい。
 グラビモスは難敵なだけあり,その素材から作られる防具は性能に優れ,ハンター達の人気も高い。討伐に成功して素材が手に入ったら,グラビシリーズの防具を作ってみよう。

 

攻撃力そのほかすべての面でバサルモスを上回るグラビモス。表皮も硬く,生半可な武器では弾かれてしまうだろう

近接攻撃の剣士にとって厄介なのがガス攻撃。催眠ガスで眠らされた場合,その直後に踏みつけられると大ダメージとなるので要注意

グラビモスは,これまでに登場した大型モンスターの中でも最強クラスのブレスを放つ。予備動作が大きいので回避はできるが,油断は禁物だ

 

 

ディアブロス

 砂漠に棲息する飛竜種で,グラビモスと並ぶ屈強な大型モンスター。特徴的な2本の大きな角をかざし,ハンターめがけて突進攻撃を繰り返すので,地面を掻く予備動作が見られたら回避の準備をしよう。なお回避のタイミングが早すぎると,ディアブロスは突進しながら軌道修正してくるので気をつけよう。また,砂漠のエリア3の高台やエリア7中央部の岩などに向けて突進させると,角が突き刺さって一定時間身動きが取れなくなる。うまく誘導して,身動きが取れなくなったら集中攻撃しよう。
 もう一つ気をつけなければならないのは,ディアブロスが地中に潜ってからの突き上げ攻撃。これは地面から立ち上る砂煙を確認しながら回避してほしい。ちなみに,地面に潜った直後に音爆弾を投げれば,落とし穴にはまったときと同様の効果が得られる。大きな攻撃チャンスとなるので,クエストメンバー全員で音爆弾を携行していきたいところだ。
 ディアブロスの角は破壊可能部位となっており,折ってしまえばクエスト報酬として「ねじれた角」などのレア素材を入手できる。ただし2本とも折ったあとは,前出の「角が刺さる」状態には陥らないので,討伐時はタイミングに注意したいところだ。

 

軌道修正しながらの突進や,地中からの攻撃などこれまでの大型モンスターとは似て非なる攻撃を繰り出すディアブロス

ディアブロスを砂漠エリア3の高台などに突進させると,角が突き刺さり一定時間身動きが取れなくなる。ここぞとばかりに攻撃しよう

地中に潜ったディアブロスに音爆弾を投げつけると,落とし穴を使った場合と同様の効果が得られる。動けないうちにダメージを与えておこう

 

 

ヒプノック

 MHFが初登場となる大型モンスター。鳥竜種ということで,イャンクックとゲリョスの延長線上にある存在といえ,基本的な攻略方法も同じである。口から催眠液を飛ばしたり,周囲に催眠ガスを撒き散らしたりする。一人での攻略は困難を極めるが,クエストメンバーと一緒なら起こしてもらうことが可能なので,それほど恐れることはないだろう。またヒプノックから剥ぎ取った素材からは,催眠半減または無効のスキルを持つ防具を生産/強化できる。一通り揃えたら一人での討伐も不可能ではないだろう。

 

派手な外観のヒプノックだが,催眠攻撃を除けばイャンクックやゲリョスとほぼ同じ。リオレイアに挑戦した経験を持つハンターだと,ちょっと物足りなさを覚えてしまうかもしれない

 

 

ハンターランク30の公式狩猟試験でシェンガオレンに挑戦

 

シェンガオレンは,巨大な竜の頭骨をヤドにした甲殻種だ。ハンターをターゲットにした攻撃はしないので,一定以上の貫通弓を使えば比較的楽に攻略可能

 シェンガオレンは,老山龍の頭骨をヤドにした巨大な甲殻種の古龍だ。ハンターランク30の公式狩猟試験に登場するこの大型モンスターは,基本的にハンターは眼中になく,ひたすら砦の破壊を目指している。したがって,いかに多くのダウンを取って砦にたどり着くのを遅らせるか,さらにはシェンガオレンの体力をどれだけ削るかが攻略のポイントとなる。
 といっても,実はシェンガオレン攻略はそれほど難しいわけではない。クエストメンバー4人で「ハートショットボウII」以上の性能を持った弓,すなわち溜め段階3で貫通レベル3以上となる弓に強撃ビンを装填し,ひたすら背後から弱点に向けて貫通攻撃をしていればいいのだ。ただし,あまり距離が離れているとダメージが激減し,近づきすぎるとシェンガオレンの動作によりハンターによろめきが生じてロスとなるので,適正な距離(いわゆる「クリティカル距離」)を保つことも忘れてはいけない。
 シェンガオレンの弱点はヤドの内部に隠されている。クエスト開始直後に老山龍の骨,口部分が開いたときに,大まかな位置を確認しておき,そこを狙って貫通攻撃を繰り返せばいい。またスタミナ不足によって弓の手数が減ってしまわないよう,「強走薬グレート」もしっかりと準備しておきたい。

 

直前のムービーやクエスト開始直後,シェンガオレンは竜頭骨の口を開き砲撃する。このとき,シェンガオレンの弱点も見えるので位置を覚えておくといい

竜頭骨の外側から弱点を通過するように,強撃ビンを装填して貫通攻撃を繰り返す。スタミナを消費しないように随時強走薬グレートを飲み続けよう

 

 手順としてはまずクエスト開始直後,支給品ボックスを開ける前にエリア1に直行し,即座にシェンガオレンの弱点に向けて貫通攻撃を開始。こちらの攻撃の届かない位置までシェンガオレンが移動したら,ベースキャンプに戻って支給品を受け取ろう。
 次はエリア2での戦闘だが,こちらが攻撃可能な位置にシェンガオレンがやってくるまでには時間的な余裕がだいぶある。のちのちエリア5で使うバリスタの弾をあらかじめ拾っておこう。
 エリア2の橋に差し掛かるとシェンガオレンは立ち上がるので,こちらも橋上に移動して常に攻撃の適正距離を保つようにしよう。続くエリア3〜4も同様で,注意点はシェンガオレンが向きを変えるときに踏まれてダメージを受けないよう,立ち位置を調整する程度だろう。うまく攻撃できれば,シェンガオレンがエリア5の砦に到達した直後,バリスタや大砲を数発打ち込むだけで討伐達成となるはずだ。
 なお,上記の手順はあくまで最も簡単にシェンガオレンを攻略するためのもの。ヤドとなる老山龍の口内から「老山龍の鱗」を採取したり,脚部破壊によってクエスト報酬のレア素材を得たりするためには,支給される「対巨龍爆弾」の使用や近接攻撃による脚部破壊を試みなければならない。自分の試験をクリアしてしまうとシェンガオレンのクエストは受けられなくなるが,ほかのハンターの試験に参加し手伝うことはできるので,いろいろ試してみるのもいいだろう。
 しかしその場合には,無茶な行動を取った挙句に力尽きるようなことがないよう,あくまでも他人の試験クリアが最大の目的であることを念頭においた行動をしたい。

 

一定以上のダメージが蓄積すると竜頭骨が壊れて,左側から弱点が丸見えになる。この頃になると,シェンガオレンもダウンを繰り返し始める

エリア5に到達し,砦を破壊するシェンガオレン。3〜4人が適正な貫通弓で攻撃していれば,この場面を見ずにクエストクリアできるかもしれない

砦には大砲やバリスタが準備されている。大砲はともかく,バリスタの弾は事前にエリアチェンジする時点で最大限まで回収しておきたい

 

 

 さて4回にわたって,初心者がハンターランク30に至るまでに必要な最低限の情報をお伝えしてきたが,これでMHFが終わりというわけではない。シェンガオレンを討伐または撃退してハンターランク31になれば,これまでに登場したモンスター達がより強化されて立ちはだかる上位クエストに挑戦し,さらなるレア素材を得て装備を強化していく日々が待っている。配信クエストでは定期的に古龍が襲来してハンターの挑戦を待ち受けているし,来たる8月8日にはヒプノックに続く新大型モンスター「ヴォルガノス」も登場する。MHFにおける華麗なハンターライフは,まだまだ始まったばかりといえるだろう。

 

   

 

 

タイトル モンスターハンター フロンティア オンライン
開発元 カプコン 発売元 カプコン
発売日 2007/07/05 価格 30日コース:1400円(税込)〜
 
動作環境 OS:Windows 2000/XP/Vista(+DirectX 8.1以上),CPU:Pentium III/1GHz以上[Pentium 4/1.5GHz以上推奨],メインメモリ:256MB以上,グラフィックスチップ:Intel 915G以上[GeForce FX 5700以上推奨],グラフィックスメモリ:64MB以上,HDD空き容量:800MB以上

(C)CAPCOM CO., LTD. 2007 ALLRIGHTS RESERVED.

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/specials/mhf_sp/004/mhf_sp_004.shtml