Radeon HD 2000シリーズ用デモ「Ruby:Whiteout」の実行ファイル公開
AMDから,ATI Radeon HD 2000シリーズ(以下,Radeon HD)用リアルタイムデモ「Ruby: Whiteout」の実行ファイルが公開された。同社のデモ用ページには,Radeon HD用のデモは現在3種類紹介されているが,今回公開されたのはRubyの新作,Whiteoutだけ。残り2本はムービーのみの公開となっており,今後順次公開されるものと思われる。
3分にもわたるデモだけあって,実行ファイルの大きさも270MBと,かなり大きなもの。このデモで使われている技術的なトピックについては,ムービー紹介時の解説を参照するとよいだろう。 なお,デモの実行には,Windows VistaとRadeon HD 2000シリーズが必要となる。CrossFireにも対応している模様だが,適切に使うにはiniファイルの修正が必要だ。この部分が,単にCrossFireのOn/Offではなく,GPU数の指定になっているのも興味深い。Radeon HDユーザーには待望のデモといってよいだろう。ぜひDirectX 10の表現力を確認しておこう。 ちなみに,DirectX 10のアプリケーションということで,GeForce 8800 GTXを搭載したPCでも実行してみたところ,インストールと起動までは問題ないのだが,デモが開始されると,画面が真っ白になってしまった。暴走している気配はない。このデモでは地形のテッセレーションは使用していないということだったので,もしかしたら動くかと思ったのだが,やはりRadeon HDでないと無理なようだ。WhiteoutといえばWhiteoutなのだが……。(aueki)
■Radeon HD 2000シリーズ用デモページ URL:http://ati.amd.com/developer/demos/rhd2000.html
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