アメリカの大手パブリッシャ,Activisionは現地時間2月23日,「Unreal Engine 3」のライセンスを開発元のEpic Gamesから取得したと発表した。 Unreal Engine 3は,Epic Gamesが開発中のミドルウェアで,DirectX 9.0以上,および次世代コンシューマ機に最適化されている。“開発中”とはいえ,次世代のUnreal Engine 4(2008年から2010年頃に登場するとされている)がリリースされるまで常に新しい機能が追加されたり,バグフィックスが続けられるという意味で開発中なのであり,すでに,Unreal Engine 3を使った「Rainbow Six: Vegas」やXbox 360用のタイトル「Gears of War」が発売されているほか,「America's Army 3.0」「BioShock」「Brothers in Arms: Hell's Highway」など,数多くのタイトルで採用が決まっている。 ActivisionがUnreal Engine 3を使って制作するタイトルについては,今後アナウンスされる予定になっており,発売時期や,Epic Gamesがどの程度関与するのかについても現時点では発表されていない。(松本隆一)
|