CEDEC 2006のセッションで解説された,PRT(Precomputed Radient Transfer)法による大域照明モデルのリアルタイム処理に関するムービーを4GamerサーバーにUpした。柔らかな光と影が作り出すこれまでにない質感に注目してみよう。 ●静的なPRTの例 動かない物体に対するPRT描画の例。背景を回転させて,光源の状態を変えたり,質感を変えたりといった操作をしているが,すべてリアルタイムに処理されていることが分かる。
→ダウンロード (17秒:8.5MB,MPEG-1)
●動く物体でのPRTの例その1 その2 シーン内で物体が動かないことが,これまでリアルタイムPRTの条件の一つだったのだが,それを打ち破ったアルゴリズムがこれ。各物体単位で周囲の空間に対応した遮蔽情報を満遍なく持つことで,再計算をなくしている。
→ダウンロード (18秒:9MB,MPEG-1) →ダウンロード (33秒:32MB,MPEG-1
●柔らかい物体でのPRTの例その1その2 剛体に限り,動く物体へのPRT適用が可能になったのだが,さらに進めて,柔らかい物体を球体で近似してPRTを適用可能にしたのが,この例。自分の手の影が身体に落ちるときなども,柔らかい影で表現されていることに注目しよう。
→ダウンロード (1分1秒:30MB,MPEG-1) →ダウンロード (1分25秒:42MB,MPEG-1)
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