1. 「GUILTY GEAR Xrd」とは
2. まず動かしてみよう
3. キャラクターの選び方
4. 攻め方の基礎
5. 守り方の基礎
6. さらに上を目指すために
7. 上級者を目指す攻めの応用(このページ)
8. 上級者を目指す守りの応用
ファーストステップガイドで本作の基本を学んできた人であれば,ある程度キャラクターを自由に動かせるようになっていることだろう。しかし,上級者といわれる20段以上のプレイヤーになるには,ここからさらにいくつもの壁を越えていかなければならない。ここでは,攻め方の基礎から一歩進んだ,上級者を目指すための攻撃テクニックを伝授していく。2. まず動かしてみよう
3. キャラクターの選び方
4. 攻め方の基礎
5. 守り方の基礎
6. さらに上を目指すために
7. 上級者を目指す攻めの応用(このページ)
8. 上級者を目指す守りの応用
7.1.至近距離の攻防
本作の通常投げは発生が1Fのため,密着で起き攻めを仕掛けられた場合はガード方向にレバーを入れながらHSを連打すれば,たとえ通常技が完全に重なっていても投げることができる。この“投げ暴れ”は,起き攻めを仕掛ける側にとっては非常に厄介な行動だが,その投げ暴れを逆手に取ってダメージを与える選択肢が存在する。貴重なダメージソースになる要素なのでひとつずつ確認していこう。空中判定になる技を重ねる
イノのホバージャンプKなどジャンプ攻撃を安全に重ねる詐欺飛び(※1),やファウストのドリキャン(※2)→ジャンプKや,中段の崩しを兼ねた起き攻めが投げ暴れへの対策のひとつだ。弱点としては,起き攻めで密着する選択肢を選ぶことで,相手に空中判定の攻撃を重ねてくると予想されやすい点となる。リバーサルの立ちブリッツシールドなどの逆択には警戒したい。※1 詐欺飛び:相手の起き上がりにタイミングよくジャンプ攻撃を重ねることで,相手が何もしていない場合はジャンプ攻撃を当てられ,リバーサルで無敵技を出された場合は着地からガードが間に合うテクニック
※2 ドリキャン:ジャンプKで出せるドリルキックの攻撃発生前にフォルトレスディフェンスをすることで,攻撃判定を出す前に空中で停止するテクニック。ここからのジャンプKが優秀な中段択として機能する
投げ無敵技を重ねる
一部キャラの特殊技や必殺技には投げ無敵時間が付与されているので,相手の投げ暴れを誘ってカウンターを狙える。攻撃のモーションも投げ暴れを誘いやすいものが多いため,至近距離の選択肢として非常に強力だ。投げ無敵技を持っているキャラクターは,この選択肢を見せることで,ほかの強気な崩しも通りやすくなるだろう。投げ暴れに対して勝てる代表的な攻撃
キャラクター | 技名 | キャラクター | 技名 |
---|---|---|---|
ソル | ガンフレイム黄RC→垂直ジャンプ | カイ | 空中Sスタンエッジ |
メイ | K,イルカさん横 | ミリア | 低空バッドムーン,アイアンセイバー |
ザトー | ドランカーシェイド | ポチョムキン | バックステップ |
チップ | K,αブレード,幻朧斬,斬星狼牙 | ファウスト | 昇りジャンプK,ドリキャン→ジャンプK |
アクセル | HS | スレイヤー | K,イッツレイト,ヘルタースケルター |
ヴェノム | 低空Sマッドストラグル | イノ | ホバー攻撃,大木をさする手,ケミカル愛情(縦) |
ベッドマン | 昇りジャンプD | ラムレザル | 垂直ジャンプHS(HS剣装備),低空シルドデトルオ |
シン | 昇りジャンプD,ホークベイカー | エルフェルト | 低空ブライダルエクスプレス |
レオ | K,ブリュンヒルデの構え中PorK | ジョニー | HS,垂直ジャンプ→ツヴァイハンダー黄RC |
ジャック・オー | K,低空ジャンプD,低空ゼスト | 紗夢 | 戀崩孃 |
レイヴン | HS,滑空,シュメルツベルク | 琴 | 該当なし |
ディズィー | 該当なし | 梅喧 | K |
アンサー | HS |
7.2.投げを狙う際の仕込みテクニック
ダッシュや歩きから通常投げを狙う際に「+HS+任意のボタン」と入力することで,投げが成立しなかった場合に漏れてしまう通常技をHS以外に置き換えられる。このテクニックを利用することで,上方向に判定の強い技やヒット時に大きなリターンを見込める攻撃を仕込むことが可能だ。キャラクターごとのオススメの仕込み攻撃は以下の通り。投げ仕込みに適した攻撃
攻撃()内は入力コマンド | キャラクター |
---|---|
立ちKorK(K+HS) | ソル,レイヴン,梅喧 |
近距離立ちS (S+HS) | カイ,ポチョムキン,チップ,ファウスト,ヴェノム,アクセル,スレイヤー,ベッドマン,シン,エルフェルト,レオ,ジョニー,紗夢,クム,ディズィー,アンサー |
P(P+HS) | ラムレザル |
HS | ザトー,イノ,ジャック・オー |
立ちHS(HS) | メイ,ミリア |
7.3.根性値を考慮した倒しきりのコンボ判断について
本作には,根性値(※)という体力ゲージが減少するほど受けるダメージが軽減されるシステムが存在する。根性値はキャラクターごとに内部で設定されており,この数値が高いほどダメージ軽減率が高くなる。試合の後半で体力が減りづらくなっているのは,根性値のためとなるが,このシステムを考慮したコンボ選択をすることで,より大きなダメージを与え,相手を倒しきれるケースも少なくない。ここでは,相手の体力ゲージが少ない状況でより大きな体力を奪ういくつかのテクニックを紹介しよう。※根性値についての詳細はこちらを参照
ヒット数を増やして倒しきる
通常技の連打キャンセルを使った空中コンボや,ヒット数の多い覚醒必殺技を連続技の最後に当てることで根性値を極力無視して倒しきる方法。ダウン追い打ちに小技を刻むことで倒せるケースも多い。弱点はヒット数が多いため,相手のバーストゲージが溜まりやすい点となるが,そこを逆手に取り,バーストを確実に使わせる手段として使うこともできる。バースト覚醒必殺技で倒しきる
バースト覚醒必殺技は,最低保障ダメージ(※)が高めに設定されているので残り体力が10%程度であれば,バースト覚醒必殺技につなぐことで一気に倒しきることができる。ただし,バーストゲージを消費してしまうため,次のラウンドはバーストゲージが空の状態でスタートする点に注意したい。自分の残り体力に余裕がある場合などは,バースト覚醒必殺技を使わずに次の起き攻めで倒す,といった戦略も必要となってくる。※ 最低保障ダメージ:連続技のコンボ補正に影響を受けない最低限保障されたダメージ。通常の覚醒必殺技は20%だが,バースト覚醒の場合,50%までダメージが保証されている。
青サイクバーストを無効化しつつ倒す
残り体力が少なく,サイクバーストを使える状態の相手にコンボ始動技をヒットさせた場合は,覚醒必殺技,またはロマンキャンセルを使ってトドメを刺したい。覚醒必殺技は暗転後こそバースト不能だが,暗転前にバーストされていた場合は,吹き飛ばされるうえにバーストゲージを消費してしまうので,ロマンキャンセル+サイクバーストが当たらない位置からの追撃がベストな選択肢となる。テンションゲージが75%以上ある場合はロマンキャンセル→ブリッツシールドチャージアタックとすることで青バーストを防ぎつつダメージを重ねることも可能だ。一撃発動コンボで倒しきる
相手の残り体力が20%以下,または連続技の途中で相手の体力が約10%以下になった場合,体力ゲージの点滅が始まるが,この時に自身のテンションゲージが50%以上かつ,一撃準備をすると,時間が停止し,一撃準備の全体フレームが大幅に短縮される。これを利用すれば,テンションゲージ100%時に「受身不能時間の長い攻撃→ロマンキャンセル→一撃準備→一撃必殺技」という流れで一撃必殺技を連続技に組み込むことが可能となる。コンボ数の長い連続技をしてしまうと,相手にバーストゲージが溜まってしまう状況で倒しきりたいときに選択したい連続技だ。→ 8. 上級者を目指す守りの応用へ進む