※赤字で表記されているものは,アップデートなどで追記を行った部分です。対応するアップデートのバージョンを,文末に記載しています(S1.1→SIGN Ver.1.1,R1.04→REVELATOR Ver.1.04など)。
※緑字で表記されているものは,「REV 2」以降のアップデートで追記を行った部分です。対応するアップデートのバージョンを,文末に記載しています(R2→REV 2,R2 2.10→REV 2 Ver.2.10)。
プロフィール
自然や動物を愛し,誰かが孤独でいることを見過ごせない心優しい性格で,行動すればどんな問題でも必ず解決できるはずだという,前向きな思考の持ち主。女子力を磨くことに余念がなく,自分の目指す理想的な女性像に近づこうと努力しているが,空回りしてしまうことも多い。恋愛に関係する話題に興味が尽きず,夢見がちな妄想が大好き。世界に宣戦布告したラムレザルの“妹” にあたり,彼女自身も「ヴァレンタイン」の一人である。 (CV:洲崎 綾)身長 | 168cm |
体重 | 夢kg |
出身 | 不明 |
血液型 | 不思議型 |
誕生日 | 12月25日 |
大切なもの | 笑顔,ヤブ犬型の貯金箱,甘いもの全般 |
趣味 | 恋話,ヤブ犬のモノマネ |
嫌いなもの | 気持ち悪い虫全般,殺生,孤独 |
基本性能
エルフェルトは,銃火器をメインに手榴弾,ウェディングナイフ,ブーケなどさまざまな道具を使って戦うキャラクターだ。けん制能力に長け,さらに相手を画面端に追い詰めれば,一級の火力と崩し能力を誇る。ただし,対空などの防御面にはやや難があるので,そこにつけ込まれないように立ち回りたい。エルフェルトには象徴的な2種類の構えがあり,それぞれの得意とする間合いが大きく異なる。マスケット銃で狙撃する「Missコンフィールを構える」は遠距離で有効な構えだが,これだけで相手の接近を阻むのは難しい。あくまでアクセントとして用いるものと考えよう。
一方の「Missトラヴァイエを構える」は近距離〜接近戦で効果的な構えだ。ショットガンを用いた攻撃はいずれも発生や判定に優れるので,とくに相手を画面端に追い詰めた状況で真価を発揮する。
一見するとクセが強そうに見えるエルフェルトだが,最初のステップさえ乗り切れば,操作難度はそう高くない。初心者から上級者まで,幅広い層にオススメできるキャラクターといえる。
エルフェルトの攻めは,スキを見てベリーパイン(手榴弾)を投げるところから始まる。ベリーパインの転がった場所は,自身にとっては安全が確保された場所となるので,そこを起点として攻めを展開しよう |
画面端では「Missトラヴァイエを構える」が大活躍。強化版射撃をチラつかせて相手にプレッシャーを与えつつ,動けなくなったところを本命の投げで崩していく |
コマンドリスト
必殺技 | |
---|---|
ベリーパイン | +P(空中可) |
└ 上投げ | ベリーパイン所持中+P(空中可) |
└ 下投げ | ベリーパイン所持中+P |
ブライダルエクスプレス | +K(空中可) |
Missコンフィールを構える | +S |
└ 射撃 | Missコンフィール構え中P or K or S or HS |
└ リロード | 射撃後+S |
└ 解除 | Missコンフィール構え中D |
Missトラヴァイエを構える | +HS |
└ 小突く | Missトラヴァイエ構え中P |
└ 転がる | Missトラヴァイエ構え中K |
└ 突き上げる | Missトラヴァイエ構え中S |
└ 射撃 | Missトラヴァイエ構え中HS |
└ リロード | 射撃後+HS |
└ 崩す | Missトラヴァイエ構え中D |
└ 解除 | Missトラヴァイエ構え中+HS |
転がる〜Missトラヴァイエを構える | +K |
覚醒必殺技 | |
ジャッジベターハーフ | +K or D |
ジェノワーズ | +HS |
一撃必殺技 | |
マグナムウェディング | 一撃準備後に+HS |
ガトリングルート
共通動作&カラーバリエーション
挑発1 |
挑発2 |
敬意1 |
敬意2 |
一撃準備 |
通常技解説
立ち攻撃
しゃがみ攻撃
地上特殊技
ジャンプ攻撃
共通システム技
必殺技解説
ベリーパイン
+P(空中可)
胸の谷間から苺型の手榴弾を取り出し,ピンを抜いてしまい込む技。この手榴弾は後述の上投げ・下投げで前方に投げることができる。投げた手榴弾は地面に落ちるまで攻撃判定を持つものの,ヒットしてもダメージは0で,コマンド入力から3秒後に発生する爆発に巻き込まなければダメージを与えることはできない。ちなみに手榴弾を投げずに所持したまま3秒が経過してしまうと自爆となり,わずかだがダメージもあるので注意しよう。ではすぐに投げたほうがいいのかといえば,実はそうでもない。爆発までの時間が残り1秒を切ると光り始め,投てき時の手榴弾(爆発ではなく手榴弾そのもの)の攻撃レベルが上昇する効果があるのだ。攻撃レベルが上昇すると受け身不能時間が延びるため,これにより手榴弾投げ→爆発が連続ヒットしやすくなる。なお投てき中の手榴弾は銃火器を使った攻撃で強制的に爆破させることもでき,その場合は自動爆発よりも若干威力が高いことも覚えておこう。
爆発前に本体が攻撃されると消滅してしまうように。また,投げた手榴弾にやられ判定が追加され,相手の攻撃を受けると跳ね返るようになった。このとき,飛び道具に当たるとその場で爆発するが,ここにも通常同様の攻撃判定がある。投げた手榴弾を相手が打ち返しにくるところを狙い,本体の攻撃で迎撃するなどもできる(S1.1)。
投げた手榴弾のやられ判定が大きくなり,相手に攻撃された際の吹き飛ぶ向きが相手キャラクター基準に変更された。また,自爆の爆発がガード可能になった半面,自爆した際の吹き飛びが高くなり,基底ダメージ補正が50から80に変更された(R1.03)。
ベリーパイン |
残り1秒を切ったとき |
自爆 |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 全体動作 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|---|
ベリーパイン | ― | ― | 全体19 | ― |
ベリーパイン(爆破) | 50 | 1 | ― | 上 / 空 |
ベリーパイン(自爆) | 自身に10 | 1 | ― | 上 / 空 |
上投げ / 下投げ
ベリーパイン所持中+P(空中可) / ベリーパイン所持中+P
上投げはオーバースローで放物線を描くように手榴弾を投げる。空中の相手に対するけん制として使っていこう。なお地面に到達する前に立ちHSを当てて爆発させれば,地上の相手へのけん制としても役立つ。空中版も同じような軌道だが,空中にいる分だけ手榴弾をより遠くまで投げられる。また安全な投げ方として,空中バックダッシュ〜空中上投げと入力することで,技後のスキを着地でキャンセルする使い方もある。一方の下投げは,アンダースローで地面に転がすように投げる。地上のけん制として便利だが,手榴弾のダメージは0なので相手の攻撃と相打ちになるとダメージ負けしてしまうことに注意しよう。投げた瞬間に黄色ロマンキャンセルをすることで,比較的安全に手榴弾を手放せるうえ,これがヒットしたらダッシュからの追撃を狙える。
上投げ |
||
下投げ |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|---|
上投げ | 0・40 | 10 | -3[+7] | 全体33 |
空中上投げ | 0・40 | 13 | ― | 全体36 |
下投げ | 0・40 | 10 | -3[+7] | 全体33 |
ブライダルエクスプレス
+K(空中可)
ブーケに乗って移動する突進技。ヒットすると相手を横に吹き飛ばしつつダウンを奪えるので,足払いヒットなどからつないで相手を画面端に追い込んでいくといい。密着でガードされると不利となり,発生の早い技で反撃を受けてしまうが,うまく先端部分を当てるようにすれば逆に有利を取ることも可能だ。空中版は斜め下に移動する突進技。発生は遅いがガードされてもスキが小さいのが強みといえる。空中で少し停滞してから攻撃する特性を利用して,相手の対空技を避けつつ攻撃する手段として活用できる。
地上版・空中版共に基底ダメージ補正90%が追加され,ここからの連続技の威力が若干減少した。ガード後に距離が離れにくくなり,投げで反撃を受けやすくなった。攻撃判定の強さや硬直自体には変化が無く,使い勝手そのものは変わらない(S1.1)。
攻撃レベルが4から3に低下し,ガードされた際に反撃を受けやすくなっている。また,空中版は着地硬直が3フレームから7フレームに増加し,こちらも反撃を受けやすくなった(R1.03)。
地上版のヒット時,必ず相手を正面に吹き飛ばすようになった(R2 2.10)。
ブライダルエクスプレス |
||
空中ブライダルエクスプレス |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|---|
地上版 | 45 | 14 | -7 | 上 / 空 |
空中版 | 40 | 26 | 低空時+10 | 上 / 空 |
Missコンフィールを構える〜射撃 / 解除
+S〜構え中P or K or S or HS / 構え中D
マスケット銃を構えてしゃがみ込む,狙撃に特化した構えがこのMissコンフィールだ。構え中はエルフェルトが動けない代わりに画面内に照準が出現し,方向キーを入力することで画面内を自由に動かせるようになる。ここでDボタン以外の攻撃ボタンを押すと射撃が発生し,照準のある場所に直接攻撃判定が発生する。この射撃は空中ガード不能(空中フォルトレスディフェンスは可能)なので,相手が受身をして,空中で無防備になったところを狙い撃ちするのが主な使い道となる。また照準を動かさずに35フレームが経過すると,照準が拡大されてガード不能の攻撃となる。構え中に遠距離で相手が動かないでいるようなら,この強化版射撃で無理矢理ガードをこじ開けていこう。なおエルフェルトに特有のシステムとして,構え中はロマンキャンセルを発動しても構えが継続される(射撃中は除く)。さらにMissコンフィール構え中は,照準が瞬時に相手の場所へ移動する効果もあるので,照準が大きく外れているときはこれでフォローするのもありだ。
ロマンキャンセルを発動した際に相手が背後にいる場合,構えたまま自動で振り向くようになった(S1.1)。
カウンターヒット時に相手が上へ大きく吹き飛び,受身不能時間が増加したため,リロードからの射撃で追撃できる。通常ヒット時のダメージも30から35に増加し,リターンが大幅に増加している(S1.1)。
強化版のガード不能射撃は,始動ヒット時のダメージが75から65になり,ガード不能射撃からの追撃ダメージは減少している(S1.1)。
リロード時のテンションゲージ増加量が150から50に,パーフェクトリロード時の増加量が200から100に,射撃時の増加量が400から200に低下した(R1.03)。
ガード不能になるまでの時間が12フレーム延長された。また,ロマンキャンセルの演出中にも照準を動かせるようになった(R2)。
構え中,転がる〜Missトラヴァイエを構えるでキャンセル可能になった。相手に間合いを詰められた時の回避手段や奇襲として使いたい(R2 2.10)。
Missコンフィールを構える |
照準 |
照準(最大) |
射撃(Missコンフィール構え中P or K or S or HS) |
解除(Missコンフィール構え中D) |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 最速派生時の発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|---|---|
射撃 | 35 | 3 | 30 | -14 | 上 |
射撃(強化版) | 45 | 3 | 50 | ― | ガ不 |
■リロード
Missコンフィールの射撃後+S
Missコンフィールの射撃後に,弾込めをして再度構え直す技。射撃の直後から入力を受け付けているが,あまり時間が経ちすぎると構え自体が解除されてしまう。なお,コマンド+SのとSボタンを同時に押すことでパーフェクトリロードが発生し,一連の行動を素早く行うことが可能。この時の同時押し猶予は2フレームしかなく,さらに射撃の直後でなく少し間を置いて入力する必要がある。パーフェクトリロードが成功したかどうかは,銃を大きく振る動作のスピードで見分けられるので,トレーニングモードなどで練習してみよう。
Missトラヴァイエを構える
+HS
ショットガンを腰だめに構える必殺技。ここからは各種ボタン入力でさまざまな派生技を繰り出すことが可能で,その攻撃はどれも非常に強力。各派生技の詳細については後述するが,このMissトラヴァイエ構えがエルフェルトの攻めの中核を担っているといって過言ではなだろう。なおこの構え中のエルフェルトは各種移動が可能だが,唯一ジャンプだけができない。またMissコンフィール同様,構え中のロマンキャンセルで構えが解除されることはない(射撃中は除く)。
さらにこの技の重要な要素として,Missトラヴァイエ構え中レバーニュートラル状態で13フレーム経過することで移行する強化版の構え(以下,強化版構え)がある。体が赤く光ったのち,相手を照準に捉えるこの動作の後は,HSボタンによる射撃がより強力なものとなるのだ。強化版構えは前後の移動やしゃがむといった行動で解除されてしまうが,攻撃ボタンを使った動作では構えが維持される。これを利用することで,さまざまなコンボや連係に強化版射撃を組み込める。
Missトラヴァイエを構える |
強化状態 |
■Missトラヴァイエ構え中の派生技
■射撃〜リロード
Missトラヴァイエ構え中HS〜射撃後+HS
ショットガンを前方に向けて撃つ,射程が短い飛び道具扱いの技。発生が早く,Missトラヴァイエ中の暴れや連係に使っていける。なお,この技はヒットした間合いで攻撃力やヒット効果が変化し,近距離時は高火力で相手はダウンし,中距離時は低火力でダウンしないのけぞり効果となる。強化版構えから繰り出す強化版射撃は発生がさらに早く,巨大な攻撃判定と高い攻撃力を持つ超高性能技となる。通常版同様,ヒット時の間合いによってヒット効果が変化し,さらに近距離時は横に大きく吹き飛ばしたうえ,画面端なら壁張り付きダウンを誘発。壁張り付き時はさらなる追撃が可能なので,画面端の連続技には欠かせないパーツといえる。
また通常版・強化版共に削りダメージが非常に大きく,飛び道具を貫通して打ち消す性質を利用して,中〜遠距離での飛び道具対策としても使うことも可能。なお,射撃後は何もしなければ自動的に構えが解除される。
遠距離ヒット時のダメージが通常版・強化版共に40から35に減少,強化版近距離ヒット時のダメージが70から60に変更された(S1.1)。
通常版射撃(近距離)の攻撃力が35から30に,強化版(近距離)の攻撃力が60から55に減少した。また,リロード時のテンションゲージ増加量が100から50に,射撃時の増加量が200から100に低下した(R1.03)。
リロードは射撃後にショットガンを再装填して構え直す動作。画面端の連係で相手を削り倒したいときや,射撃を組み込んだ連続技などに重宝する。また何もせずに解除を待つよりも,リロードしたほうが若干早く行動できることも覚えておこう。
リロード時のテンションゲージ増加量が以前の半分程度まで減少している(S1.1)。
射撃 |
強化版射撃 |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|---|
射撃 | 30[20] | 3 | -2 | 全体31 |
射撃(強化版) | 55[35] | 1 | +5 | 全体29 |
全体動作 | 硬直差 |
---|---|
全体17 | -1[+6] |
■崩す
Missトラヴァイエ構え中D
両腕を振り上げたのち,相手を突き飛ばす投げ技。発生こそ遅いが出始めから投げ無敵があり,有利状況からのガード崩しとしてかなり強力。強化版射撃のプレッシャーで動けなくなっている相手を,この技でどんどん投げていこう。なおこの技は投げ技でありながら,2段目を必殺技(「射撃」を除く)でキャンセルでき,画面中央からなら吹き飛ぶ相手をブライダルエクスプレスで追撃できる。また,画面端なら突き飛ばしたあとに壁張り付きを誘発するので,キャンセルせずとも大ダメージの連続技を狙っていける。
黄色ロマンキャンセル可能時間が投げ判定の発生直前までに変更され,空振り時のリスクが増加した(S1.1)。
基底ダメージ補正が70%から60%に変更された(R1.04)。
投げ成立後,2段目をMissコンフィールを構えるでキャンセル可能になった(R2 2.10)。
攻撃力 | 発生 | 空振り硬直 | 無敵 | 基底ダメージ補正 |
---|---|---|---|---|
0・47・16 | 15 | 52 | 1〜17投 | 強制60 |
転がる〜Missトラヴァイエを構える
+K
前転で移動した後,Missトラヴァイエの構えに移行する必殺技。Missトラヴァイエの構え中に出せる同名の技と違って,動作の途中に無敵時間は無いが,前転中は姿勢が低くなるため打点の高い技を避けることが可能。前転後は自動でMissトラヴァイエの構えに派生するが,動作の途中でロマンキャンセルした場合は,Missトラヴァイエの構えには移行しない。奇襲手段のひとつとして使っていこう。また,前転の動作中は相手をすり抜けて裏側に回る性質がある。ベリーパインを相手に重ねた状態で,爆発の直前にこの技で裏側に回ることにより,強力なガード崩しを仕掛けられる。画面中央で狙ってみよう(R2)。
全体動作 | 無敵 |
---|---|
全体28 | 1〜4上半身,5〜11低姿勢,12〜13膝上 |
覚醒必殺技:ジャッジベターハーフ
+K or D
暗転後に剣を振り上げて攻撃する覚醒必殺技。多段技だが1段目がヒットすると相手をロックし,地面から湧き出た巨大なケーキと共に相手を一刀両断する。ロック時のダメージが非常に高く,ヘルファイア状態なら相手の体力を一気に消し飛ばすことも可能。発生の早さから確定反撃に使うほか,出始めからある無敵時間を活かした切り返しにも使っていける。ただし,1段目の攻撃判定は横のリーチが短いので,相手が少し離れただけで当たりにくくなる点には注意しよう。上昇部分の後半がヒットした時に相手がより高く吹き飛ぶようになり,有利時間が増えた。また,演出攻撃後のロマンキャンセル先行入力受付時間が延長された(R2 2.10)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
20×6〈20・140〉[25×6〈25・175〉] | 3+1 | -39 | 1〜9無,10〜空 |
覚醒必殺技:ジェノワーズ
+HS
バズーカ砲で巨大な弾丸を放つ覚醒必殺技。弾丸が相手に触れると炸裂し,多段ヒットの後,大ダメージを与える。弾速がそこそこ速いので遠距離からの奇襲として使えるほか,ヒット時は相手が浮くのでジャンプ攻撃や+HSなどで追撃が可能。さらにガードされてもこちらが大幅に有利と,かなりの高性能技といえる。ヒット状況を問わず攻めを継続できることを利用して,遠距離立ちSや+Pからの連係兼連続技として使っていくのがオススメだ。ちなみに,本作には覚醒技の暗転演出中にも飛び道具のみ移動するという仕様がある。これを利用して,ベリーパインを上に投げた後にジェノワーズを発動させることで,相手が暗転する前からガードを入力していなかった場合には,時間停止中にベリーパインがヒット,のけぞった相手に続くバズーカの弾丸が連続ヒットする,という連係を狙うことができる。
発生直後の攻撃判定が後ろ方向に拡大され,密着していてもヒットするようになった(R2 2.10)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|
55・17×5 | 9+3 | +27 | 全体39 |
一撃必殺技:マグナムウェディング
一撃準備後に+HS
遠距離立ちSと同じモーションで攻撃する一撃必殺技。ヒットすると愛の弾丸を放ち,相手はお花畑でメロメロになってしまう。決着条件を満たしていれば連続技に組み込むことも可能で,画面端で通常投げをロマキャンした後,すぐに一撃準備〜一撃必殺技とつなげば連続ヒットさせられる。種類 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
通常[決着条件成立時] | 9+13[5+9] | -8 | 9〜36[5〜28] |
基本コンボ解説
※このムービーは,SIGN Ver.1.1のものです。
初級編
1.【しゃがみK→近距離立ちS→足払い】[C]→ブライダルエクスプレス(ダメージ70)
基本となる下段始動の連続技。しゃがみK始動を立ちK始動に変えた場合のダメージは88。足払いは遠距離立ちSやしゃがみSからでもつながるので,難しい場合はしゃがみSで代用しよう。ブライダルエクスプレスは相手を画面端に運びやすいのが利点だが,起き攻めを重視する場合はブライダルエクスプレスではなく,ベリーパインでキャンセルしたほうが余裕を持って起き攻めを仕掛けやすい。状況に応じて使い分けよう。2.(相手空中)近距離立ちS[JC]→ジャンプ【P→S→HS→D】([C]空中ベリーパイン)(ダメージ103)
上方向に強力な判定を持つ,近距離立ちS対空からの連続技。近距離立ちSは相手とのX軸方向の距離が近い場合にしか発生しない点に注意。近距離立ちSが低い位置で当たった場合は,ジャンプPのあとにジャンプKを挟んで相手の浮きの高さを調整しないと,最後のジャンプDがヒットしにくい。ジャンプHSやジャンプDを低い位置で空中ヒットさせるとダウンを奪えるので,このあとはベリーパインを使った起き攻めを仕掛けていこう。ジャンプDを省いてジャンプHSでダウンを奪うと,ダメージは落ちるが相手との距離が離れないので近い間合いから起き攻めに行ける利点がある。なお,カイには最後のジャンプDが当たりにくい。
3.+P[C]ジェノワーズ→ダッシュ〜ジャンプ【K→S→HS→D】([C]空中ベリーパイン)(ダメージ122)
発生の早い中段技である+P始動の連続技。ジェノワーズまではガードされても有利なので入れ込んでおき,暗転中にヒット確認をしてから追撃しよう。ジェノワーズをブライダルエクスプレス[RC]で代用すると,ガードされたときの有利時間が若干長くなる。その場合はダッシュを長めにしたあとに近距離立ちSを挟むこと(ダメージ108)。またカイには最後の部分をジャンプ【K→P→S→HS→D】に変えると最後までつなげやすい。4.ダストアタック〜→ジャンプD→ジャンプD→ジャンプ【S→P→S】[JC]→ジャンプ【S→P→S→HS→D】(ダメージ115)
ダストアタックからの空中連続技。最初のジャンプD→ジャンプD→ジャンプSはガトリングコンビネーションのようにつながるので,タイミングよくボタンを押せばOKだ。※このムービーは,SIGN Ver.1.1のものです。
中級編
5.+HS(カウンターヒット)[C]→Missトラヴァイエを構える→前進〜突き上げる[C]解除→近距離立ちS[JC]→ジャンプ【P→K→S→HS→D】(ダメージ142)
ジャンプ防止兼地上けん制の+HSがカウンターヒットしたときの連続技。「突き上げる」を相手に近づいて当てることで,解除後の近距離立ちSが遠距離立ちSに化けにくくなる。ただし,ダッシュしてしまうと「突き上げる」自体が勢い余って相手の背後に回り,空振りしてしまいかねないので気をつけよう。なお,空中カウンターヒットすると地面バウンドの高さが変化するため,当たった位置によっては若干待ってから「突き上げる」を入力したり,ジャンプKを省くなどのアドリブが必要になる。トレーニングモードで練習するときは,トレーニングダミーをジャンプさせ続け,ヒット位置がランダムになるようにして練習するといい。
6.(相手画面端)ダストアタック〜→【近距離立ちS→足払い】→[C]→Missトラヴァイエを構える→(強化版構え)→強化版射撃→リロード→(強化版構え)→強化版射撃→ダッシュ〜近距離立ちS[JC]→ジャンプ【P→K→S→HS→D】([C]→空中ベリーパイン)(ダメージ145)
画面端での横ダストからの連続技。壁張り付き後の【近距離立ちS→足払い】で地面へ引き戻し,Missトラヴァイエを構えるから強化版射撃で再度壁張り付きを狙う。強化版構えへの移行にかかる時間はおよそ0.2秒なので,レバーニュートラルで待つタイミングを感覚で覚えるようにしたい。なお,ファウストには近距離立ちSを当てるのを少し遅らせて出すことで完走できる。ラムレザルには後半部分のジャンプPを省くこと。「XrdR」ではダストアタックの仕様が変わったため,ダストアタック〜ヒット時には以下のものを使おう。
(相手画面端)ダストアタック〜→+HS→+HS[C]→Missトラヴァイエを構える→(強化版構え)→強化版射撃→リロード→(強化版構え)→強化版射撃→ダッシュ〜近距離立ちS[JC]→ジャンプ【P→K→S→HS→D】([C]→空中ベリーパイン)(ダメージ155)
こちらのレシピの場合,壁張り付き後の地面への引き戻しには+HS→+HSを使用する。
7.(相手画面端)Missトラヴァイエを構える→崩す→(強化版構え)→突き上げる→強化版射撃→リロード→(強化版構え)→強化版射撃→ダッシュ〜ジャンプ【P→K→S→HS→D】→遠距離立ちS→立ちHS〜派生×4(ダメージ142)
Missトラヴァイエ構え後の「崩す」始動の連続技。この構成は始動前に強化版構えである必要がないのがポイントで,「崩す」と「突き上げる」の間に構えの強化を行う。一瞬だけ待って,赤く光ったら即座に「突き上げる」を繰り出すこと。その後の強化版射撃は目押しでつなぐことになるが,ここが難しいので要練習だ。なおカイ,ポチョムキン,チップ,ヴェノム,ベッドマン,エルフェルトには後半がヒットしないので,強化版射撃後のレシピをダッシュ〜近距離立ちS[JC]→ジャンプ【P→K→S→HS→D】に代えるといいだろう。