※赤字で表記されているものは,アップデートなどで追記を行った部分です。対応するアップデートのバージョンを,文末に記載しています(S1.1→SIGN Ver.1.1,R1.04→REVELATOR Ver.1.04など)。
※緑字で表記されているものは,「REV 2」以降のアップデートで追記を行った部分です。対応するアップデートのバージョンを,文末に記載しています(R2→REV 2,R2 2.10→REV 2 Ver.2.10)。
プロフィール
無骨で面倒くさがり屋。口数は少なく,必要最低限度の言葉しか口にしない。説明や表現が苦手であり,話すより強引な行動や態度で示す事が多い。一般的には自己中心的で乱暴と評されるが,一部の行動を共にする仲間からは「しょうがない奴」と受け入れられている。(CV:中田譲治)身長 | 184cm |
体重 | 74kg |
出身 | アメリカ |
血液型 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
大切なもの | QUEENの「シアーハートアタック」のレコード |
趣味 | QUEENを聴くこと |
嫌いなもの | 努力,がんばること |
基本性能
ソルは火力の高さに加え,発生の早い近距離技,ガード崩しのコマンド投げを備えた,接近戦に秀でたキャラクターだ。強力な無敵技であるヴォルカニックヴァイパーに,1フレームで空中判定となるライオットスタンプなど,切り返し技にも優秀なものが揃っている。必殺技はどれも高性能なので,初心者のうちはこれらを適当に出しているだけでも戦うことができるだろう。一方で,中級者以上になると地上戦で苦戦しがちになってくる。けん制に適した中距離技の数が限られているため,どこかで勝負に出る必要があるのだ。バンディットブリンガーやファフニールといった突進技を相手のけん制に差し込んで,むりやりリターンを引き出していこう。緻密な戦略の中にもある種の大胆さが求められる,駆け引きの妙を楽しむには最適なキャラクターだ。
なお,ソルといえば,強化技であるドラゴンインストールを抜きに語ることはできない。効果時間中は,圧倒的性能で爽快感のあるプレイが楽しめる。ぜひお試しあれ。
ダッシュから遠距離立ちSでけん制し,ジャンプHSで跳び込んで接近戦に持ち込む。相手が迎撃してくるようなら,対空潰しの砕けろの出番だ。これらを駆使して,とにかく接近できるかどうかが勝負のカギを握る |
接近後はガトリングからガンフレイムを繰り出し,相手のガード硬直が解けると同時に黄色ロマンキャンセル。火柱を追いかけてラッシュを継続するのだ |
コマンドリスト
必殺技 | |
---|---|
ガンフレイム | +P |
ガンフレイム(フェイント) | +P |
ヴォルカニックヴァイパー | +S or HS(空中可) |
└ 叩き落とし | ヴォルカニックヴァイパー中+K |
バンディットリヴォルヴァー | +K(空中可) |
バンディットブリンガー | +K長押し |
砕けろ | 空中で+K |
ぶっきらぼうに投げる | 相手の近くで+K |
ライオットスタンプ | +K |
グランドヴァイパー | +S |
ファフニール | +HS |
P.B.B. | 空中かつ相手の近くで+K(ドラゴンインストール状態専用技) |
覚醒必殺技 | |
タイランレイブver.β | +HS or D |
ドラゴンインストール | +HS(空中可) |
一撃必殺技 | |
ブランディングブリーチ | 一撃準備後に+HS |
ガトリングルート
共通動作&カラーバリエーション
挑発1 |
挑発2 |
敬意1 |
敬意2 |
一撃準備 |
通常技解説
立ち攻撃
しゃがみ攻撃
地上特殊技
ジャンプ攻撃
共通システム技
必殺技解説
ガンフレイム / ガンフレイム(フェイント)
+P / +P
前方に火柱を発生させて攻撃する飛び道具技。ヒット時は相手を浮かせる効果があるのでので,ダッシュからすかさず追撃を狙っていこう。地上けん制として使うときは,相手のけん制技がギリギリ届かない間合いから出すのが基本。ただし,空中ダッシュ攻撃には弱いので注意したい。固めに使うなら,密着状態からでなく,2本目の火柱以降を当てると硬直差で有利となる。黄色ロマンキャンセルも可能なので,火柱を追いかけて攻めの起点としても活用できる。ガンフレイム(フェイント)は,動作を途中で止めるフェイント技。ガンフレイムに反撃を狙っている相手へのフェイントとして機能する。テンションゲージがそれなりに溜まるので,遠距離でのゲージ溜めにも有用だ。
前ダッシュの慣性の影響を受けるようになった(R2)。
ドラゴンインストール時は火柱がより巨大になる一方で,前には進まずその場で爆裂する技となる。ヒットすると相手が浮くのは変わらないので追撃は可能。削りダメージが大きく,ガードさせるだけでも相手の体力を大きく削れるのが強みだ。
ガンフレイム |
ガンフレイム(フェイント) |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|
50→42→30→30 | 20 | -4 | 全体50 |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|
50 | 20 | +3 | 全体36 |
ヴォルカニックヴァイパー〜叩き落とし
+S or HS(空中可)〜ヴォルカニックヴァイパー中に+K
炎をまといながら上昇する無敵技。発生が早いだけでなく,発生後まで無敵があるため,切り返し手段として非常に優秀な性能を持つ。S版は発生が少し遅く,横のリーチも短い。HS版は発生は早いが,高くまで上昇するためスキが大きい。2段目だけカウンターヒットすると相手は受け身が取れず,ダッシュ慣性が乗っていれば,立ちKやファフニールなどで追撃可能だ。空中版は連続技の締めとして便利。なお,地上版,空中版共通でロマンキャンセルは赤のみ可能なので,空振りだけはしなように注意しておこう。
叩き落としはヴォルカニックヴァイパー後の派生専用技で,ヒットするとダウンを奪える。連続技の締めに使う以外に,ヴォルカニックヴァイパー空振り時も出せることを利用して,着地タイミングをズラす用途にも使える。相手の反撃ミスを誘う行動だが,読まれるとカウンターヒットから手痛い反撃を受けてしまう。
ドラゴンインストール時は,S版は3ヒット技に,HS版は10ヒット技に変化する。通常版と比べるとHS版の発生が遅くなっていることに注意。叩き落としは通常版と違い,相手を斜め下に叩きつけるので画面中央ならドラゴンインストール終了時のスキを軽減できる。
通常版,ドラゴンインストール版共に,地上S版2段目の出始めの攻撃判定が拡大された。この変更により,地上連続技からSヴォルカニックヴァイパー〜叩き落としまでの連係がヒットしやすくなっている(R2 2.10)。
通常版の地上Sヴォルカニックヴァイパーの2段目の受け身不能時間が若干増加された(R2 2.10)。
ヴォルカニックヴァイパー |
叩き落とし |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|---|
S版 | 40・25 | 7 | -26 | 1〜9無,10〜12打,10〜空 |
HS版 | 40・25 | 5 | -41 | 1〜6無,7〜11打,7〜空 |
空中S版 | 32・20 | 5 | ― | 1〜9打 |
空中HS版 | 40・20 | 5 | ― | 1〜11打 |
叩き落とし | 16 | 11 | ― | ― |
ドラゴンインストール版ヴォルカニックヴァイパー |
ドラゴンインストール版叩き落とし |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|---|
S版 | 40・20×2 | 7 | -17 | 1〜9無,10打,10〜空 |
HS版 | 60・12×9 | 7 | -71 | 1〜9無,10〜空 |
空中S版 | 32・20×2 | 5 | ― | 1〜6打 |
空中HS版 | 60・12×9 | 7 | ― | 1〜9打 |
叩き落とし | 16 | 11 | ― | ― |
バンディットリヴォルヴァー
+K(空中可)
ヒザ蹴りからカカト落としを繰り出す2段技。2段目がヒットするとダウンを奪えるので,主に足払いからの連続技として使用することになる。また2段目の先端のみが当たるようにすると,ガードされても反撃は受けない。ガトリングで距離を調整してから繰り出せば,仕切り直そうとしてジャンプする相手にヒットしやすい。空中版は2ヒット技となり,ヒット時は相手を目の前にたたき付けるようにダウンさせる。ヴォルカニックヴァイパーより相手を運ぶ距離が長いのが特徴。また,横へのリーチがそこそこ長いため,空中連続技でヴォルカニックヴァイパー〜叩き落としが空振りそうな場面などで使っていこう。相手が斜め上の位置関係になるよう調整すれば,ジャンプKorS空中ヒット後に1段目の膝蹴りが空振りしても,カカト落とし部分が連続ヒットする。そのため,アドリブ次第でさまざまな状況から空中連続技でダウンを奪いやすくなっている(R2)。
空中版の横方向への吹き飛びが増加され,空中連続技時に逆方向に吹き飛ぶことが減っている。また,2段目の攻撃発生が早くなり,攻撃判定の持続も延長されている(R2 2.10)。
ドラゴンインストール時は4ヒット技となりダメージが強化。さらに画面端で地上ヒットすれば,発生3フレームの技で追撃が可能だ。
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|---|
地上版 | 20・40 | 9 | -5 | 1〜3打,9〜空&足元 |
空中版 | 22×2 | 4 | ― | 1〜3打 |
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|---|
地上版 | 20×3・50 | 7 | +4 | 1〜3打,7〜空&足元 |
空中版 | 22×4 | 4 | ― | ― |
バンディットブリンガー
+K長押し
斜めに飛び上がったのち,こん身のパンチを振り下ろす中段技。発生は非常に遅いものの,移動中は空中にいるので地上けん制技を避けつつ攻撃できる。ヒットすると斜めにバウンドし,ダッシュから追撃できる。一方で,カウンターヒットすると真上に高く浮き上がるため,追撃に再度バンディットブリンガーを決められる。そのほか,ロマンキャンセルを絡めた連続技にも重宝する。コマンドの仕様変更により,〜+K長押しと入力するとぶっきらぼうに投げるを暴発させずにダッシュからバンディットブリンガーをくり出せるようになった(R2)。
ドラゴンインストール時は,攻撃判定が巨大になり,ヒット時には転がりダウンを誘発するようになる。攻撃が出切ってしまえば,無敵技以外で対空されることはほぼないだろう。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
50 | 32 | ±0 | 1〜3打,9〜空&下半身 |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
50 | 30 | ±0 | 1〜3打,7〜空&下半身 |
砕けろ
空中で+K
空中から急降下しながらキックで強襲し,着地と同時に火柱を発生させる。発生前に空中に停滞するモーションが一瞬あるため,相手の対空技を避けつつ攻撃ができる。火柱さえ当てることができれば反撃は受けないので強気に使っていこう。ただし,ソル本体と火柱のあいだにスキ間があり,近い位置で相手に直前ガードされると,火柱が空振って大きなスキをさらけ出すことになることがある。要注意だ。効果前の停滞モーション中のくらい判定が拡大され,やや迎撃されやすくなった。また,キックをガードさせたときの距離が離れにくく,近い間合いでガードされると火柱が空振りしやすくなったので,慎重に使いたい。基底ダメージ補正85%が追加され,連続技の威力も減少している(S1.1)。
ドラゴンインストール中は,着地時の爆発が広範囲となり,ヒットすると吹き飛びダウンするようになる。ダッシュから追撃が狙えるので,画面端での連続技にも便利。またソルの背後にも攻撃判定があるので,めくりも狙える。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|
28・20 | 22 | +2 | 上 / 空 |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|
28・20 | 13 | +7 | 上 / 空 |
ぶっきらぼうに投げる
相手の近くで+K
相手を掴んだのち,地面に叩きつけるコマンド投げ。相手は地面でバウンドするため,その後はさまざまな追撃を決めることができる。通常投げより発生は遅いものの投げ間合いが広く,ソルの崩し手段の主力を担う技といえる。コマンド完成時に上方向を入力すると発動しないようになった(R2)。
ドラゴンインストール時も,ダメージが大きい以外に通常版と大きな違いはない。そもそもの演出時間が長いため,途中で効果時間が切れてしまうことが多いのが難点か。
通常版,ドラゴンインストール版ともに,黄色ロマンキャンセル可能時間が投げ判定発生直前までに変更され,空振りしたときのリスクが増加した。とくに通常版は空振り時の硬直が10フレーム増加しているので注意(S1.1)。
通常版,ドラゴンインストール版ともに,ヒット後のロマンキャンセル先行入力受付時間が延長された(R2 2.10)。
攻撃力 | 発生 | 空振り硬直 | 基底ダメージ補正 |
---|---|---|---|
0・40 | 4 | 全体45 | 強制60 |
攻撃力 | 発生 | 空振り硬直 | 基底ダメージ補正 |
---|---|---|---|
0・80 | 4 | 全体35 | 強制60 |
ライオットスタンプ
+K
画面端に向かって跳躍し,壁を蹴った反動で相手に向かって飛び蹴りを繰り出す。ヒットまたはガードされると追加の蹴りに移行。この蹴りには地面バウンドを誘発させる効果があり,その後は空中ダッシュ〜ジャンプHSなどで追撃が可能だ。1フレーム目から空中判定になることを活かし,画面端を背負った状態での暴れ技として使っていこう。通常版はダメージが10・30から30・50に増加。代わりに基底ダメージ補正75%が追加されたため,長い連続技だと最大ダメージがやや減少する(S1.1)。
ドラゴンインストール版は,2発目の蹴りと同時に相手の周囲が大爆発するようになる。この爆発にもダメージがあり,さらに追撃も狙える。爆発があるためガードされてもソル側が大幅有利となり,攻めを継続できるのが強みだ。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
30・50 | 壁接触後10 | +6 | 1〜空&下半身 |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
10・30・20×5 | 壁接触後10 | +45 | 1〜空&下半身 |
グランドヴァイパー
+S
地上を低姿勢で突進したのち,跳び上がりながら連続攻撃を繰り出す,レバーの左右とボタンの連打――いわゆるレバガチャで地上での突進距離が変化し,さらにヒット数も伸びるという特性を持つ(最大で地上6ヒット+空中3ヒット)。地上突進中は非常に姿勢が低く,足元を攻撃する技以外はすり抜けつつの攻撃が可能。基底ダメージ補正が80%掛かるが,元々のダメージが大きいので連続技に組み込んでフルヒットさせればかなりの大ダメージとなる。なお,ロマキャンは赤のみ可能なので,空振りしてしまうとフォローが利かない点には注意しておこう。
レバーとボタンの追加入力で,ヒット数が増加しやすくなった(S1.1)。
前進するまでのタイミングが早くなり,さらに地上突進部分の速度も上がっている。これらの変更により,これまでつながらなかった状況でも連続技に組み込めるようになっている(R2 2.10)。
ドラゴンインストール版は,突進で通過した場所に火柱が発生するようになる。このためジャンプで避けられても火柱がヒットしやすいのがポイントだ。各種ロマンキャンセルも可能になってフォローしやすく,さらにレバガチャしなかった場合には浮いた相手に追撃も狙える。
突進中の火柱部分のヒット効果が必ずソル側に吹き飛ぶよう変更された(R2)。
通常版,ドラゴンインストール版共に,落下部分の前方向への移動速度が増加した。この変更により,バーストで確定反撃を狙う相手との距離が離れるようになり,ダメージの高いコンボが入りにくくなった(R2 2.10)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
11×2〜6・18×3 | 17 | -56 | 1〜4・17〜21低姿勢,5〜16超低姿勢,24〜25打,38〜43打 |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
{8・20}×4〜11・8・26×3 | 11 | -56 | 1〜10超低姿勢,11〜25低姿勢,28〜29打,42〜47打 |
ファフニール
+HS
力強く拳を突き出して攻撃する突進技。発生は遅いがガードされてもソル側が有利で,かつ相手のR.I.S.C.レベルを溜めやすい。ヒット時は転がりダウンを誘発し,画面端なら追撃も可能。カウンターヒットなら画面中央からでもダッシュしての追撃が間に合う。ただし,この技は通常技をキャンセルして出すことができない制約があるため,使いどころには工夫が必要。けん制として相手の技の空振りに差し込んだり,ガンフレイムの後半部分をガードさせたあとに狙うなど,発生の遅さを補う使い方が望ましい。なお基底ダメージ補正は55%と,かなり重い。
通常版は攻撃レベルが3に減少し,直前ガードされた場合はソル側が不利になるように。ただし,発生が早い立ちKや遠距離立ちSがあるため,強気に攻めていい場面は多い(S1.1)。
また,カウンターヒット時に相手が転がる時間が減少。代わりに攻撃力が8増加した(S1.1)。
ドラゴンインストール版はヒット数が3ヒットに増加。攻撃レベルの高さと相まって,R.I.S.C.レベルをより増加させやすくなっている。
こちらは通常ヒット時の転がる時間が,通常版のカウンターヒット時と同じ程度にまで減少した。代わりに基底ダメージ補正が55%から75%に緩和され,その後の連続技で大きなダメージを期待できる(S1.1)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|
58 | 18 | +2 | 上 |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|
40×3 | 18 | +4 | 上 |
覚醒必殺技:タイランレイブver.β
+HS or D
こん身のアッパーに続き,巨大な炎をまとったストレートパンチを繰り出す覚醒必殺技。ヒット時は画面中央なら確定ダウンを奪い,画面端ならば壁バウンドを誘発して追撃が可能。足払いの単発ヒット確認から連続技にできれば,強力な武器となる。なお,出始めに打撃無敵が付与されているものの,ソルにはヴォルカニックヴァイパーという強力な切り返し技があるため,この技を割り込みに使う機会は少ないだろう。攻撃力が80・60から80・70に増加した。また,2段目のR.I.S.C.レベル減少値が一度だけ大きく減少する仕様が削除。連続技に2回組み込んでも同様のR.I.S.C.レベル減少が発生するようになったが,与えるダメージは本バージョンのほうが大きい(S1.1)。
ドラゴンインストール版は多段ヒットするようになり,攻撃力が大幅に強化。相手にもよるが体力の半分近くを吹き飛ばす勢いで,ガード時でも無視できないほどの削りダメージが発生する。ヒット後は壁張り付きを誘発するので,さらなる追撃も可能だ。サイクバースト不能なので,トドメとしても抜群の性能といえる。出始めの打撃無敵が延長されているので,切り返しとしても安定して使っていける。
こちらはストレート部分の内側の攻撃判定が拡大され,密着している相手に当たらなかったものが,きちんとヒットするようになった(S1.1)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
80・70[100・87] | 5+1 | -15 | 1〜8打[1〜8無] |
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
80・20×15 | 7+1 | -18 | 1〜18打 |
覚醒必殺技:ドラゴンインストール
+HS(空中可)
植え付けられたギア細胞を活性化させ,戦闘力を一時的に強化する覚醒必殺技。効果中は各種必殺技がパワーアップするだけでなく,通常技のスピードや移動速度も大幅に強化される。効果時間は6秒間で,ヘルファイア中なら1.2倍の7.2秒持続する。効果時間が切れるとうずくまり,約1秒ほどの大きなスキを見せてしまう。持続中は凶悪な強さを誇るが,全体的に多段ヒットする技が多くなるため,相手のバーストゲージを溜めやすい面もある。自分と相手のゲージをよく見て,使うべきかどうか慎重に判断することだ。
ドラゴンインストール発動 |
効果時間が切れたとき |
全体動作 | 無敵 | 持続時間 |
---|---|---|
全体19(暗転19) | 7〜19無 | 持続時間420F(ヘルファイア時504F) / 効果終了時の動作:全体62F,テンションゲージ0になる |
■ドラゴンインストール時専用技:P.B.B.
ドラゴンインストール中,空中かつ相手の近くで+K
空中で横方向に高速移動し,相手を掴んだあと爆発と共に吹き飛ばす。空中投げ扱いの技で,ドラゴンインストールを空中ガードでやり過ごそうとする相手を捕らえるのに重宝する。投げ技ではあるが空中連続技に組み込むことができ,さらにサイクバーストも掴めるので,サイクバーストで脱出できない連続技を構築することが可能だ。ヒット後は相手との距離が離れるため,ドラゴンインストール終了時のスキを安全にやり過ごせる。攻撃力が大幅に増加し,その威力は覚醒必殺技のタイランレイブver.βを超えるほど。ヒット時には,大きな見返りを期待できる(S1.1)。
ヒット後のロマンキャンセル先行入力受付時間が延長された(R2 2.10)。
攻撃力 | 発生 | 基底ダメージ補正 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|
0 ・60・100 | 9 | 強制60 | 空投 |
一撃必殺技:ブランディングブリーチ
一撃準備後に+HS
ファフニールと似たモーションで襲いかかり,こん身のボディブローと共に業火で敵を焼き尽くす一撃必殺技。暗転と同時に無敵になるので,割り込みで狙ってみるのも手ではある。テンションゲージが100%ある状態で決着条件を満たしていれば,ぶっきらぼうに投げるRC→一撃準備から連続技になるので覚えておこう。種類 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
通常[決着条件成立時] | 9+16[5+15] | -21 | 1〜8上半身,9〜31無[1〜4上半身,5〜25無] |
基本コンボ解説
※このムービーは,SIGN Ver.1.1のものです。
初級編
1. 【立ちK(1段目)→近距離立ちS→足払い】[C]→バンディットリヴォルヴァー(ダメージ94)
ダッシュで接近したときの基本連続技。足払いヒット後は,相手キャラクターと間合いによってバンディットリヴォルヴァーのつながりやすさが異なる。チップにはとくにつながりにくいので注意すること。また足払いのキャンセルは最速で行うように心がけよう。2. (相手空中)立ちK[JC]→ジャンプ【K→S】[JC]→ジャンプ【S→HS(1段目)】[C]→空中バンディットリヴォルヴァー(ダメージ104)
立ちKで対空迎撃したときの連続技。立ちKからのジャンプキャンセルは,ボタン入力直後からレバー上方向を入れ続け,ジャンプするタイミングでKボタンを押すといい。最後の空中バンディットリヴォルヴァーは空中コンボの締めとしてヒットしやすく安定するため,慣れないうちはほかの連続技もすべてこれで締めて問題ない。なお,最後の締めはSヴォルカニックヴァイパー〜叩き落としにしたほうがダメージが高いが,相手との距離や高度,またキャラクター次第でヒットしない場合があるので難しくなってしまう。
3. ぶっきらぼうに投げる→しゃがみHS[JC]→ジャンプS[JC]→ジャンプ【S→HS】[C]→HSヴォルカニックヴァイパー〜叩き落とし(ダメージ119)
コマンド投げでガードを崩したときの連続技。しゃがみHSは少し引きつけて当てると叩き落としまでつながりやすい。最初のしゃがみHSを前進〜【立ちHS→しゃがみHS】にすると,難度は上がるが総ダメージ133と,若干のダメージアップが図れる。なお,画面端では最初のしゃがみHSの前にダッシュを挟むことで,下を潜って位置の入れ替えができる。相手を画面端から逃したくない場合に活用しよう。
4. ダストアタック〜8→ジャンプD→ジャンプD→ジャンプS[JC]→ジャンプ【S→HS】[C]→HSヴォルカニックヴァイパー〜叩き落とし(ダメージ119)
中段技であるダストアタックからの連続技。ダストアタック後は,ジャンプDを連打して2回当てる。それ以後は通常の空中連続技と同じように入力していけばOKだ。中級編
5. 【遠距離立ちS→立ちHS】[RC]→バンディットブリンガー→ダッシュ〜【立ちK(1段目)→しゃがみHS】[JC]→ジャンプS[JC]→ジャンプ【S→HS】[C]→Sヴォルカニックヴァイパー〜叩き落とし(ダメージ171)
地上けん制技の遠距離立ちSがヒットしたときの連続技。立ちKはできるだけ引きつけて拾い,次のしゃがみHS後は遅めにを入力すると,ダッシュ慣性を残したジャンプキャンセルになるので相手と密着しやすい。なお,バンディットブリンガー後の浮きがソルから遠い場合は,立ちKがつながりにくい。その場合は遠距離立ちSで拾って,キャンセルHSヴォルカニックヴァイパー〜叩き落としで締めるといい。
6. (相手画面端)【立ちK→+P→立ちHS】[JC]→ジャンプD→ジャンプD(→着地)→ファフニール→ダッシュ〜【+P→立ちHS】[JC]→ジャンプD[C]→砕けろ(→着地)→+P[C]→バンディットリヴォルヴァー(ダメージ182)
画面端始動の高火力コンボ。ジャンプD→ジャンプD部分は,一回目のジャンプDの硬直が切れたあと,目押しで再びジャンプDを出す。ただし,最初のジャンプDをジャンプ直後に出さないと,2回目のジャンプDが発生する前に着地してしまう。その後のファフニールは,少しだけ遅めに出すこと。なお,メイ,ミリア,イノにはファフニールが入らないが,最初の+P後に遅めに近距離立ちSJC→ジャンプDで拾うと,高難度だが入るようになる。難しい場合はファフニール以降をダッシュ〜ジャンプ【K→D】[JC]→ジャンプD[C]→空中Sヴォルカニックヴァイパーで妥協しよう。
2回目と3回目の+P後は遅めにキャンセルする。相手との間合いが離れず,次の攻撃につなげやすい。
7. ファフニール(カウンターヒット)→ダッシュ〜【+P→立ちHS】[JC]→ジャンプD→ジャンプD(→着地)→ダッシュ〜ジャンプD→ジャンプK[垂直JC]→ジャンプD[C]→砕けろ→+P[C]→バンディットリヴォルヴァー(ダメージ147)
ファフニール後に発生する転がりダウンは,完全にダウンする少し前にやられ判定が極端に小さくなるタイミングがあることに注意。打点の低い攻撃以外は空振りしてしまうので,+Pや立ちHSで追撃する場合は,少し待ってダウン直前ぐらいを狙うこと。またミリア,イノ,ラムレザルには,最初の+Pさえ省けば最後までつながる。メイにはファフニール後をダッシュ〜【しゃがみS→しゃがみHS】[JC]→ジャンプD→ジャンプD→ダッシュ〜ジャンプD[垂直JC]→ジャンプD[C]→砕けろ+P[C]→バンディットリヴォルヴァーにする。このときの垂直ジャンプキャンセルは,少し遅めに入力すること。